
第24回TARO賞は大西茅布に決定。高校3年生、史上最年少受賞
岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称「TARO賞」)。その第24回の受賞者が発表され、大西茅布が大賞である「岡本太郎賞」を受賞した。同賞受賞者では最年少となる。

岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称「TARO賞」)。その第24回の受賞者が発表され、大西茅布が大賞である「岡本太郎賞」を受賞した。同賞受賞者では最年少となる。

1968年に公開されたSF映画の金字塔である『2001年宇宙の旅』。この舞台である2001年から20年の節目である今年、「2021年宇宙の旅 モノリス ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」が、東京・表参道のGYRE GALLERYで始まった。

文化庁がアート市場活性化ワーキンググループをスタートさせた。そこにある背景と狙いとは?

アート界に大きな影響を持つNHKの『日曜美術館』はどのように特集を組んでいるのか? 現代美術家・松山智一を特集を手がけたディレクターの話からは、変わりつつある『日曜美術館』の姿が見えてきた。

バーチャル東京国立博物館「バーチャルトーハク」では、アニメーション映画『時をかける少女』の劇中のために企画された展覧会「アノニマス ─逸名の名画―」を再現したバーチャル特別展が開催中。現代アニメーションと日本美術の関係や、本展の展示作品と映画との関連性などについて、『時をかける少女』の監督である細田守と、同館研究員の松嶋雅人が対談を行った。

宮城県石巻市・牡鹿半島を中心に、2017年から行われてきた総合芸術祭「Reborn-Art Festival」。3回目となる今年は「利他と流動性」をテーマに、21年夏と22年春の2回に分けて開催される。

ISSEY MIYAKE MENのデザイナーを約6年間務めた高橋悠介が独立し、新たに立ち上げた「CFCL」が2月17日より東京ミッドタウン内のイセタンサローネにてポップアップをスタート。ベルリンを拠点とするアーティスト・エルムグリーン&ドラッグセットと高橋のコラボレーション作品も展示されている。

ベルギー王室御用達のラグジュアリブランド「DELVAUX(デルヴォー)」と、マグリット財団とのパートナーシップコレクション第2弾が2月16日に発売された。

歌手・アーティストのコムアイと、ミュージシャンのオオルタイチによるプロジェクト「YAKUSHIMA TREASURE」。そのパフォーマンスをオンライン配信する「YAKUSHIMA TREASURE ANOTHER LIVE from YAKUSHIMA」が開催されている。

過去にひきこもりの経験を持つ美術家・渡辺篤が主宰を務める「アイムヒア プロジェクト」が、展覧会「同じ月を見た日」を開催。本展では、月をモチーフに、ひきこもりおよびコロナ禍に発生した孤立に取り組むという。会期は2月28日~3月21日。

第2回
多様な文化芸術活動の収益力強化について考え議論する場を提供する全5回のトークイベント「サバイブのむすびめ」。トークイベントの第2回目は、能楽師として舞台に立ち、公益社団法人能楽協会で理事も務める山井綱雄を迎えて行われた。モデレーターは事業構想大学院大学特任教授の青山忠靖。

1986年開館の八戸市美術館を全面的に建て替えた新たな美術館が、今年11月頃に開館することが発表された。また館長については日本大学理工学部建築学科教授で建築家の佐藤慎也が4月1日付で就任する。

2月13日に福島と宮城で震度6強を記録した地震で宮城県美術館は当面のあいだ臨時休館に。いっぽうふくしま歴史資料保存ネットワークなどは被災美術品や資料の保存を呼びかけている。

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。金沢21世紀美術館に長らく勤めたキュレーター・鷲田めるろの活動記録集や、話題を集めたデイヴィッド・リンチによる自伝待望の邦訳など、新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

「年齢・所属を問わず、真に力がある作品」を募集する公募コンクール「FACE」。第9回となる「FACE 2021」では、応募作品1193点から入選作品83点が選ばれ、合議制でグランプリに魏嘉《sweet potato》(2020)が選出された。「SOMPO美術館」では、グランプリをふくむ全受賞・入選作品を展示する「FACE展 2021」が3月7日まで開催されている。

日本人の父とアメリカ人の母の元に生まれ、アイデンティティの葛藤に苦しみながらも、独自の彫刻哲学を打ち立てたイサム・ノグチ。その創作の軌跡をたどる回顧展「イサム・ノグチ 発見の道」が、東京都美術館で開催される。本展の見どころとは?

舞台芸術、ミニシアター、ライブハウス/クラブ分野の3団体が文化芸術に対する公的支援を求めて活動している共同キャンペーン「WeNeedCulture」が、2度目の緊急事態宣言下における補償について、菅総理大臣など6名に対して公開質問状を送付した。この背景にあるものとは?

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。主に西洋美術のなかで異民族・異文化がどう描かれてきたのかを概観する書や、小池一子の領域横断的な活動を網羅した1冊など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

箱根のポーラ美術館は 4月17日〜9月5日に 「フジタ ― 色彩への旅」展を開催。新収蔵の作品3点も初公開する。

中世ヨーロッパ美術から近代美術まで約15万点のコレクションを持つオランダのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館。そのコレクションを収蔵し、また一般来場者に見せる収蔵庫「デポ・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン」が、今年秋にオープンする。世界でも類を見ないこの試み。その詳細について、同館館長のシャレル・エックスに話を聞いた。