
臨時休館中の東博「国宝 鳥獣戯画のすべて」、会期延長へ。6月20日までを予定
緊急事態宣言の影響で臨時休館となっている東京国立博物館の特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」。その会期が延長される見通しとなった。

緊急事態宣言の影響で臨時休館となっている東京国立博物館の特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」。その会期が延長される見通しとなった。

今年4月、金沢21世紀美術館の新館長として長谷川祐子が就任した。この美術館の開館にも携わった経験を持つ長谷川はこの美術館をどのような方向にディレクションしていくのか。話を聞いた。

ドナルド・ジャッドが1980年代に設立した現代美術館「チナティ・ファンデーション」が、いくつかの大規模な修復プロジェクトをスタートさせた。ジョン・チェンバレンの彫刻作品を常設展示する建物の修復のほか、アドベ壁の修復や草原の維持管理などでは、地域の若い女性たちを対象に職業訓練も行う。

『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『約束のネバーランド』。その原作担当と作画担当、白井カイウと出水ぽすかが、シャネルとの協業によりマンガ単行本『miroirs』を出版。また、関連する展覧会『MIROIRS – Manga meets CHANEL』も東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催された。ふたりに本企画に取り組んだ感想と、マンガへの取り組み方について聞いた。

昨年、青森県弘前市に開館した弘前れんが倉庫美術館が「フランス国外建築賞(AFEX Grand Prix 2021)」のグランプリを受賞した。

現代美術ギャラリーのNANZUKAが、渋谷区の神宮前3丁目に新たなフラッグシップ・ギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」をオープンさせる。オープニング展覧会はモリマサトの新作個展。

第4回
先日のレポートで触れたとおり、所蔵作品や周辺の情報について、TikTokで積極的に発信する美術館やギャラリーが増加中だ。それと同時に、アーティストたちが表現活動の場としてTikTokで自分の作品や作品制作のプロセスを紹介、ブレイクする現象も世界各国で増えてきている。アーティストは、どのようにTikTokで活動しているのか? 表現の場としてTikTokを活用する、日本を基点に活躍するアーティストを紹介。それぞれにTikTokをどのように扱っているのかを伺った。(PR)

千葉市のホキ美術館で、「STORIES─永遠の人物画展」が開幕。同館の写実絵画のコレクションのなかから、人物画75点を厳選して展示する。会期は5月21日〜11月14日。

19歳以降のポートレート写真が1枚も残されていないフィンセント・ファン・ゴッホ。その顔を“再現”したポートレート写真などを展示する展覧会「Inventing Van Gogh」が、オランダ・ズンデルトにある美術館「フィンセント・ファン・ゴッホ・ハウス・ズンデルト」で開催される。会期は8月14日〜12月5日。

近年、独自のカラーパレットを用いて多様な画題を描いている画家・五木田智央の北米での初美術館個展「Get Down」が、6月12日よりテキサスのダラス・コンテンポラリーで開催される。パステルカラーの作品に加え、コロナ禍によるロックダウン中に制作された未公開作品などが展示される。

ドキュメンタリー映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』が、コロナ禍による公開延期を経てついに公開された。本作は、現在の森山大道、そしてその壮大な作品のデータを整理し写真集を現代に甦らせる編集チームの試みと、それを映像で追う映画チームの挑戦をパラレルで追った意欲作だ。監督を務めた岩間玄と、造本家・町口覚の両者が、森山大道について語り尽くす。

今回で第3回となる現代美術賞「Tokyo Contemporary Art Award」の受賞者が、写真家の志賀理江子とアーティストの竹内公太に決まった。3月21日、東京都現代美術館で開かれた受賞記念シンポジウムには、受賞者や選考委員が登壇。同賞のこれまでとこれからを語るとともに、受賞者からは、「賞の枠組みを超えるような能動的なアクションについて考えていきたい」との発言も飛んだ。

クマ財団の第4期奨学生41名によるオンライン展示会「KUMA EXHIBITION 2021」が開催される。会期は4月27日〜5月31日。

天王洲に拠点を置くKOTARO NUKAGAが、新たなスペースを六本木のピラミデビルにオープン。そのこけら落としとなるのは松山智一にとって国内では3年ぶりとなる個展だ。本展開催に際し、アメリカから帰国した松山と、ギャラリーオーナーの額賀古太郎が記者会見を行った。

コロナ禍による美術館の休館が続くなか、国際美術館会議(CIMAM)は近代・現代美術の専門家のあいだで知識と交流を促進し、危機的な時期に世界中の美術館の活動に注目してもらうための「Outstanding Museum Practices Award(傑出した美術館の実践賞)」を設立した。同賞の内容と意義とは?

神戸市の都心・三宮再整備 街中アートプロジェクトとして、「最果タヒと街の風景」が実施中。最果タヒの書き下ろしによる詩が、街中の仮囲い2ヶ所に10月まで展示されている。

品川にある旧原美術館の建物が5月24日から解体工事に入ることがわかった。

サザビーズのコンテンポラリーアート部門アジア地区統括を務めている寺瀬由紀が今年7月をもって退任。独立することが発表された。アレックス・ブランジックとマックス・ムーアが、それぞれ新たに設立されるモダン・コンテンポラリーアート部門アジア地区のチェアマンとコンテンポラリーアートセールス部長に就任する。

世界138の国と地域から4万人以上の美術館・博物館のエキスパートと3000以上の館が会員として登録する巨大組織「ICOM(国際博物館会議)」。その会長が、5月18日の「国際博物館の日」に際してメッセージを発信した。

新型コロナウイルスの影響により公演が中止となっていた、アーティスト・田村友一郎による初の劇場作品『テイストレス』。本作が6月27日に京都芸術劇場 春秋座(京都芸術大学内)で上演される。