MAGAZINE

ブルーノ・ムナーリって、何者? 学芸員に聞く、ユーモアを忘れない マルチ・アーティストの創作の裏側

芸術家、絵本作家、デザイナー…様々な分野で多くの作品を残したブルーノ・ムナーリ。その多才なムナーリの仕事を一望できる展覧会「ブルーノ・ムナーリ 子どもの心をもちつづけるということ」が、神奈川県立近代美術館で開催中だ。ブルーノ・ムナーリとはいったい何者か?その創造の裏側と魅力、そして展覧会の見どころについて、担当学芸員の髙嶋雄一郎に話を聞いた。

INTERVIEW

安達祐実に「変」と「新しい」を まぜるとどうなる? 安達祐実×千原徹也、 台北の注目スポットで展覧会開催

子役時代からその確固たる演技力が認められてきた女優・安達祐実を被写体に、れもんらいふ代表の千原徹也がドローイング、コラージュ、デザインを施して作品を制作。その作品の展示、販売が台北の注目スポットである崋山1914内ギャラリーで開催される。会期は2018年6月1日〜3日。

NEWS / EXHIBITION

アニッシュ・カプーアによる新作個展も企画。「おおいた大茶会」が10月に大分県全域で開催

「第33回国民文化祭・おおいた2018/第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」として、「おおいた大茶会」が大分県全域で10月6日〜11月25日に開催される。毎年開催される国民文化祭において大分県が提示した独自性は、地理的特徴の上に成り立つ文化をめぐる「カルチャーツーリズム」という取り組みだ。

NEWS / EXHIBITION

科学で説明できないフィクション。 ダニエル・アーシャム展が 都内2ヶ所で同時開催

東京・渋谷のNANZUKAで、ダニエル・アーシャム展「アーキテクチャー・アノマリーズ (Architecture Anomalies)」が開催。元来の科学的常識では説明できない逸脱現象を用いた新作が並ぶ。また本展は、ペロタン東京での「カラー・シャドウ (COLOR SHADOWS)」との同時開催展となる。会期は5月23日〜6月30日。

NEWS / EXHIBITION

阪神間に生まれ、同時代に活躍した 対照的なふたりの巨匠。 長谷川新が見た、 「小磯良平と吉原治良」展

同時期に阪神間に生まれ、画家として活躍した小磯良平と吉原治良。人物画を得意とし、名実ともに日本を代表する画家となった小磯と、戦後日本の前衛美術を牽引した具体美術協会の主宰として、数多くの抽象絵画を手がけた吉原。対称的なふたりの画業を振り返る展覧会に、インディペンデント・キュレーターの長谷川新が迫る。

REVIEW

空間とのかかわりで魅せる 「超立体的絵画」。 ヘルベルト・ハマック展が 東京と名古屋で同時期に開催

色の塊をキャンバスに乗せた立体的な「絵画」を展開するヘルベルト・ハマックの個展がケンジタキギャラリー東京および名古屋で同時期に開催される。日本でのハマックの個展は、2010年以来約8年ぶり。会期は5月23日〜6月30日(東京)、5月26日〜6月30日(名古屋)。

NEWS / HEADLINE

約704億円! 「ロックフェラーコレクション」がシリーズ初回でコレクションとしての最高落札総額を記録

開催前から話題を集めていたディヴィッド・ロックフェラーとペギー夫人によるコレクション「ロックフェラーコレクション」シリーズ初回の落札結果が発表。落札総額は6億4613万ドル(約704億円)に達し、この時点でコレクションセールとしての最高落札総額を記録した。

NEWS / MARKET

異境の目と向き合う先にあるもの。 小金沢智が見た、「岡村桂三郎展-異境へ」

バーナーで焦がした巨大な杉板と、木炭でモチーフのかたちを取りそれをうろこ状に線刻するという独自の手法で大作を生み出してきた岡村桂三郎。この岡村の新作を含む作品群を紹介する美術館個展「岡村桂三郎展−異境へ」を、太田市美術館・図書館学芸員の小金沢智がレビューする。

REVIEW