公益財団法人・東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京が、2020年度の4つの助成プログラムの公募している。
募集しているのは「東京芸術文化創造発信助成」の単年助成と長期助成、「芸術文化による社会支援助成」、そして「東京地域芸術文化助成」の4つのプログラム。任意団体も申請可能であることが特徴のプログラムだ。締め切りは3月2日(「東京地域芸術文化助成」のみ、第1期締め切りが2月17日)。
「東京芸術文化創造発信助成」は、東京の都市の魅力の向上に寄与する創造活動と、その担い手を支援するためのプログラム。東京を拠点とする芸術団体などに対して、活動経費の一部を助成する。今回は1年間の助成活動期間に、都内あるいは海外で実施される活動を対象とする単年助成と、最長3年間の長期的な目標達成を目指す事業を対象とする長期助成の、ふたつのプログラムで募集を行う。単年助成に関しては、今回の募集より個人申請が全分野で可能となった。
「芸術文化による社会支援助成」は、様々な社会環境にある人が、個性を尊重しながら創造性を発揮することのできる芸術活動や、社会や都市の課題に芸術文化の観点から取り組む活動を助成するプログラム。東京を拠点とする芸術団体や福祉団体、NPO等が実施する事業が対象となる。
「東京地域芸術文化助成」は、東京を拠点とする芸術団体、保存会、継承団体等が対象。都内の無形民俗文化財を活用した地域の文化振興に資する公演活動や、特定の地域における文化資源を活用して地域の魅力を国内外に発信する活動を支援する。現在公募中の第1期締め切りは2月17日。
各プログラムの詳細や助成対象となる事業期間は、アーツカウンシル東京のホームページの公募ガイドラインに掲載されている。申請書もホームページよりダウンロードが可能だ。