MAGAZINE

コレクションから考える美術館の機能。 鈴木俊晴が見た、「ヌード NUDE」展と 美術館のコレクション

イギリス・テートに所蔵される膨大なコレクションから選出された作品により構成される「ヌード」展。シドニー、ニュージーランド、韓国を巡回し横浜で開催中の本展を契機として、豊田市美術館学芸員の鈴木俊晴が美術館のコレクションと常設展のあり方を論じる。

REVIEW

風景画を超えて新たな「世界画」へ。気象現象に焦点を当てたヨーゼフ・ボイス、鈴木理策らが参加の展覧会「ウェザーリポート」が栃木で開催

気象現象を表現した作品に焦点を当てた展覧会「ウェザーリポート」が、栃木県立美術館で開催される。ヨーゼフ・ボイス、ロバート・スミッソン、鈴木理策、トーマス・ルフ、田中功起らが参加。会期は6月30日〜8月26日。

NEWS / EXHIBITION

ラリック、ダリらのヴィンテージ 香水瓶と現代のタピスリーが共演。 資生堂アートハウスで展覧会が開催

静岡県掛川市にある資生堂アートハウスにて、遊び心あるユニークなヴィンテージ香水瓶と、1960年代から70年代にかけて国内で制作されたタピスリーの展覧会「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」が開催される。会期は2018年7月3日~9月2日。

NEWS / EXHIBITION

線形のなかに入り込む体験。中尾拓哉が見た、「ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画」展

「オプ・アート」の代表的な作家として知られるブリジット・ライリー。その日本では38年ぶりとなる美術館個展が、DIC川村記念美術館で開催されている。60年代の作品から近作までが揃う本展を、美術評論家で『マルセル・デュシャンとチェス』の筆者である中尾拓哉がレビューする。

REVIEW

18世紀後半から現代まで、時空を超えるハイジュエリーの共演。「ショーメ展」が三菱一号館美術館で開催

パリのもっとも長い歴史を誇るジュエリーブランド、ショーメの伝統的な装飾芸術を紹介する展覧会「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界—1780年パリに始まるエスプリ」展が東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催される。ショーメと日本文化との強い結びつきにも焦点を当てる。会期は2018年6月28日~9月17日。

NEWS / EXHIBITION

アニメーション美術監督・ 山本二三の美術館が開館。 『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』の原画を五島で見る

『未来少年コナン』や『天空の城 ラピュタ』、『もののけ姫』など様々なアニメーション作品の美術監督を務めてきた山本二三の美術館「五島の雲 山本二三美術館」が、長崎県五島市に7月1日開館する。同館は山本が描いてきた空や風景を、武家屋敷を改装した空間で見ることができるという美術館だ。

NEWS / EXHIBITION

ジョジョの世界を体感する 「荒木飛呂彦原画展」が開催! 大型新作原画のほか、小谷元彦、 アンリアレイジとのコラボも発表

東京・六本木の国立新美術館で「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が8月24日から10月1日の会期で開催。完全日時指定制の本展では、本編の原画をはじめとして、登場人物を原寸大で描いた新作原画が展示されるほか、アーティスト・小谷元彦やファッションブランド・アンリアレイジ率いるデザイナーの森永邦彦とのコラボレーション作品も発表される。

NEWS / EXHIBITION

日本現代詩をリードしつづける 吉増剛造の個展が開催。 ギタリスト・大友良英との コラボレーションイベントも実施

「涯テノ詩聲(ハテノウタゴエ) 詩人 吉増剛造展」が東京・渋谷の渋谷区立松濤美術館で開催される。本展は、詩をはじめとする言葉の領域にとどまらず、写真や映像、造形など多岐にわたって活動してきた詩人・吉増剛造の半世紀以上におよぶ仕事を紹介するというもの。会期は8月11日〜9月24日。

NEWS / EXHIBITION

「ゼロ次元」や「ネオ・ダダ」の メンバー、岩田信市と岸本清子を 追悼。名古屋市美術館で2日間限定の特別上映会を開催

現在名古屋市美術館で開催中の常設展「名古屋のパフォーマンスー追悼岩田信市と岸本清子」展の関連企画として、岩田信市が制作した映像作品や岸本清子のパフォーマンス活動を紹介するための特別上映会を行う。会期は6月23日、24日の2日間。

NEWS / EXHIBITION

港千尋×川瀬慈が 「アートと人類学」を語る。 『美術手帖』6月号の関連トーク イベントを銀座 蔦屋書店で開催

発売中の『美術手帖』6月号「アートと人類学」特集の関連トークイベントが6月27日に銀座 蔦屋書店にて開催される。出演は、写真家・映像人類学者で展覧会キュレーションなども多く手がける港千尋と、領域を横断して活動する映像人類学者の川瀬慈。

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「アートワールド」は大地の芸術祭をどう見るか? 北川フラム×小崎哲哉のトークイベントが代官山 蔦屋書店で開催

美術を取り巻く「芸術祭」と「マーケット」というふたつの視点から、大地の芸術祭総合ディレクターの北川フラムと、編集者の小崎哲也のトークイベント「”アートワールド”は大地の芸術祭をどう見るか ― 北川フラム(アートディレクター)×小崎哲哉(編集者)」が、代官山 蔦屋書店で6月26日に開催される。

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