Chim↑Pom from Smappa!Groupが拡張する「奈落」の概念。歌舞伎町・王城ビルで「ナラッキー」の世界へ
1964年に竣工し、名曲喫茶やキャバレー、カラオケ店、居酒屋へと業態が変化し、2020年3月まで続いてきた王城ビル。ここが「Chim↑Pom from Smappa!Group による美術館」のような施設へと変貌を遂げた。期間は10月15日まで。
1964年に竣工し、名曲喫茶やキャバレー、カラオケ店、居酒屋へと業態が変化し、2020年3月まで続いてきた王城ビル。ここが「Chim↑Pom from Smappa!Group による美術館」のような施設へと変貌を遂げた。期間は10月15日まで。
東京・六本木の泉屋博古館東京で、俗世を離れて隠遁生活を送ることをテーマとした美術作品を集めた企画展「楽しい隠遁生活―文人たちのマインドフルネス」が開幕した。会期は10月15日まで。
東京・神宮前の太田記念美術館で「美人画 麗しきキモノ」がスタートした。江戸時代前期から昭和初期にかけて描かれた「美人画」を通覧することで、当時の世俗をじっくりと堪能したい。会期は9月1日〜10月22日(展示替えあり)。
第24回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年7月号の「サンパウロ」では、サンパウロ美術館で開催された3つの先住民アート展や、モレイラ・サーレス財団による写真と映像の展覧会から、アートを武器に闘う先住民系アーティストらの姿やその取り組みを紹介する。
飯山由貴の映像作品《In-Mates》が関東大震災の朝鮮人虐殺事件に触れていることなどを理由に、東京都人権部の検閲により上映中止となった問題で、震災から100年となる9月1日、都に対しての改めての申し入れや抗議デモが行われた。
サルバドール・ダリの作品を約340点収蔵している福島・北塩原村の諸橋近代美術館が、作品修復に支援を求めるクラウドファンディングをスタートした。
文化庁が令和6年度の概算要求を発表した。令和5年度比で27.2パーセント増の1350億円(デジタル庁一括計上分を含む)を計上している。
東京都現代美術館で大規模個展が開催中のデイヴィッド・ホックニー。その作品展示が、ベネッセアートサイト直島のなかにあるベネッセハウス ミュージアムで始まっている。
「art stage OSAKA 2023」が、大阪・中之島のグランキューブ大阪で開幕。これまでのアートフェアとは一線を画す、展覧会形式のアートフェアとなっている。会期は9月3日まで。
今週開幕した・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
2023年8月末から9月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。 *最新情報は各館公式サイトをご確認ください。
黒川紀章が設計し、惜しまれつつ2022年に解体された中銀カプセルタワービル。同ビルの一部だった「カプセルA908」が、同じく黒川紀章建築である和歌山県立近代美術館に到着し、展示されている。
東京・六本木のペロタン東京で、同ギャラリー初となるジャン=フィリップ・デロームの個展「visage(s)」が開催。パリのアトリエで古典的なポーズをとったモデルたちを描いた一連の新作肖像画を発表される。会期は8月31日〜10月14日。
1753年にオープンし、ロゼッタストーンやラムセス2世像など重要な文化遺産を筆頭に、人類誕生から現在までを伝えるおよそ800万点もの収蔵品を誇る大英博物館。そんな世界に名だたるミュージアムがいま、コレクションの紛失、盗難のスキャンダルで揺れている。博物館による最初の発表から、メディアによる新たなスクープ、それがきっかけで起きたトップの辞任、今後予想される展開までを含めて時系列で振り返る。
フランスでもっとも古い公立の現代アートセンター兼美術館のひとつである「CAPCボルドー現代美術館」が、今年創立50周年を迎える。2020年にデュシャン賞受賞、来年のヴェネチア・ビエンナーレでカナダ館代表にも選ばれたカプワニ・キワンガによる大型インスタレーションとともに、同館の歴史をリポートする。
現在、東京オペラシティアートギャラリーで画家・野又穫による個展「野又 穫 Continuum 想像の語彙」が開催中だ。空想の建造物を描くことで、現実と非現実の境界をキャンバス上に表現する野又の作品について、クリエイティブディレクターの小池一子、建築史家の五十嵐太郎、建築家の藤村龍至の3名にインタビュー。様々な視点から野又本人やそれらの作品について話を聞いた。
第3回
「デザイン史」の視点から現代における様々なトピックスを考える連載企画「『デザイン史』と歩く現代社会」。テーマごとに異なる執筆者が担当し、多様なデザインの視点から社会をとらえることを試みる。第3回は、デザイナーでリサーチャー、ライターの青山新が1920〜30年代に興ったデザイン様式「アール・デコ」について「SF映画」を切り口に考察。現代におけるデザインの事例もあわせて紹介し、テクノロジーがどのような姿で表現されてきたかについて論じる。
文化庁が9月1日に「文化芸術活動に関する法律相談窓口」を開設することを発表した。本年度は特別企画として、東京藝術大学の文化祭「藝祭」にて、本事業を担当する弁護士による出張相談会も実施されるという。
メディアアーティスト・落合陽一が自身のライカカメラで撮影した写真を展示する個展「晴れときどきライカ」を、ライカギャラリー東京とライカギャラリー京都で開催する。
メンバー2名が大麻栽培の疑いで逮捕されたアーティスト・グループ「ヒスロム」。広島市現代美術館で11月3日からの開催を予定していたヒスロム「再現場・サテライトII(仮)」は、作家からの申し入れにより中止された。