荒木経惟、長年のミューズからの 「#MeToo」

性的被害を告発する「#MeToo」の動きはハリウッドを発端に、政治、スポーツ、アートなど多方面に広がりを見せている。今回声をあげたのは、十数年にわたって写真家・荒木経惟の被写体となってきたダンサー、KaoRiだ。

NEWS / HEADLINE

パルコ主催のカルチャーイベント「シブカル祭。」渋谷を飛び出し、香港で開催

「新しい才能の発見と育成(インキュベーション)」の考えの元、未来を切り開いていく才能のある人たちを応援し続けてきたパルコ。その取組の一環として「若手女子クリエイターの、表現作品の発表の場を提供する」ことを目的としたカルチャーイベント「シブカル祭(まつり)。」が、2018年5月に香港で開催される。会期は5月18日~29日。

NEWS / EXHIBITION

インドネシアの現代アーティスト、アイ・チョー・クリスティンの個展が開催。新作の大型絵画も発表

インドネシアの現代アーティスト、アイ・チョー・クリスティンの日本の美術館では初の個展が金沢21世紀美術館で開催される。初期のドライポイントやドローイングから、本展のために制作された新作の大型絵画まで、約50点の作品を通して、その多面的な創作活動を紹介する。会期は2018年4月28日〜8月19日。

NEWS / EXHIBITION

NYを代表するギャラリー「ファーガス・マカフリー」が東京に進出。その狙いを聞く

2006年の設立以来、日本戦後美術を欧米に広めてきたニューヨークのギャラリー「ファーガス・マカフリー」がついにこの春、東京・表参道に進出する。なぜこの時期なのか? そしてなぜ東京なのか? 3月24日のオープンを前に、設立者のファーガス・マカフリーと、空間デザインを手がけたビル・カッツに話を聞いた。

INTERVIEW

【ギャラリストの新世代】 EUKARYOTE 鈴木亮・小島佳子

セゾンアートギャラリーに在籍していた鈴木亮、小島佳子らが2018年3月にオープンした現代美術のギャラリー「EUKARYOTE(ユーカリオ)」。ここは「芸術の日常性」というセゾンの意思を引き継ぎ、既存の概念にとらわれず新たな文脈を創造する場となることを使命に掲げる。今後の展望について2人に話を聞いた。

INTERVIEW

ルドン展とうどん県? 三菱一号館美術館で異色の コラボレーション企画が実施中

東京・丸の内の三菱一号館美術館で2018年5月20日まで開催されている「ルドン―秘密の花園」展。この「ルドン展」と、香川県を指す「うどん県」の語呂が似ているということから始まったルドン展と香川県とのコラボレーションキャンペーン「ルドン展LOVESうどん県」が18年4月20日まで実施中だ。

NEWS / EXHIBITION

「僕には藤田の気持ちがわかる」 アーティスト・会田誠に聞く、 藤田嗣治が描いた「少女」

藤田嗣治が晩年まで描き続けた少女たちに注目した、会田誠の編著書の書籍『藤田嗣治の少女』が2018年2月、講談社より発行された。藤田が少女を描き続けた理由、そして同じアーティストとして、会田は藤田に何を見るのか。会田お気に入りの喫茶店でインタビューを行った。

INTERVIEW

ブロックチェーンはアートの流通を変えるか? ホワイトストーンギャラリー代表・白石幸栄に聞く

今年1月、銀座の老舗画廊ホワイトストーンギャラリーが発表した、ブロックチェーン上での美術品取引プラットフォーム構築のためのICO(新規仮想通貨公開)事業の実施。世界で急速に存在感を強めている仮想通貨を用いて、美術業界に何を巻き起こすのか。ホワイトストーンギャラリー代表取締役の白石幸栄に話を聞いた。