SERIES

PREMIUM

第3回

「ミロ展―日本を夢みて」に見るキュレーションのあり方。担当キュレーター・副田一穂が語る

美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第3回は、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ミロ展―日本を夢みて」を企画した副田一穂(愛知県美術館 主任学芸員)が、同展とキュレーションのあり方について語る。

SERIES / Curator's Voice

PREMIUM

第1回

アートと気候危機のいまを知る:第1回ギャラリー気候連合会議から新たなアワードまで

NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト]設立メンバーのひとりであり、TOTAL ARTS STUDIES(TAS)プログラム・ディレクターのロジャー・マクドナルドによる、気候危機とアートについての連載記事シリーズ。ニュースとインタビューで海外の動向の「いま」をわかりやすくご紹介。第1回は、気候危機とアートに関する出来事を海外のニュースから3つピックアップし、コラムとしてお届けします。

SERIES / Art and Climate NOW

PREMIUM

第3回

戸谷成雄のアトリエを訪ねて。「彫刻とは世界に対して完全に新たな存在として自立している」

アーティストは日頃どんな場で、どのように創造をしているのか。アトリエを訪ねて、その場で尋ねてみたい。あなたはどうしてこんなところで、そんなことをしているのですか?と。今回赴いたのは、日本の彫刻界における文字通りの「重鎮」、戸谷成雄さんの創造の現場だ。

SERIES / 創造の現場から

第50回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:たったひとりのパラダイス

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第50回は、天理教の教えを拠り所に、個性的な手描き看板やオブジェをつくり続ける松下勤さんを紹介する。

PREMIUM

第6回

「タコの滑り台」は著作物なのか? 機能のある実用品のデザインの著作権を考える

タコをモチーフにしたユニークな滑り台。この著作権をめぐる2つの会社の裁判において、タコの滑り台は著作物ではないという判決がくだされた。Art Lawの専門家である弁護士・木村剛大が、この事例から機能のある実用品のデザインの著作権について解説する。

SERIES / アートと法の基礎知識

第46回

書評:現代の芸術実践にはいかなる革命が可能か? 『流れの中で インターネット時代のアート』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2022年2月号の「BOOK」2冊目は、批評家のボリス・グロイスが「流れ」をキーワードに新たな時代のアートを論じる『流れの中で インターネット時代のアート』を取り上げる。

SERIES / BOOK

第45回

書評:「世界をかたちにしていく」営為としての彫刻。『彫刻の歴史 先史時代から現代まで』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2022年2月号の「BOOK」1冊目は、彫刻家アントニー・ゴームリーと批評家マーティン・ゲイフォードが古今東西の彫刻について語る『彫刻の歴史 先史時代から現代まで』を取り上げる。

SERIES / BOOK

PREMIUM

第2回

大竹利絵子のアトリエを訪ねて。「この場所はわたしにとって、作品世界への入口」

アーティストは日頃どんな場で、どのように創造をしているのか。アトリエを訪ねて、その場で尋ねてみたい。あなたはどうしてこんなところで、そんなことをしているのですか?と。今回は、木彫で独自の世界を生み出し続ける大竹利絵子さんの創造の場である東京藝術大学を訪れた。

SERIES / 創造の現場から

PREMIUM

第57回

「私はフライパンで卵を焼くのと同じ次元で、『誰かに何かを言おう』としているんです」。インタビュー:ローレンス・ウィナー

雑誌『美術手帖』2018年2月号より、ローレンス・ウィナーのインタビューを公開。2021年12月に逝去した世界的なコンセプチュアル・アートの作家を追悼し、来日時に取材された貴重なインタビューをアーカイブとしてお届けする。

SERIES / BT ARCHIVES

第23回

プレイバック!美術手帖 1982年9月号 特集「シュルレアリスムの30年代」

『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は1982年9月号の特集「シュルレアリスムの30年代」を紹介。

SERIES / プレイバック!美術手帖

PREMIUM

第1回

菅木志雄のアトリエを訪ねて。「日常のなかに、アートへ転換できる動作、行為、状態はいくらでもある」

アーティストは日頃どんな場で、どのように創造をしているのか。アトリエを訪ねて、その場で尋ねてみたい。あなたはどうしてこんなところで、そんなことをしているのですか?と。今回赴いたのは、半世紀にわたり現代美術の最前線を歩き続ける、菅木志雄さんの創造の現場である。

SERIES / 創造の現場から

第49回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:極彩色の神々

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第49回は、仕事の傍ら鮮やかなプラスチック製のオモチャなどによって立体作品をつくり続ける杉澤佑輔さんを紹介する。

第22回

ミヤギフトシ連載22:乗代雄介『最高の任務』『旅する練習』ほか ほころびの向こうへ

アーティストのミヤギフトシによるレビュー連載。第22回のテーマは、以前ミヤギのグループ展に短編を寄せた、乗代雄介による小説作品。コロナ禍を経て、作中で描かれる茨城県の石岡駅を訪ね考えた、自分が去ったあとの世界に何かを「残す」人々の思いとは。

SERIES / ミヤギフトシ連載

第43回

書評:皮肉とユーモアを交えて「アート」への疑問に答える。『みんなの現代アート』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2021年12月号の「BOOK」1冊目は、ターナー賞受賞アーティストのグレイソン・ペリーが、個人的経験からユーモアを交えて現代アート界やその構造を解説する『みんなの現代アート』を取り上げる。

SERIES / BOOK

第48回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:あふれんばかりの喜び

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第48回は、流木をもとに「木人(きびと)」と名付けた人形をつくり続ける杉村聡さんを紹介する。

PREMIUM

第6回

2021年10月号 特集「アートの価値の解剖学」

近年、アートマーケットの活性化が著しい。だがしばしば高額な落札額に「なぜこれにそんな値段が?」 「この作品にはどんな価値があるの?」と困惑することがある。その原因は、アートの価値がどんなシステムのなかでつくられるのか、価格と価値がどんな関係性にあるのかが不透明だからではないだろうか。そこで本特集では、キュレーター、ギャラリスト、批評家といったプレイヤーたちが、どのように価値づくりを支えているのか、その仕組みを解明する。さらにそうしたシステムを構成する美術館や画廊、マーケットといった現場で、いまどんな課題が迫っているのかを明らかにし、これからのアートの価値とは何かを考える、道筋を照らし出したい。

SERIES / BT BACK NUMBER

PREMIUM

第7回

あの人のアートコレクションが見たい!:支援していた作家が世界へと羽ばたいた佐野仁美さん

急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。

PREMIUM

第2回

ビジネスリーダーたちのアートコレクション:KYNEとの仕事から始まったアートコレクターとしての生き方。岡田喜則(AMIDUS. ・代表取締役社長)インタビュー

自身もコレクターであるコバヤシマヒロが、アートコレクションの共有プラットフォーム「COLLET」でコレクションを管理するアートコレクターにインタビュー。特にビジネスの世界で活躍する人々がコレクションの魅力を語るとともに、アートが自身のビジネスにいかなる影響を及ぼしているのかを取材します。

第9回

なぜ、社会に「違和感」を問いかけることは重要なのか? 雑誌『IWAKAN』の編集チームに聞く

現代美術の可能性を拡張するアーティストやスペース、プロジェクトを取り上げるシリーズ「美術の新な目つきを探して」。第9回は、世のなかの当たり前に「違和感」を問いかけることをコンセプトに創刊され、「違和感」を抱く人たちに寄り添う雑誌『IWAKAN』の編集チームにインタビューを行った。

SERIES / 美術の新たな目つきを探して

PREMIUM

第3回

アートの仕事図鑑:展覧会をつくる照明家・高橋典子(灯工舎)

展覧会の運営、アートマーケットの運用、コレクターのサポートなど、アートに携わる様々な仕事を紹介する「アートの仕事図鑑」。展覧会のライティングなどを手がける「灯工舎」で展覧会の照明を担当する高橋典子に、仕事の内容ややりがいを聞いた。

SERIES / アートの仕事図鑑