MAGAZINE

初来日する大作《花と果実》やロザリオ礼拝堂の再現も。「マティス 自由なフォルム」が24年2月に開催

2024年2月に国立新美術館で開催が予定されている、アンリ・マティスの切り紙絵に焦点を当てる「マティス 自由なフォルム」展。マティスの切り紙絵を日本で初めて本格的に展示するほか、ニース市マティス美術館のメインホールを飾る切り紙絵の大作《花と果実》(1952-53)が本展のために修復を経て、初来日する。

NEWS / EXHIBITION

古代ローマと日本の入浴文化を体感する。「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」が山梨県立美術館で開催へ

絵画・彫刻・考古資料などを通じて、「テルマエ」を愛した古代ローマ人の人々の生活や日本の入浴文化にせまる「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」が、山梨県甲府市の山梨県立美術館で開催される。会期は9月9日~11月5日。

NEWS / EXHIBITION

第3回

art for all「アーティスト報酬ガイドライン」の制定のために。韓国の文化政策から学ぶ

美術のつくり手と担い手によるネットワーク「art for all」。「アーティスト報酬ガイドライン」の制定を目指す同団体が、ガイドラインを考えるために韓国の文化政策を学ぶレクチャーを開催した。その内容をレポートしたい。

PREMIUM

来館者の経済不安を払拭せよ。ロンドンのナショナル・ギャラリーが取り入れる入場料スキーム「ペイ・ワット・ユー・ウィッシュ」とは?

長引く物価高騰が人々の暮らしに少なからず暗い影を落とすなかで、ロンドンのナショナル・ギャラリーは昨年から新しい取り組みを続けている。曜日と時間限定で、特別展への入場料をビジター自らが決めるというイギリス初の斬新なスキームだ。それは人々への経済的なサポートだけではなく、アートに触れる機会を増やして来館者数増加にもつながっているという。

INSIGHT

シンプルで強靭で奥深い、佇まいはまるで「弥勒菩薩」のよう。FPM・田中知之が語るココ・カピタンの魅力とは

株式会社パルコが2014年よりスタートさせたコーポレートメッセージ「SPECIAL IN YOU.」。Vol.21にはスペイン出身のアーティスト、ココ・カピタンが登場し、そのなかで「『才能』は自分に与えられた『特別なギフト』」であり、「誰もが持っているものだ」と語る。本企画にあわせて、ココと交流・共演経験のある音楽プロデューサー、DJの田中知之(Fantastic Plastic Machine)にココの人物像やその魅力について話を聞いた。

NEWS / PROMOTION

大阪・北加賀屋で秋のアートイベントが複数開催。森村泰昌の周年展や持田敦子の展覧会、SSKのオープンスタジオも

「アートのまち」として知られる大阪・北加賀屋で、美術保管庫・MASK、シェアスタジオ「Super Studio Kitakagaya」、森村泰昌の個人美術館「M@M」などを舞台とした秋のアートイベントが複数開催される。会期は10月27日〜11月5日。

NEWS / EXHIBITION

MUFGが工芸を本格支援へ。初の試みで狙うものとは?

日本を代表する金融会社・株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループが、日本の伝統的な工芸の文化や技術の継承を支援し、そこから変化の時代に必要なイノベーションを学ぶことを目的とした「MUFG工芸プロジェクト」を発足させた。

NEWS / REPORT

PREMIUM

3つのキーワードをもとに読み解く人間・山下清

日本各地を放浪し、行く先々の風景を貼絵で表した画家・山下清。彼の生き方や作品は人々を惹き付け、彼をモデルにしたドラマや映画『裸の大将』も制作されたほどだった。それらを通して、「放浪の画家」、「日本のゴッホ」としての彼のイメージは、広まり、定着した。が、フィクションである以上、そこに描かれているのは現実そのままではない。今回は3つのキーワードをもとに、いま一度、「神話」を解体し、山下清の実像に迫ってみたい。

INSIGHT

いきものを「うつす」つくり手たちは何を見つめてきたのか。「いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間」が東京都美術館で開催へ

東京都美術館で上野アーティストプロジェクト2023「いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間」と、コレクション展「動物園にて ―東京都コレクションを中心に」が開催される。会期は11月16日~2024年1月8日。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

ホックニーが描くハリー・スタイルズらの肖像画。ロンドンで「デイヴィッド・ホックニー:ドローイング・フロム・ライフ」展が開催へ

3年に渡る大規模な改装を終えて、6月末に再オープンしたロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリー。11月3日からは「デビッド・ホックニー:ドローイング・フロム・ライフ」がスタートする。このエキシビションではホックニーの60年に渡るキャリアの中で描かれた肖像画およそ160点が展示されることになっているが、このたびさらに33点の新作が加わることが発表された。

NEWS / EXHIBITION