札幌国際芸術祭、次回開催は2020年度冬に決定。複数のディレクターによるチーム制へ

2014年にスタートし、これまで2度開催されてきた「札幌国際芸術祭」。この3回目となる開催が2020年度冬となることが明らかになった。次回は複数のディレクターを設置するチーム制となる。

札幌国際芸術祭2017での梅田哲也《わからないものたち》の展示風景

 2014年にスタートし、これまで2回開催されてきた「札幌国際芸術祭」が、2020年度に3回目の開催を迎えることが明らかになった。

 同芸術祭は、坂本龍一が第1回の、大友良英が第2回のゲスト・ディレクターを務め、国内外から多数のアーティストが参加。複数会場で多数のプログラムを展開してきた。動員数はそれぞれのべ47万8252人、38万1697人だった(ともに主催者発表)。

 これまで夏の札幌を舞台に開催されてきた同芸術祭だが、第3回は2020年度の冬に実施。札幌の特徴や魅力を生かし、冬、雪、北方圏の文化を題材とした作品やプロジェクトを展開していくという。また、次回はこれまでと異なる複数のディレクターによるチーム制を採用。今年9月をめどに有識者の助言を得ながら同芸術祭実行委員会(会長:秋元克広)によるディレクターチームの人選が行われ、19年2月頃にテーマや会期、主要会場などが発表される予定となっている。

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