INTERVIEW境界線上をさまようトラと 「トラ人間」が示す、近代化の光と闇。ホー・ツーニェンに聞くシンガポール出身のホー・ツーニェンの表現は映像、演劇、観客参加型など多岐にわたる。トラを通して歴史をさかのぼる連作においても、複数の方法で試行錯誤を重ねた。その最終形となる《一頭あるいは数頭のトラ》(2017)を今年2月に日本で発表したホーに、創造の源泉を尋ねた。文=桂真菜(舞踊・演劇評論家)2018.7.1ブックマークsaveKAAT(神奈川芸術劇場)にて 撮影=前澤秀登 大きい画像で見る