
「見る」をめぐる旅は続く。豊田市美術館でゲルハルト・リヒターと対峙する
「ゲルハルト・リヒター展」が豊田市美術館に巡回。巨大抽象画《ビルケナウ》(2014)、「フォトペインティング」「アブストラクト・ペインティング」「カラーチャート」といった代表的なシリーズから近年のドローイング、そして同会場のみで展示される2022年の最新作まで、あわせて約140点が展示されている。

「ゲルハルト・リヒター展」が豊田市美術館に巡回。巨大抽象画《ビルケナウ》(2014)、「フォトペインティング」「アブストラクト・ペインティング」「カラーチャート」といった代表的なシリーズから近年のドローイング、そして同会場のみで展示される2022年の最新作まで、あわせて約140点が展示されている。

11月18日より第2回目の開催が予定されるアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」。その新企画として、サテライトプログラム「Flowers of Time」が京都・本願寺伝道院で開催。出展アーティストも発表された。会期は11月10日〜20日。

美術系大学・専門学校の目玉イベントとして毎年注目を集める「芸祭」。この秋3年ぶりのリアル開催が実施される都内の芸祭をピックアップし、紹介する。

環境活動団体「Just Stop Oil」のメンバーが、ロンドンのナショナル・ギャラリーでゴッホの名作《ひまわり》にトマトスープと見られる液体を投げつけるという騒動を巻き起こした。

「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトに、今年で第15回目の開催となる「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022」が、東京ミッドタウン内で開幕した。今年のイベントの見どころや関連イベントをレポートで紹介する。

油彩画のオールドマスターたちから多大な影響を受け、伝統的な「文法」に則りながらも、現代的で斬新なモチーフを次々と描きキャリアを重ねるペインター・Sablo Mikawaに創作の様子や作風の原点を聞いた。

渋谷PARCOで10月17日まで開催中のカルチャーイベント「P.O.N.D.」。「IN DOUBT/見えていないものを、考える。」をテーマにした、新進気鋭の作家たちの表現が集まるこのイベントのハイライトをレポートする。

11月1日、愛知・長久手市の愛・地球博記念公園内に「ジブリパーク」が開園する。第一期開園エリアの「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」についてレポートする。

能登印刷が9月にローンチした、デジタル・アーカイヴのプラットフォーム事業「MU(ミュー)」。コレクションの楽しみ方を提示することで、ミュージアムの課題解決とアートファンの裾野拡大を目指す新たな取り組みだ。その展望を、同社代表・能登健太朗の話とともに紹介する。

今週開幕/閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

名古屋のシンボルである名古屋テレビ塔。この高さ178.7メートルの自立式鉄塔が、重要文化財に新指定された。

金沢の私設美術館「KAMU kanazawa」が8つ目となる新たなスペース「KAMU SsRg」をオープンさせる。同スペースに展示されるのはサイモン・フジワラの《Once Upon a Who?》だ。

イギリスでもっとも物議をかもすアーティストのひとりである、ダミアン・ハースト。彼の新しいプロジェクトでは、自身の大量の作品を焼却することで、美術作品の「価値の移行」を見せつけた。

『エレファント・マン』や『マルホランド・ドライブ』などの長編映画で知られるアメリカの映画監督、デヴィッド・リンチ。その個展「Big Bongo Night」がペース・ギャラリーのニューヨーク本社で開催される。会期は11月4日〜12月17日。

能登印刷株式会社(⽯川県⾦沢市)が、コレクションを始めとする美術館の資産を有効活用し、人々と美術をつなぐオンラインミュージアムプラットフォーム「MU(ミュー)」のサービスを開始した。

パリ装飾芸術美術館で話題を集め、その後ロンドン、 ニューヨークと世界を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展が、東京都現代美術館で開催される。会期は12月21日〜2023年5月28日。

イギリスを代表する現代アーティスト、ジュリアン・オピーによる世界初公開のVR作品個展「Julian Opie 『OP.VR@PARCO』」が、渋谷のPARCO MUSEUM TOKYOで開催される。会期は10月21日〜11月14日。

一般社団法人Art Can Save Usが主催するチャリティ企画「第2回Art Can Save Us 2022」がチャリティサイトで11人のアーティストの作品を10月16日まで抽選販売している。得られた売上から必要経費をのぞいた全額は児童養護施設サポート事業「あしながサンタ」に寄付。全国の児童養護施設の子供へのクリスマスプレゼント代の支援となる。

ガラスや陶磁器の分野を中心に、フィンランド・デザインを代表する製品を生みだしてきたライフスタイルブランド・イッタラ。その日本で初めてとなる大規模展「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」が(Bunkamura ザ・ミュージアム)で開催されている。イッタラ・デザインの成り立ちやデザイン哲学について、本展をキュレーションしたハリー・キヴィリンナ(フィンランド・デザイン・ミュージアム展覧会担当上席学芸員)が、戦後フィンランドの歴史と社会の視点から解き明かす。

2023年秋に「京都 蔦屋書店」がオープンする。京都市四条河原町に位置するこの店舗は、アートや文化の伝統から最先端までの幅広い提案を目指すという。