
トランプによる「偉大なアメリカ人」の銅像を展示する公園計画、バイデン政権は「NO」
アメリカのトランプ前大統領が昨夏提案した「National Garden of American Heroes」という計画が、ジョー・バイデン大統領によって破棄された。

アメリカのトランプ前大統領が昨夏提案した「National Garden of American Heroes」という計画が、ジョー・バイデン大統領によって破棄された。

東京・上野の東京藝術大学大学美術館 陳列館で、コロナ禍以降の「私たちの居場所」を10組のアーティストの作品を通して考えるグループ展「居場所はどこにある?」が開催。会期は6月1日〜6月20日。

毎年ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスで開催されるアートフェア「フリーズ」が、2022年にソウルで新たなアートフェアを立ち上げることを発表した。

日本植民地期の台湾人アスリート、張星賢(ちょう・せいけん)の競技人生に焦点を当て、日本と東アジアの近代史を見つめ直す「東アジアを駆け抜けた身体―スポーツの近代―」展が国立歴史民俗博物館にて開催された。スポーツの歴史のなかから浮かび上がるアスリートのサインとは何か。美術批評の中島水緒がレビューする。

長谷川新をゲストキュレーターに迎えた、gallery αMでの2020〜21年度プロジェクト「約束の凝集」。その第2回として、永田康祐の個展「イート」が開催された。食べるという行為や、それに応じて組織される主体について、そして「口」についてを考察した本展を、文化理論家の清水知子がレビューする。

5月11日〜14日にニューヨークで開催された「21世紀美術」「20世紀美術」イブニングセールと3つのデイセールで、クリスティーズが合計約7億7270万ドル(約844億円)の売上高を記録した。パブロ・ピカソの《Femme assise près d'une fenêtre(Marie-Thérèse)》(1932年)は1億341万ドル(約113億円)で落札され、2年ぶりにオークションでは1億ドルを超えた作品となった。

5月20日の閉館が決まった東京・渋谷のアップリンク渋谷。最終日に1日限定でフランシス・ベーコンを描いた映画 『愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像 』が上映される。

政府与党が今年2月に国会に提出した出入国管理法などの改正案をめぐり、同法案に反対するアーティストたちに呼びかけ、滝朝子がウェブサイトを立ち上げた。

東京都現代美術館で開催され、話題を呼んだアートディレクター・デザイナーの石岡瑛子(1938〜2012)の個展。本展について、写真研究者のダニエル・アビーが「形(form)」をキーワードに論じる。

現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2021」が、大阪・中之島の大阪市中央公会堂で開催される。会期は7月18日〜20日。

KAWSが「KAWS:HOLIDAY」の新たなアートプロジェクトとして「KAWS:HOLIDAY UNITED KINGDOM」を開催。キャラクター「コンパニオン」が熱気球となりイギリス・ブリストルの空を飛ぶ。

3度目の緊急事態宣言が延長されるなか、美術館界では国立と都立でその再開をめぐり混乱が生じた。文化庁はミュージアムでの安全性を主張し、休館に合理性がないとする。いっぽうで都は人流抑制のために休館を要請したが、劇場など他の施設における対応との整合性がとれていない。こうした状況を踏まえ、ミュージアムをめぐる状況はいまどうなっているのかについて、公益財団法人日本博物館協会の専務理事・半田昌之に話を聞いた。

今年5月19日〜23日にアート・バーゼル香港がリアルな会場で2年ぶりに開催。香港に渡航できないギャラリーに向けてサテライトブースを設置するいっぽうで、ライブ配信プログラムも展開する。昨年のフェアの開催中止を受けて同フェアが立ち上げたオンラインプログラムの効果や、今年のリアルなフェアに対する期待について、アート・バーゼルのディレクター・アジアであるアデリン・ウーイに聞いた。

東急株式会社は、渋谷にある東急百貨店本店を2023年春以降に解体すると発表。これに伴い、隣接するBunkamuraも23年4月より長期休館する。

草間彌生が友人の医師・廣瀬輝夫に贈った11点の最初期作品が5月12日に合計約1523万ドル(約16億6600万円)で落札され、事前の予想落札価格880万ドルのほぼ2倍となった。

ファッション界で注目を集めるふたつのブランド、「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE」「TYPE-1 ATLAS Collection」。それぞれのデザイナーである宮前義之と中里唯馬とともに、脳科学者の中野信子を加えた鼎談を実施。「不確実性の時代」におけるファッションの役割や、人間の身体の不完全性に見るファッションの可能性について語り合った。

開館から1年4ヶ月が経ったアーティゾン美術館(東京・京橋)の大規模コレクション展第2弾「STEPS AHEAD:Recent Acquisitions 新収蔵作品展示」が好評だ。5年間の建て替え休館中に新たに収集した作品より、初公開の約100点を含む約200点を披露し、若い層も引き寄せている。拡張しつつ前進するコレクションの現在形を、本展を企画した新畑泰秀学芸課長に聞いた。

スマートフォンやパソコンで、いつでも見たい動画コンテンツを視聴できることから近年注目を集めるストリーミングサービス。今回はAmazon Prime Videoで見られるおすすめのアートムービーを紹介。連休中に自宅で過ごす時間のお供にいかがだろうか。配信期限つきの作品もあるため、気になるものは早めのチェックをおすすめしたい。

5月12日にニューヨークで開催された3つのイブニングセールで、サザビーズが約5億9700万ドル(約654億円)の総売上を記録。この数字は、同社前年同期のセールに比べて64パーセント増加している。

多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コースの卒業制作展として、BankART(横浜)にて「Sweep-Space-Surface」展が開催された。作品展示以外にも多くのプログラムが組まれた本展のあり方について、インディペンデントキュレーターの長谷川新がレビューする。