MAGAZINE

第71回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」: 90代の芸術道

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第71回は、教員退職後に創作をスタートさせ、96歳のいまも制作を続ける横山海夫さんに迫る。

絵画と写真でガラスを再考する。東京オペラシティで見る「ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家」

東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで、ガラス作家・山野アンダーソン陽子の作品を18人の画家の作品や、写真家による作品を交歓させ、ガラス作品の可能性を探る展覧会「ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家」が開幕した。会期は3月24日まで。

NEWS / REPORT

デジタルとフィジカル、双方の可能性にフォーカス。マックス・ジーデントップがパルコと提案する世界の楽しみ方とは?

2024年度、パルコが提案する「Believe it or not !」のメッセージ。AIや拡張現実によって曖昧になっていく世界をどのようにとらえ、楽しむことができるか? アートワークを務めた、マックス・ジーデントップに話を聞いた。

NEWS / PROMOTION

建築家・坂茂の紙管パーテーションが伝えるウクライナ難民の現状。「プライバシーは人権を守るために大切なもの」

災害時など、避難所で生活する人々のプライバシーを守るために建築家・坂茂が考案した「紙の間仕切りシステム(PPS)」。これをキャンバスに、ウクライナ難民の現状を伝える「『ペーパー・サンクチュアリ』- ウクライナ難民の現実と詩 - 坂 茂」が大分県立美術館1階のアトリウムで2月4日まで開催している。

NEWS / REPORT

国立新美術館の2024年スケジュールをチェック。マティスやCLAMP、田名網敬一、荒川ナッシュ医展などがラインナップ

東京・六本木にある国立新美術館が、2024年の企画展・プログラムを発表した。マティスやCLAMP、田名網敬一、荒川ナッシュ医による大規模展のほか、グループ展「遠距離現在 Universal / Remote」、和田礼治郎による小企画が予定されている。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

アクセサリーからナノブロックまで。「帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」で注目のグッズ5選

20世紀を代表する建築家のひとり、フランク・ロイド・ライト(1867〜1959)。その回顧展「帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」展が東京・汐留のパナソニック汐留美術館で開催されている。同展のミュージアムショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。

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