MAGAZINE

ギャラリストの新世代 KEN NAKAHASHI・中橋健一

2014年開廊のKEN NAKAHASHI(東京・新宿)では、人間のあり方を見つめた絵画、写真、立体作品など、国内外の若手作家による多彩なジャンルの作品を紹介してきた。代表を務めるのは、金融機関勤務を経てギャラリストへと転身した中橋健一。そのきっかけとなった大きな出来事と現在、今後の展開について話を聞いた。

INTERVIEW

名和晃平セレクション・CAF賞選抜展 注目作家インタビュー③

11月19日にホテルアンテルーム京都で開幕した「CAF賞選抜展」。同展には、これまで過去3回にわたって開催された「CAF賞」の受賞者の中から、現代美術家・名和晃平が厳選した若手アーティスト16人が名を連ねている。ここではその中で、特に注目したいアーティスト6人をピックアップし、全3回にわたって紹介。それぞれのバックグラウンドや作品に込めた思いなどを掘り下げていく。第3弾は第3回CAF賞(2016年)で最優秀賞の表良樹と、同年優秀賞・名和晃平賞の井田幸昌。

INTERVIEW

2016年美術展覧会入場者数 TOP20

2016年がいよいよ幕を閉じようとしている。今年も数多くの展覧会が開催されたが、ここではそのなかから美術館・博物館で行われた展覧会の入場者数TOP20をご紹介する。※対象展覧会は2016年1月1日〜12月31日の期間に開催されたもので、2015年から会期がまたいでいるものも含む。12月23日現在で回答がなかったもの、ウェブサイト公開不可のもの、入場者数を公表していないものは含まない。またジャンルは美術、あるいはそれに準ずるものに限る。

INSIGHT

池田学がペンで描く超細密の世界 制作3年の新作公開

独自の細密画法で超絶技巧的な絵画を制作する池田学の個展「池田学展 The Pen─凝縮の宇宙─」が、佐賀県立美術館にて開催される。1日に描けるのは握りこぶし大ほどだという、ペンで描かれた想像力あふれる作品の数々を公開する。会期は1月20日〜3月20日。

NEWS / EXHIBITION

第16回

【今月の1冊】同時代のイタリア美術から、フォンタナを読み解く

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年1月号では、イタリア20世紀美術の展開を参照しながら、イタリア現代美術を代表するアーティストのひとり、ルチオ・フォンタナの活動を追う、谷藤史彦の『ルチオ・フォンタナとイタリア20世紀美術─伝統性と革新性をめぐって』を取り上げた。

SERIES / 今月の1冊

名和晃平セレクション・CAF賞選抜展 注目作家インタビュー②

11月19日にホテルアンテルーム京都で開幕した「CAF賞選抜展」。同展には、これまで過去3回にわたって開催された「CAF賞」の受賞者の中から、現代美術家・名和晃平が厳選した若手アーティスト16人が名を連ねている。なかでも、特に注目したいアーティスト6人をピックアップし、全3回にわたって紹介。それぞれのバックグラウンドや作品に込めた思いなどを掘り下げていく。第2弾は第2回CAF賞(2015年)で最優秀賞のジダーノワ・アリーナと、同年名和晃平賞の星野夏来。

INTERVIEW

第9回

映像と取り残される身体 中尾拓哉が見たバンコクナイツ展

富田克也が監督し、映像制作集団・空族が製作した映画『バンコクナイツ』のメイキングや撮影風景映像によるインスタレーション作品が、山口情報芸術センター[YCAM]にて公開された(9月24日〜11月6日)。合計5面のスクリーンに「映画に映らない画」が映し出された本展を、映像と鑑賞者の身体の関係性に切り込みながら、中尾拓哉がレビューする。

名和晃平セレクション・CAF賞選抜展 注目作家インタビュー①

11月19日にホテルアンテルーム京都で開幕した「CAF賞選抜展」。同展には、これまで過去3回にわたって開催された「CAF賞」の受賞者の中から、現代美術家・名和晃平が厳選した若手アーティスト16人が名を連ねている。ここではその中で、特に注目したいアーティスト6人をピックアップし、全3回にわたって紹介。それぞれのバックグラウンドや作品に込めた思いなどを掘り下げていく。第1弾は第1回CAF賞(2014年)で最優秀賞の増田将大と、同年優秀賞・名和晃平賞の畑山太志。

INTERVIEW

数億円クラスの作品ズラリ 藤田美術館の中国美術コレクション クリスティーズNYで競売へ

オークションハウスのクリスティーズは2017年3月15日、「Important Chinese Art from the Fujita Museum (藤田美術館所蔵 中国美術の名品)」と題したオークションをニューヨークで開催する。同オークションでは大阪の私立美術館・藤田美術館所有のコレクションのなかから、30点超の選りすぐりの名品が出品。そのプレビューが12月8日、東京のクリスティーズ ジャパンで開催された。

NEWS / MARKET