蓮沼執太が石庭「天国」で『unpeople -初演-』開催。1日限りの公演

蓮沼執太が東京・赤坂の草月プラザにあるイサムノグチ設計の石庭「天国」で、ライヴ・サウンド・インスタレーション『unpeople -初演-』を開催する。3月20日1日限りの特別な公演だ。

 作曲家・アーティストの蓮沼執太が、東京・赤坂の草月プラザにあるイサムノグチ設計の石庭「天国」で、ライヴ・サウンド・インスタレーション『unpeople -初演-』を開催する。3月20日1日限りの特別な公演。

 本公演は、2023年10月にリリースされた蓮沼執太のソロ・アルバム 『unpeople』のリリースを記念したもの。同アルバムをサウンド・インスタレーション化した音空間の中で行われるライヴ・パフォーマンスだ。石庭を舞台に、パフォーマンスとインスタレーションを行き来する回遊型の公演となる。

草月プラザ・イサムノグチ石庭『天国』でパフォーマンス作品発表をします。

公演は3つの時間帯にわかれています。お好きな時間帯をお選びください。会場は草月プラザ内にあるイサムノグチによる花と石と水の広場『天国』です。

オーディエンスのみなさんは、草月プラザ全体を回遊しながら石庭、立体音響、パフォーマンスなどの作品鑑賞が出来ます。
石庭内に15個ほどのスピーカーを配置し、立体音響空間を作ります。そして、数箇所の演奏エリアを設け、僕がそのエリアで演奏をします。サウンド・インスタレーションだけの時間もあれば、その音に合わせて僕が音を重ねる時間もある、という展示とライブの間のような公演になります。

さらに、佐藤円さんによる光と影、清水花さんによる映像投影、fragrance yes 山野辺喜子さんによる香り、ハラサオリさんによる僕の身体を使った指示書など、この石庭ではさまざまな要素が混じり合い、この日限りの特別な環境を作り上げます。

自然光がたくさん入る石庭では3つの時間帯でそれぞれ表情が変わっていきます。すべての時間帯で上演されるサウンド・インスタレーションは同じ楽曲を予定していますが、僕自身が演奏パフォーマンスする楽曲は毎回異なる予定です。僕もみなさんと同じように回遊型に参加しながら、即興的にパフォーマンスしたいと考えています。
今回の公演会場は、段差が多く安全柵の設置がないため、小さなお子様の入場ができません。また、車椅子でご参加される方は石庭のプラザ内に入ることは難しいのですが、会場エントランスにて、パフォーマンスの響く音、映像をモニターで楽しめるようにしております。

最後に。ご来場者の方にお土産(ライブ音源)を用意しています。後日配布されるお土産音源から、今回の公演空間の空気を思い出せますように。
──蓮沼執太(プレスリリースより)

編集部

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