
ピピロッティ・リストの大規模個展が京都国立近代美術館で開催へ。初期作から最新作までを紹介
スイスを拠点に国際的に活躍するアーティスト、ピピロッティ・リストの初期作から最新作までを紹介する個展「ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island-あなたの眼はわたしの島-」が、京都国立近代美術館で開催される。会期は4月6日〜6月13日。

スイスを拠点に国際的に活躍するアーティスト、ピピロッティ・リストの初期作から最新作までを紹介する個展「ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island-あなたの眼はわたしの島-」が、京都国立近代美術館で開催される。会期は4月6日〜6月13日。

第16回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。2月は、現在開催中の「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ)」展にあわせて、2019年6月号「平成の日本美術史 30年総覧」特集より、5名の執筆陣が平成美術を様々な切り口から分析したコラムを掲載する。

全世界の学生を対象としたマンガ・イラストコンテスト「国際コミック・マンガスクールコンテスト」が今年も開催。「憧れ」を作品テーマに、6つの部門で4月29日まで作品を募集している。

株式会社乃村工藝社は、文化庁の採択事業である「美術館等を対象とした写真作品等の発信促進及びマーケット構築プログラム実践事業」として、インターネット調査を2月26日より実施。東京都写真美術館と金沢21世紀美術館にて行われるモデル事業が対象となる。

昨年11月に公表されたアーツ前橋の借用作品紛失。同館はこれを受け、今年4~6月の3ヶ月間、収蔵作品の総点検のために休館することを発表した。現在明らかになっている紛失までの経緯や、調査状況、点検の内容についてまとめた。

GINZA SIXは4月12日~2022年4月(予定)までの期間、同館中央に位置する吹き抜け空間において彫刻家・名和晃平によるインスタレーション《Metamorphosis Garden(変容の庭)》を展示すると発表した。

昨年11月に上海の龍美術館西岸館(ロン・ミュージアム・ウエストバンド)で開催された松山智一の個展「Accountable Nature」が、3月7日〜5月16日に中国・重慶の龍美術館重慶館で開催される。7メートルにおよぶ巨大彫刻《Nirvana Tropicana》など上海で展示された作品に加え、複数の新作も紹介される。

2月28日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届け。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

ルイ・ヴィトンは3月20日のルイ・ヴィトン 銀座並木通り店のオープンを記念して、コム デ ギャルソンの川久保玲デザインによるトートバッグ「バッグ ウィズ ホールズ」を発売する。

ファン・ゴッホが1887年に制作し、これまで一般公開が一度もなかった秘蔵の風景画が、3月25日にサザビーズとパリのオークションハウス「ミラボー・メルシエ」による共同セールに出品される。予想落札価格は約6億4500万〜10億3200万円と推定されている。

金沢21世紀美術館は2021年度に開催する事業を発表。特別展としては「日常のあわい」と「フェミニズムス / FEMINISMS」展を開催する。

2015年に25歳で夭逝した作家・中園孔⼆。その未発表の⼩作品約50点とドローイングブックを展⽰する展覧会「すべての⾯がこっちを向いている」が、六本木のANB Tokyoで開催される。会期は4⽉24⽇〜5⽉23⽇。

昨年7月から延期となっていた「『巨大映像で迫る五大絵師』-北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界-」展の開催が決定。新たに伊藤若冲の作品がラインナップに加わる。会期は7月16日〜9月9日。

東京・神楽坂のeitoeikoにて、ポップ・アイコンをモチーフとした作品や、風刺的な表現で知られる岡本光博が個展を開催。作家自身がかつて滞在していた「沖縄」をタイトルに据え、米軍基地問題などをテーマとした作品が展示された本展を、文化研究者の山本浩貴がレビューする。

新たなコマーシャルギャラリー「biscuit gallery(ビスケット・ギャラリー)」が3月12日、東京・渋谷にオープン。国内外の若手美術作家を広く取り扱う。

4月30日より公開される写真家・森山大道のドキュメンタリー映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』。この上映にあわせた展覧会「森山大道 写真展『衝撃的、たわむれ』写大ギャラリー森山大道アーカイヴより」が、東京工芸大学写大ギャラリーで開催される。

昨年開館予定だったが、新型コロナウイルスの影響で開館が延期されたハウザー&ワースの新アートセンター「ハウザー&ワース・メノルカ」が、7月17日にオープンすることが発表された。オープニング展ではマーク・ブラッドフォードの絵画や彫刻の新作を展示し、敷地内にはルイーズ・ブルジョワなどの屋外彫刻が展示される歩道も設置する。

第3回
急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。

香港のコレクターであるハラム・チョウが、アジアを代表する13人のアーティストやグループの作品を香港のヴィジュアル・カルチャー博物館「M+」に寄付。会田誠やChim↑Pom、鴻池朋子など8組の日本現代アーティストの作品も含まれている。

日本最初の建築運動とされる「分離派建築会」を再検証する展覧会「分離派建築会100年 建築は芸術か?」が、京都国立近代美術館で開催されている。なぜいま、分離派に焦点を当てるのか。本展を、キュレーターの檜山真有が論じる。