第40回
書評:式場隆三郎のエネルギーに共鳴する1冊。『式場隆三郎[腦室反射鏡]展図録』
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2021年8月号の「BOOK」2冊目は、精神科医でありながら、民藝運動からゴッホ論、精神病理学入門にいたるまで健筆をふるい、多彩な活動を行った式場隆三郎の足跡を紹介する『式場隆三郎[腦室反射鏡]展図録』を取り上げる。
第40回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2021年8月号の「BOOK」2冊目は、精神科医でありながら、民藝運動からゴッホ論、精神病理学入門にいたるまで健筆をふるい、多彩な活動を行った式場隆三郎の足跡を紹介する『式場隆三郎[腦室反射鏡]展図録』を取り上げる。
第39回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2021年8月号の「BOOK」1冊目は、その「不在」から日本におけるデュシャンの受容史をたどる『日本現代美術とマルセル・デュシャン』を取り上げる。
第43回
2021年8月号の特集「女性たちの美術史」にあわせて、女性芸術家の言葉を紹介。本記事では、ミカ・ロッテンバーグのインタビューを掲載。色鮮やかでフェティッシュな映像作品を通じて、人間の身体や社会構造の問題を抽出する作家の仕事を紐解く。
第41回
2021年8月号の特集「女性たちの美術史」にあわせて、フィオナ・タンのインタビューを掲載。フィクションとドキュメンタリーを使い分け「旅」のように制作する作家の思考をひもとく。
第4回
アートに携わるすべての人が知っておきたいアートと法の基礎知識を、Art Lawの専門家である弁護士・木村剛大が解説する本シリーズ。今回は、いま注目を集めるブロックチェーンを使ったNFT(Non fungible token=非代替性トークン)作品において、独自のルール設計を行うアーティストたちの試みを紹介する。
第40回
2021年8月号の特集「女性たちの美術史」にあわせて、パレスチナ人アーティストのモナ・ハトゥムのインタビューを掲載。ジェンダーや政治といった普遍的なテーマを扱うハトゥムの制作をたどる。
第9回
表現の場としてTikTokを活用しているクリエイターは現在もなお増加の一途をたどっている。この理由の一つとして挙げられるのが、全く新しい表現手法を取るクリエイターも人々の注目を集めやすく、そしてクリエイターをバックアップするユーザーの層もまた厚いという点だ。TikTok上でこれまでにない表現を行っているクリエイター、そして表現の技術や表現の楽しさをわかりやすく伝えているクリエイターに、TikTokで活動を行う理由、魅力を聞いた(PR)。
第8回
TikTokを活用し、そのコレクションや展覧会を紹介する美術館・博物館が国内外で増加中だ。そのなかでも、6月26日に行われた、京都伝統産業ミュージアムのTikTokでのLIVE配信「GoToアート〜TikTok LIVEで巡る京都伝統産業ミュージアム」は、制作スタッフやゲストにTikTokで活動する人気クリエイターと提携、新しい層にミュージアムの存在をアピールすることができた配信となった(PR)。
第42回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第42回は音楽家でありながら細胞のように広がる絵を描き続ける小林亮平さんを紹介する。
第7回
いかに鑑賞者とゆるやかにつながり、そしてファンになってもらえるか。この課題を解決するため、国内外を問わず、多くの美術館がTwitterやInstagram、FacebookなどSNSアカウントを立ち上げ、発信を行っている。そして近年、TikTokのアカウントを開設し、積極的に発信を行っている美術館が増加中だ。そのなかでも特に活動が活発な、ヨーロッパの美術館アカウントをピックアップし、紹介していく(PR)。
第38回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。6月は、発売中の2021年6月号からニューヨークで活動する日本人アーティストの言葉を紹介する。本記事では、上松祐司の日本語記事では初となるインタビューを掲載。40年を過ごすニューヨークの街を日々歩いて制作された作品に迫る。
第39回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。発売中の2021年6月号に関連し、6月は、ニューヨークとストリートに関わるアーティストたちの言葉を紹介する。本記事では、ホセ・パルラへのインタビューを掲載。大山エンリコイサムを聞き手に、ストリートを起点に抽象表現に取り組む作家の思想を紐解いていく。
第37回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。6月は、発売中の2021年6月号からニューヨークで活動する日本人アーティストの言葉を紹介する。本記事では、多くの人々と共同してつくりだす作品や、観客を即興的に巻き込むパフォーマンスで知られる荒川医のインタビューを掲載。
第35回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。6月は、発売中の2021年6月号からニューヨークで活動する日本人アーティストの言葉を紹介する。本記事では、エアロゾル・ライティング(いわゆるグラフィティ)から出発して、「クイックターン・ストラクチャー(QTS)」という独自のモチーフを発展させ続けている大山エンリコイサムのインタビューを掲載。
第36回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。6月は、発売中の2021年6月号からニューヨークで活動する日本人アーティストの言葉を紹介する。本記事では、自らつくり上げたインスタレーション空間を舞台に、即興的なパフォーマンスを行う作品で知られる笹本晃のインタビューを掲載。
第6回
天王州の街を拠点に、独自の芸術文化発信事業を繰り広げている寺田倉庫。複数のギャラリーが軒を連ねる複合施設やミュージアムにカフェ、画材ラボなど、様々な分野でアートの魅力を発信している。その寺田倉庫が運営する芸術文化発信施設「WHAT」「PIGMENT TOKYO」「WHAT CAFE」の3施設が精力的に取り組んでいるのが、TikTokでの発信だ(PR)。
第5回
急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。
第3回
アートに携わるすべての人が知っておきたいアートと法の基礎知識を、Art Lawの専門家である弁護士・木村剛大が解説する本シリーズ。現代美術の世界で度々行われる作品の改変のうち「物理的改変」に続き、今回は「概念的改変」について、事例を踏まえて紹介する。
第38回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2021年6月号の「BOOK」2冊目は、美術だけでなく建築、デザインの分野も含めた「展示空間」から戦後日本の芸術史を検証する『鈍色の戦後』を取り上げる。
第37回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2021年6月号の「BOOK」1冊目は、ロザリンド・E・クラウスによる20世紀美術批評の最重要論集の新訳『アヴァンギャルドのオリジナリティ』を取り上げる。