「Optional Art Activity」は、2011年よりTake Ninagawaで開催されている連続企画であり、「作品のない展覧会」として毎回話題を集めてきた。
第5回目となる今年は、東京ステーションギャラリー学芸員の成相肇をゲストキュレーターに迎え、「Optional Art Activity: 404」として展開される。成相は、本展を企画するにあたって、以下の文章を寄せている。
「捨てられ、または秘匿され、もしくは動かされ、あるいは傷つけられて、アクセスできなくなったすべての作品のために。作品の公共性のために」。
本展に参加する作家は、画家の藤島武二、日本画家の鏑木清方、ガラス作家の斉藤司郎、映像や彫刻で知られる美術家のリチャード・セラ、画家の宇佐美圭司。今日、5名の作家のなかで存命なのはセラだけだ。作品のない展覧会は何を語るのだろうか。