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『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』
郵便局員のハーブと図書館司書のドロシー。夫婦の共通の楽しみは現代アートをコレクションすることだ。選ぶ基準はふたつだけ。ひとつは自分たちの給料で買える値段であること。ふたつめは1LDKのアパートに収まるサイズであること。
慎ましい生活のなか、約30年の歳月をかけてコツコツと作品を買い集めてきたふたりだが、そのコレクションはいつしか20世紀のアート史に名を残す作家の作品ばかりになっていた。そんなふたりに、アメリカ国立美術館から寄贈の依頼がやってくる。
アートコレクターを自認する人であれば、見ていない人はいないとも言われる、コレクターが持つべき精神性を描いた『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』。未見の人はこの機会に見てはいかがだろうか。