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第45回

書評:「世界をかたちにしていく」営為としての彫刻。『彫刻の歴史 先史時代から現代まで』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2022年2月号の「BOOK」1冊目は、彫刻家アントニー・ゴームリーと批評家マーティン・ゲイフォードが古今東西の彫刻について語る『彫刻の歴史 先史時代から現代まで』を取り上げる。

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第2回

大竹利絵子のアトリエを訪ねて。「この場所はわたしにとって、作品世界への入口」

アーティストは日頃どんな場で、どのように創造をしているのか。アトリエを訪ねて、その場で尋ねてみたい。あなたはどうしてこんなところで、そんなことをしているのですか?と。今回は、木彫で独自の世界を生み出し続ける大竹利絵子さんの創造の場である東京藝術大学を訪れた。

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第57回

「私はフライパンで卵を焼くのと同じ次元で、『誰かに何かを言おう』としているんです」。インタビュー:ローレンス・ウィナー

雑誌『美術手帖』2018年2月号より、ローレンス・ウィナーのインタビューを公開。2021年12月に逝去した世界的なコンセプチュアル・アートの作家を追悼し、来日時に取材された貴重なインタビューをアーカイブとしてお届けする。

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第23回

プレイバック!美術手帖 1982年9月号 特集「シュルレアリスムの30年代」

『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は1982年9月号の特集「シュルレアリスムの30年代」を紹介。

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第1回

菅木志雄のアトリエを訪ねて。「日常のなかに、アートへ転換できる動作、行為、状態はいくらでもある」

アーティストは日頃どんな場で、どのように創造をしているのか。アトリエを訪ねて、その場で尋ねてみたい。あなたはどうしてこんなところで、そんなことをしているのですか?と。今回赴いたのは、半世紀にわたり現代美術の最前線を歩き続ける、菅木志雄さんの創造の現場である。

第49回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:極彩色の神々

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第49回は、仕事の傍ら鮮やかなプラスチック製のオモチャなどによって立体作品をつくり続ける杉澤佑輔さんを紹介する。

第22回

ミヤギフトシ連載22:乗代雄介『最高の任務』『旅する練習』ほか ほころびの向こうへ

アーティストのミヤギフトシによるレビュー連載。第22回のテーマは、以前ミヤギのグループ展に短編を寄せた、乗代雄介による小説作品。コロナ禍を経て、作中で描かれる茨城県の石岡駅を訪ね考えた、自分が去ったあとの世界に何かを「残す」人々の思いとは。

第43回

書評:皮肉とユーモアを交えて「アート」への疑問に答える。『みんなの現代アート』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2021年12月号の「BOOK」1冊目は、ターナー賞受賞アーティストのグレイソン・ペリーが、個人的経験からユーモアを交えて現代アート界やその構造を解説する『みんなの現代アート』を取り上げる。

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第48回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:あふれんばかりの喜び

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第48回は、流木をもとに「木人(きびと)」と名付けた人形をつくり続ける杉村聡さんを紹介する。

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第7回

あの人のアートコレクションが見たい!:支援していた作家が世界へと羽ばたいた佐野仁美さん

急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。

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第2回

ビジネスリーダーたちのアートコレクション:KYNEとの仕事から始まったアートコレクターとしての生き方。岡田喜則(AMIDUS. ・代表取締役社長)インタビュー

自身もコレクターであるコバヤシマヒロが、アートコレクションの共有プラットフォーム「COLLET」でコレクションを管理するアートコレクターにインタビュー。特にビジネスの世界で活躍する人々がコレクションの魅力を語るとともに、アートが自身のビジネスにいかなる影響を及ぼしているのかを取材します。

第9回

なぜ、社会に「違和感」を問いかけることは重要なのか? 雑誌『IWAKAN』の編集チームに聞く

現代美術の可能性を拡張するアーティストやスペース、プロジェクトを取り上げるシリーズ「美術の新な目つきを探して」。第9回は、世のなかの当たり前に「違和感」を問いかけることをコンセプトに創刊され、「違和感」を抱く人たちに寄り添う雑誌『IWAKAN』の編集チームにインタビューを行った。

第44回

書評:デジタル・グローバリゼーション時代におけるアートの機能とは。『デューティーフリー・アート:課されるものなき芸術』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2021年12月号の「BOOK」2冊目は、アーティストのヒト・シュタイエルが、高度にコンピュータ化された時代のアート・政治・テクノロジーの交差を論じる『デューティーフリー・アート:課されるものなき芸術』を取り上げる。

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第1回

ビジネスリーダーたちのアートコレクション:「アートは投資ではない」竹内真(CTO・経営者)インタビュー

自宅で保管できないアートコレクションを万全の環境にて、低額から預けることのできる「美術倉庫」。自身もコレクターであるコバヤシマヒロが、同サービスでコレクションを管理するアートコレクターのなかからとくにビジネスの世界で活躍する人々にインタビューを実施。コレクションの魅力やアートとビジネスの関係を探ります。

第47回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:自分のために描く日々

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第47回は、2016年の熊本地震のあとから絵を描き始めた田口Bossさんを紹介する。

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第3回

アジア市場をポールポジションに引き上げた寺瀬由紀。彼女が見据えるこれからの美術界のエコシステムとは?

10年にわたってサザビーズで現代美術マーケットの成長をけん引してきた寺瀬由紀。その寺瀬が今年7月、サザビーズを去るというニュースは、美術関連のメディアのヘッドラインを躍らせた。そして11月、新たなアートアドバイザリービジネス「Art Intelligence Global」を立ち上げた。世界的にかつてないほど現代美術マーケットが活況を呈するなか、権威あるオークション会社を離れ、新たに立ち上げたアートビジネスは何を目指すのか? そしてコロナ禍以後の現代美術マーケットの勢力図について、寺瀬にオンラインで話を聞いた。

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第56回

「生活と芸術の二本の糸はいつもしっかりと絡んでいるんです」。ロングインタビュー:塩見允枝子

2021年10月号の特集「アートの価値の解剖学」にあわせて、プレミアム記事だけで読める、多様な価値軸で生きる作家たちのロングインタビューを特別公開。本記事では、同特集の「多様な価値軸で生きる作家の『美術』の担い方」(監修=原田裕規)で取材された塩見允枝子のインタビューを掲載。音楽、美術、パフォーマンスといったジャンルを超えて表現に試みてきた作家に話を聞いた。

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第5回

プロでも見抜けない!? 買った作品が贋作だったらいったいどうなるの?

この世に美術作品がある限りなくならないもの。それが「贋作」だ。贋作は古今東西、古美術から現代美術まで様々な事例が報告されており、跡を絶たない。こうした贋作を誤って手にしてしまう可能性はゼロではないだろう。アートに携わるすべての人が知っておきたいアートと法の基礎知識を、Art Lawの専門家である弁護士・木村剛大が解説する本シリーズの第5回は、様々な贋作事例を法的な観点とともにお届けする。