京都府が主導し、11月18日から20日に第2回目の開催が予定されるアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」。その新企画として、サテライトプログラム「Flowers of Time」が京都・本願寺伝道院で開催される。サテライトプログラムの会期は11月10日〜20日。
本展は、ACKプログラムディレクターの山下有佳子によるキュレーションのもと、人間が平等にもつ「時間」という概念について、多種多様な作品の展示を通じて模索するもの。
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展示は、普遍的な時間概念を想起させる作品から始まり、個人的な時間としての「記憶」や、文化的な時間としての「歴史」、物が保持する時間としての「痕跡」など、様々な時間に関する作品を紹介。共通認識としての相対的な時間ではなく、個々の中にある絶対的な時間や、人間のスケールでは測れない時間に向き合うことで、平等な時間を生きる私たち人間が、どのように互いを尊重し、共存していくかを問いかけるというテーマになっている。
出展作家は、フェリックス・ゴンザレス=トレス、ユージーン・スタジオ/寒川裕人、加藤慎也、リー・ミンウェイ、中川幸夫、小瀬真由子、コア・ポア、佐々木類、エレーヌ・ストッキの9組。
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