
人間と自然、アートとの分かちがたい関係性を描く。シュシ・スライマンの個展が8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで開催
東南アジアの歴史、祖国マレーシアの文化や自身の記憶、アイデンティティを作品の大きなテーマとする作家、シュシ・スライマンのドローイング作品展が、東京・渋谷の8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで開かれる。会期は6月27日〜7月16日。

東南アジアの歴史、祖国マレーシアの文化や自身の記憶、アイデンティティを作品の大きなテーマとする作家、シュシ・スライマンのドローイング作品展が、東京・渋谷の8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで開かれる。会期は6月27日〜7月16日。

ものと、それを認識する人間という二元論的な関係性や、人間を中心とした世界観に揺らぎを与える小林耕平。ものと、ものの認識を巡る対話(映像)を組み合わせたインスタレーション展示は、従来の作品鑑賞という枠組みにも揺らぎを与えた。本展をアートにおける演劇性に着目する佐々木敦がレビューする。

美術手帖とVOLVOのコラボ—レションプロジェクト「美術手帖 ✕ VOLVO ART PROJECT」。この第5弾の詳細が発表された。今回は、アーティスト・本山ゆかりの展示に加え、ビジュアルガイドブック「TOKYO ARTRIP」とのコラボレーション・フリーペーパー『TOKYO ARTRIP by VOLVO』も配布される。会期は6月29日〜7月16日。

東京・渋谷のNANZUKAが空山基の個展「Sorayama Explosion」を開催。本展では、ヒューマンスケールサイズの新作彫刻のほか、「セクシーロボット」シリーズの源泉のひとつであるフリッツ・ラング監督作品『メトロポリス』(1927)にトリビュートした新作絵画が発表される。会期は7月7日〜8月11日。

18日朝に発生し、大阪北部で最大震度6弱を記録した地震による文化財の被害状況がじょじょに明らかになってきた。文化庁によると、国が管轄する文化財(建造物、美術工芸品)では58件に被害が出ているという。

2014年にスタートし、これまで2度開催されてきた「札幌国際芸術祭」。この3回目となる開催が2020年度冬となることが明らかになった。次回は複数のディレクターを設置するチーム制となる。

「Optional Art Activity: 404」が東京・麻布のTake Ninagawaで開催される。「Optional Art Activity」は2011年から続いている作品のない展覧会であり、第5回目となる今年は、東京ステーションギャラリー学芸員の成相肇がキュレーションを務める。会期は7月21日〜8月3日。

自身の経験を主体とした写真、立体、絵画などを通して精神的な空間を表現する前田征紀による個展「溌墨智異竜宮山水図」がタカ・イシイギャラリーで開催となる。新作インスタレーション4点が発表される本展の会期は6月30日〜7月28日。

写真家・宇田川直寛の個展「パイプちゃん、人々ちゃん」が、東京・銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。本展は、単管パイプを連結する行為を出発点とし、その行為に関わる人々との関係から生まれる規則性や正当性をテーマに展開していくというもの。会期は7月18日〜8月10日。

東京・渋谷の太田記念美術館が今夏の企画展で取り上げるのは落合芳幾(おちあいよしいく)。本展は、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師・落合芳幾の知られざる画業の全貌を紹介する世界初の展覧会となる。出品数は80点以上。会期は8月3日〜26日

「ジャン=フレデリック・シュナイダー」展が東京・東神田のTARO NASUで開催される。本展は、60年代後半より画家として活動しているジャン=フレデリック・シュナイダーの画業をたどるもの。会期は7月6日〜8月4日。

全国389の国公私立美術館が加盟する全国美術館会議(会長:建畠晢)は19日、「美術館と美術市場との関係について」と題した声明を発表した。これは5月に報道された政府案「先進美術館」構想に対するもの。

アートを通じて市民の社会参加を進めるアメリカの団体「フォー・フリーダムズ(For Freedoms)」が立ち上げた企画「50 State Initiative」が、注目を集めている。実現すれば、アメリカ史上最大のパブリック・アートとなる。

アメリカのアーティスト、ゴードン・マッタ=クラークの大規模回顧展「ゴードン・マッタ=クラーク展」が6月19日より東京国立近代美術館で開催されている。アジアでは初となるこの回顧展では何が展示されているのか? その見どころをお届けする。

2016年にTOTOギャラリー・間で開催され反響の大きかった鈴野浩一と禿真哉による建築家ユニット、「トラフ建築設計事務所」による展覧会「トラフ展 インサイド・アウト」の巡回展が、北九州市のTOTOミュージアムで開催される。会期は8月21日〜12月23日。

2016年に22の国と地域から85組のアーティストが参加して行われた「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭 」。延べ77万人以上(主催者発表)を動員し、新たなアートエリアとしての地位を確立しつつあるこの地域で、「茨城県北地域おこし協力隊」の募集が始まった。この地域滞在型のプログラムの魅力とは?

第117回
福島市内の高校で美術教員を務めながら、2011年の福島第一原発の事故後の福島市の写真を取り続ける赤城修司の個展「Fukushima Traces, 2017」展が、東京・新宿のphotographers’ galleryで開催された。震災後の赤城の活動を追い続けてきた椹木野衣が、本展をレビューする。

トップクリエイターと凸版印刷が協力し、新たな印刷表現を探る企画「GRAPHIC TRIAL」が開催される。13回目となる今年のテーマは「Passion」。つねに創作の源とされてきた「パッション」を、感性と技術に注ぎ込んだ作品群が展示される。参加作家は宇野亞喜良、サンティ・ロウラチャウィなど。会期は6月16日~9月17日。

初来日となるミケランジェロの大理石彫刻2点を中心に、古代ギリシャ・ローマとルネサンスで追求された「理想の身体表現」を紹介する展覧会「ミケランジェロと理想の身体展」が、東京・上野の国立西洋美術館にて6月19日に開幕。その見どころをお届けする。

徹底した数学的精度・美学を通して音の本質と視覚化を追求、視覚メディアとサウンドメディアの領域を横断する電子音楽家、ビジュアル・アーティストの池田亮司。東京・表参道のスパイラルでは「Ryoji Ikeda concert pieces」として、これまでに発表したオーディオ・ビジュアル作品3作を7月27日〜29日の3日間にわたってオールナイト上演する。