「Shibuya Sakura Stageしぶやさくらまつり」が3月10日より開催。落合陽一による展示やライブパフォーマンスも

渋谷の新たな次世代型ランドマーク「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」で、竣工後初の施設回遊イベント「Shibuya Sakura Stageしぶやさくらまつり」が3月10日より開催される。

 昨年11月30日に竣工した渋谷の新たな次世代型ランドマーク「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」で、竣工後初の施設回遊イベント「Shibuya Sakura Stageしぶやさくらまつり」が3月10日より開催される。

 同イベントは、桜丘地区で地元の人々に親しまれてきた桜を楽しむ「第32回 渋谷桜丘桜まつり」(渋谷駅前共栄会主催)と連動するかたちで実施されるもの。ミニシアターや楽器店、ギャラリーなど趣味を楽しむローカルカルチャーが根付くこの地域において、同地の魅力を守り、次世代へと継承していくことが目的となっている。

 会場エリアでは落合陽一が手がけるインスタレーション「幽体共鳴する空性の桜 - Phantom Resonance of nulled cherry blossoms-」も公開(2月27日〜3月24日)。桜丘エリアの象徴である「桜」の移ろいゆく姿を、リアルタイム生成AIと新技術を駆使して描き出すものとなっている。

若い頃も一瞬で過ぎ去り,白髪頭の老年を迎える.人の営みは日々変わらないが時間は過ぎていき,人生もまた一炊の夢のようである.計算機自然における質量ない桜もまた質量のある桜との間を行き来し,その往来の中に人の人生や営みを連鎖させ続けている.本作品は環境と無限反射LEDミラーの様子をリアルタイムに生成AIで変換するとともに,計算機自然における共鳴する桜の姿を描き出す.
(リリースより、落合陽一 作品コンセプト )

 また、3月22日には同氏によるライブパフォーマンスも実施予定。無限反射LEDミラーとリアルタイム生成AIを駆使して、現実の桜とデジタルの桜の共鳴を壮大なビジュアルとともに生み出すものとなる。

 ほかにも、同イベント期間中には数々のイベントが実施予定だ。ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがだろうか。

編集部

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