「五十嵐威暢アーカイブ」が金沢工業大学にオープン。「デザインとアート」を柱とした感性教育の拠点に
金沢工業大学ライブラリーセンターに、国際的に活躍する彫刻家でグラフィックデザイナーの五十嵐威暢の作品や資料を収蔵する「五十嵐威暢アーカイブ」がオープンした。同アーカイヴが目指すものとは?
金沢工業大学ライブラリーセンターに、国際的に活躍する彫刻家でグラフィックデザイナーの五十嵐威暢の作品や資料を収蔵する「五十嵐威暢アーカイブ」がオープンした。同アーカイヴが目指すものとは?
日本の美術工芸品の魅力を国内外で紹介する特別展「ひかりの底」がTERRADA ART COMPLEXⅡ BONDED GALLERYで開幕した。キュレーターは橋本麻里。会期は会期は11月21日まで。
画家・安藤裕美の個展「学舎での10年をめぐって 『ナビ派』と『パープルーム』への眼差し」が神奈川県相模原市のパープルームギャラリーで開催される。本展は同ギャラリーの取り壊し直前に行われる、安藤による最初で最後の個展となる。会期は11月10日〜20日。
メンテナンスのため長期休館している三菱一号館美術館の再開館日が来年11月23日に決定した。19世紀末のパリで活躍したロートレックと、現代美術家のソフィ・カルの作品を展示する「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称)も開催する。会期は2024年11月23日〜2025年1月26日。
キヤノン最新のデジタルイメージング技術と京都伝統工芸の技によって、日本の文化財の高精細複製品を制作する「綴プロジェクト」。長谷川等伯筆《松林図屏風》など8点が、東京・品川のキヤノンギャラリーSに結集した。
今年2月から6月にかけ、オランダ・アムステルダム国立美術館で開催された史上最大規模の「フェルメール展」。65万人を動員したこの展覧会がアート・ドキュメンタリー映画として24年2月2日より公開される。
東京・池袋に「アニメ東京ステーション」が10月31日にオープンした。アニメ資料のアーカイヴ収蔵を行うとともに、「NARUTO ─ナルト─」の企画展なども開催している。
第14回
多様な手法と引用を駆使し、新たな抽象表現主義的絵画を打ち出す若き画家ローレン・クイン。Blum & Poe東京での「Salon Real」と題された日本初個展を機に、創作過程、抽象と具象の関係性、ジェンダー、そして歴史との対話について話を聞いた。
ニューヨークのガゴシアンで9月12日〜10月21日、石田徹也の個展「My Anxious Self」が開催された。労働や社会規範といった人間社会の閉塞的なシステムを描いた石田を、改めて美術史のなかに位置づけようとした本展をレポートする。
日本の美術工芸品の魅力を国内外で紹介する特別展「ひかりの底」がTERRADA ART COMPLEXⅡ BONDED GALLERYで開催される。会期は11月1日〜21日。キュレーターは橋本麻里。
第13回
1980年代のニューヨークにおいてストリートとポップの系譜に基づいた表現で、独自のポジションを築いてきたケニー・シャーフ。日本では30年ぶりとなる新作個展に合わせて、ニューヨークの路上で出会い、いまも追い続けているヴィジョンについて話を聞いた。
20世紀アメリカ美術の巨匠、マーク・ロスコのパリでの24年ぶりの大回顧展が始まった。その謎めいた作品と展示される空間にまつわる数々のポレミックを経て、1999年のパリ市立近代美術館での展覧会でも協働したアーティストの遺族とベテラン学芸員により実現した新たな展覧会をリポートする。
洋菓子「シガール」で知られるヨックモックの会長・藤縄利康のプライベート美術館で、今年3周年を迎えた「ヨックモックミュージアム」。その第4弾となるコレクション展「ピカソ いのちの讃歌」が開幕した。会期は2024年10月14日まで。 ※2024年5月31日に閉幕日を更新いたしました。
東京・銀座のアーティゾン美術館で開催中の「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」。山口晃がセザンヌや雪舟などの作品、そして完全新作のインスタレーションを通して「サンサシオン」(感覚)の重要性を問いかけるこの展覧会について、キュレーターで東北芸術工科大学教員の小金沢智が迫る。
日本国内のギャラリーがホストとなり、海外のギャラリーを招いてブースを共有して出展する「コラボレーション」がモデルとなっている京都のアートフェア「Art Collaboration Kyoto」(ACK)。なぜ、このモデルは有効に働いているのか? 3回目のフェアから考える。
国際デザインカンファレンス「WDO 世界デザイン会議 東京2023」が10月27日より3日間の会期で開幕。千葉大学 デザイン・リサーチ・インスティテュートで開催された初日の研究・教育フォーラムについて、その様子と論点をレポートする。
東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイスセンター広場などを中心に「恵比寿映像祭2024 『月へ行く30の方法』」が開催される。会期は2024年2月2日〜18日。
第69回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第69回は、家中を絵で覆い尽くした小林伸一さんを追悼する。
今年1月にシンガポールで初めて開催されたアートフェア「ART SG」。その2回目の開催および出展者リストが発表された。
青森にある弘前れんが倉庫美術館で、ニューヨークを拠点とするアーティスト・松⼭智⼀の⽇本初となる⼤規模個展「雪⽉花のとき」が開幕を迎えた。日本初公開の作品23点を含む計31点が並ぶ。会期は2024年3⽉17⽇まで。