
光が光でなくなるような体験を。脇田玲の新作個展「PHATONS」が光の美術館で開催
科学者であり美術家として活動する脇田玲の個展「PHOTONS」が、山梨・北杜市の清春芸術村にある光の美術館で開催。安藤忠雄が設計を手がけた同館と作品の共鳴に注目が集まる。会期は11月9日~2020年2月2日。

科学者であり美術家として活動する脇田玲の個展「PHOTONS」が、山梨・北杜市の清春芸術村にある光の美術館で開催。安藤忠雄が設計を手がけた同館と作品の共鳴に注目が集まる。会期は11月9日~2020年2月2日。

「あいちトリエンナーレ2019」(8月1日〜10月14日)の閉幕直前に開設された高山明によるプロジェクト「Jアートコールセンター」。電凸攻撃による「表現の不自由展・その後」の展示中止を受け、アーティストらが電話対応するというこの取り組みからは何が見えたのか? 高山に話を聞いた。

障害を持つ人をはじめとする市民と、アーティストなど様々な分野のプロフェッショナルとの協働により新たな芸術表現を創造・発信する「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」が、「横浜トリエンナーレ」にあわせて開催される。2020年夏にはプレ会期が開始、本会期は2020年11月12日〜28日。

世界遺産・法隆寺に伝わる文化財を紹介する特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」が、東京国立博物館で開催される。本展は1949年に焼損した金堂壁画の模本や再現と、23年ぶりに東京で公開される国宝・百済観音を主に展観するもの。会期は2020年3月13日〜5月10日。

フランス出身のサラ・ベルナールは、19世紀半ばから20世紀初頭にかけて女優として活動。またミュシャやラリックの才能をいち早く見出し、パトロンとしてその活動を庇護した。そんなベルナールの世界を紹介する「パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展」が、渋谷区立松濤美術館で開催される。会期は12月7日〜2020年1月31日(展示替えあり)。

11月11日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。

建築、写真、出版というメディアを理論的に構築しながら作品を発表してきた飯沼珠実。その個展「Japan in der DDR - 東ドイツにみつけた三軒の日本の家/二度消された記憶」が、東京・西麻布のKANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYで開催される。会期は11月9日〜12月14日。

1980年代に「超少女」のひとりとして注目を集めた前本彰子の個展が銀座のコバヤシ画廊で行われた。2018〜19年にかけ、日本の美術館では「1980年代の美術」をテーマとした展覧会が多数開催されたが、そこに登場することがなかった前本の作品。80年代をめぐる美術界の動きと前本の作品はいま、どのように見ることができるのか? 美術家の原田裕規が読み解く。

聴覚と視覚の領域を横断しながら制作を続けてきたアーティストの池田亮司。その個展が、東京・六本木のTARO NASUで開催されている。本展で池田はLED作品や平面作品など、新作を含む10点強を発表。会期は11月22日まで。

AI時代の諸問題を人文・社会科学の領域から検討する青山学院大学シンギュラリティ研究所。今回、新たな未来を創造するためのプロジェクトとして、現代美術作家による展覧会や専門家によるトークイベントを行う「来るべき世界:科学技術、AIと人間性」が青山学院大学青山キャンパスにて開催される。会期は11月16日〜12月15日。

中国本土最大級のアートフェアである「ウェストバンド・アート&デザイン」。その第6回目が、11月7日に開幕した。18ヶ国から108のギャラリーが参加する今回のフェアのハイライトを前後編で振り返る。

中国本土最大級のアートフェアである「ウェストバンド・アート&デザイン」。その第6回目が、11月7日に開幕した。18ヶ国から108のギャラリーが参加する今回のフェアのハイライトを前後編で振り返る。

オーストリア・ウィーンで開催中の展覧会「JAPAN UNLIMITED」の公認を、11月5日までに、在オーストリア日本大使館が取り消した。本展に参加するアーティストのひとりであり、ウィーンを拠点に制作活動を続ける丹羽良徳が、本件についてコメントを寄せた。

ReFreedom_Aichiは、11月8日に予定していた「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付撤回を求める署名の提出を、急遽取りやめた。今回の決定について、ReFreedom_Aichiに参加するアーティストらが会見。また、提出に参加した有識者も会見を行った。

本日予定されていた「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付の撤回を求める署名の提出が取りやめとなった。

岡山市内各所を舞台に開催される芸術祭「岡山芸術交流2019」。2016年に続く第2回となる今回は、アーティストのピエール・ユイグをアーティスティックディレクターに迎え、「超個体(スーパーオーガニズム)」というテーマのもと、アーティスト同士、作品同士が関係しあう展覧会が試みられた。「IF THE SNAKE もし蛇が」という意味深なタイトルが冠せられた本展のコンセプトと展示の実践について、石谷治寛が論じる。

ウィーンの展覧会「JAPAN UNLIMITED」が、在オーストリア日本大使館によって公認撤回された件に対し、参加作家のひとりである会田誠がTwitterで抗議の意を示した。

今年11月より、アート作品の輸入管理上の優遇措置を導入した「上海国際芸術貿易月間」がスタート。それを発起した「アート021 上海コンテンポラリー・アートフェア」は、11月7日〜10日に上海エキシビジョン・センターで開催される。今年第7回となるアート021の様子をレポートで紹介する。

パリを代表する美術館であるポンピドゥー・センターが、そのポップアップを上海屈指のアートゾーンである西岸(ウェストバンド)地区に誕生した。5年間限定のこの美術館。その様子を現地からお届けする。

独自のモチーフを追求し、2017年にはカンザス州のマリアンナ・キストラー・ビーチ美術館で、アメリカで初となる美術館個展を開催した大山エンリコイサム。国内においても現在、山梨県北杜市の中村キース・ヘリング美術館で個展「VIRAL」を開催中だ(〜11月17日)。今回、この2つの美術館個展のカタログ刊行を記念したトークイベント「拡散・横断・身体・造形」が、11月9日に東京・恵比寿のNADiff a/p/a/r/tで開催される。ゲストは美術評論家の中尾拓哉。