
麻布台ヒルズに奈良美智の野外彫刻《東京の森の子》が登場。東京では初
11月24日開業の麻布台ヒルズ。その敷地内に、東京初となる奈良美智の野外彫刻《東京の森の子》が設置された。今後、同施設を象徴する作品となりそうだ。

11月24日開業の麻布台ヒルズ。その敷地内に、東京初となる奈良美智の野外彫刻《東京の森の子》が設置された。今後、同施設を象徴する作品となりそうだ。

写真家・映画監督の蜷川実花による最新の展覧会「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」が、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの45階にあるTOKYO NODEで開催される。会期は12月5日〜2024年2月25日。

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が2024年に開催予定となる第9回目の企画を発表。また、2000年よりスタートした同芸術祭は来年25周年を迎える。

日常生活で目にするものと身体が組み合わされたイメージを描画し、現実と非現実の境界を描きながら、現代の日本を生きる人々の孤独や不安を浮き彫りにしてきた日本の画家・石田徹也(1973〜2005)。31歳という若さでこの世を去った彼の作品は、海外オークションの場で高く評価されるほか、今年の9月には生誕50年を記念した個展がガゴシアン・ニューヨークで開催されるなど、グローバルシーンでも注目の的となっている。あらためてこの早逝の画家・石田徹也とは何者なのか。現在の評価も交えて静岡県立美術館学芸員・川谷承子が考察する。

金沢21世紀美術館で、「コレクション展2: 電気-音」がスタートした。同館所蔵品のなかから、「音」と「電気」、そしてその関係性に焦点を当てた作品が集う。新収蔵作品も展示される機会となった。会期は2024年5月12日まで。

世田谷美術館で「倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙」がスタート。1960年代以降のデザイン界において、世界的に高い評価を受けたデザイナー・倉俣史朗の詩情あふれるデザインを読み解き直すものとなる。会期は2024年1月28日まで。

第28回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年10月号の「マンチェスター」では、マンチェスター国際フェスティバルの様子を橘匡子がお届けする。街を舞台とした協働プロジェクトや、ライアン・ガンダーによる人々の価値観に介入する作品など、マンチェスターという土地柄とそこに根付く経済システムに切り込む様々なアプローチを取り上げ紹介する。

上野アーティストプロジェクト2023「いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間」と、コレクション展「動物園にて ―東京都コレクションを中心に」が東京都美術館でスタート。人間と様々ないきものとの関係性を改めて見つめ直すプログラムとなっている。会期は2024年1月8日まで。

特定のモチーフの連続写真を何枚も物理的に積み重ね、それを彫刻してつくられたひとつの作品で知られるアーティストデュオ・Nerhol(ネルホル)。その新作展「REVERBERATION」が、11月18日〜12月26日に東京・神宮前のThe Massで開催される。

今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

羽田空港エリアに「HANEDA INNOVATION CITY」がオープン。 そのグランドオープンを記念し「Grand Opening Event∅」が開幕した。会期は11月17日〜19日。

日本を代表するグラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠。その映画に関する活動にフォーカスする企画展「和田誠 映画の仕事」が国立映画アーカイブで開催される。会期は12月12日~2024年3月24日。

第14回上海ビエンナーレやふたつのアートフェアが開幕した上海アートウィーク。経済不況、ヨーロッパと中東の紛争、東アジアでの緊張など様々な不確実性が続くなか、上海のアートシーンの現状はどうなっているのか。現地からレポートする。

アメリカを代表するアーティストであるアレックス・カッツ。その新作を中心とする個展「アレックス・カッツ 京都展」が幕を開けた。数寄屋建築である有斐斎弘道館で、じっくりと作品と対峙できる機会だ。会期は12月6日まで。

静岡・熱海の様々な魅力に触れることができる芸術祭「ATAMI ART GRANT 2023」(11月18日〜12月17日)。そのポップアップ「ATAMI ART GRANT 2023『外覧会』」が、東京・南青山で開催される。会期は11月17日〜11月19日。

アーティストによる創造的活動を支援するプログラムでありフランス版の「ニューディール」政策とも言われる「モンド・ヌーヴォー(Mondes nouveaux)」。フランス文化省が2021年に導入し、今年は2025年度までの継続が決まった同プログラムの詳細および一部の事例を紹介する。

AI技術が加速度的に進化するなか、パルコが画像生成AIを駆使したファッション広告「HAPPY HOLIDAYSキャンペーン」を制作・公開した。

東京ミッドタウン・デザインハブにおいて、誰でも無料で聴講可能なデザイン講義シリーズを中心とした企画「Tama Design High School」が開催される。会期は11月20日〜12月24日(講義は11月27日〜)。講義は11月14日より参加申し込みを受け付けている。

「TENNOZ ART FESTIVAL 2024」として山口歴が大型壁画を天王洲にて作成・公開する。会期は2024年1月10日〜3月31日

シュウゴアーツで、3年ぶりとなるリー・キットの個展「息をのむような虚ろな視線」が開催される。会期は11月18日〜12月23日。