古武家賢太郎とMaison Kitsunéがコラボレーション。「⽊のキツネ」コレクションが発売

⾃然⽊に⾊鉛筆で⾊付けした独特の⼿法による作品で知られるアーティスト・古武家賢太郎と、フランス発のライフスタイルブランド「Maison Kitsuné」がコラボレーション。⽊製のキツネやそれをプリントしたアパレル、アクセサリーが揃う⽇本発のコレクションを9⽉18⽇に発売する。

古武家賢太郎 Wooden Kitsune (木のキツネ) レプリカ オブジェ 19800円

 ⾃然⽊の板に⾊鉛筆で直接描き込む独特の⼿法で知られるアーティスト・古武家賢太郎と、フランス発のライフスタイルブランド「Maison Kitsuné」がコラボレーションする。

古武家賢太郎 ハンドメイド Wooden Kitsune (木のキツネ)

 広島生まれの古武家賢太郎は、1998年に桑沢デザイン研究所を卒業。その後、2009年にロンドン芸術⼤学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ修⼠課程を修了し、現在もロンドンを拠点に活動している。その作品は、神話や童話からの引⽤をイメージさせる幻想的なペインティングで、これまでの主な展覧会には、個展「The Other Side Of Hope」(Maho Kubota Gallery、2020)、「17th DOMANI・明⽇展」(国⽴新美術館、2015)などがある。

古武家賢太郎 ハンドメイド Wooden Kitsune (木のキツネ)

 いっぽうの「Maison Kitsuné」は、ジルダ・ロアエックと⿊⽊理也が02年にパリで⽴ち上げたブランド。ファッションブランドとしての「Maison Kitsuné」のほか、⾳楽レーベル 「Kitsuné Musique」やカフェ・ロースタリー・ バー・レストランの「Café Kitsuné」を運営しており、ブランドスタートからの19年で、グローバルでの影響⼒を広めてきた。

 今回、この両者が初めてコラボレーション。「⽊のキツネ」コレクションとして9⽉18⽇に発売される。本コレクションでは、古武家によって幾何学的な形の⽊材で再解釈された Maison Kitsunéのアイコンである「キツネ」をフィーチャー。⾊鉛筆で着⾊した⽊製の円や四⾓、⽴⽅体、円柱などを組み合わせた様々な形の「⽊のキツネ」が Tシャツやスウェット、トートバッグなどにプリントされている。

シャツ 33000円
スウェット 25300円
キャップ 12100円 *ホワイト、エクリュ 2⾊展開
トートバッグ 7700円 *ホワイト、エクリュ 2⾊展開

 古武家とジルダ・ロアエック、⿊⽊理也の親交はブランド設立当時から続くもので、古武家が6年前から⽴体作品の制作に集中していたなか、個⼈的な贈り物として⿊⽊にプレゼントした「⽊のキツネ」が今回のコレクションでモチーフとなった作品の始まり。その後、20年の個展にジルダ・ロアエックが来場した際、今回のコラボレーションのアイデアが⽣まれたという。

 コレクションの発売に合わせ、代官山にあるMaison Kitsuné Daikanyama では「Maison Kitsuné Gallery」として古武家によるハンドメイドの⽊のキツネ作品の展⽰会を開催。また、Café Kitsunéの新しいライン「Café Kitsuné Objets」からは、古武家の世界観を存分に味わえる「⽊のキツネ」のオブジェ(レプリカ・オリジナル) も展開される。

古武家賢太郎 ハンドメイド Wooden Kitsune (木のキツネ)

 なお今回のコレクションと同時に、古武家の最新作品集『Kentaro Kobuke』も出版。100部限定のリミテッドエディションカバー(内、初期のドローイング付きの特別バージョン10部あり)と通常カバーの発売が予定されている。

編集部

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