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2021.6.13

アニメセル画などに特化したオークションがアメリカで開催へ。『AKIRA』『となりのトトロ』なども

『AKIRA』『となりのトトロ』『鉄腕アトム』などのアニメセル画などが出品されるオークションが、6月25日〜27日にアメリカ・ダラスのオークションハウス「ヘリテージ・オークションズ」で開催される。

『AKIRA』のセル画
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 宮崎駿や手塚治虫によるセル画などが出品されるオークション「The Art of Anime and Everything Cool Auction」が、6月25日〜27日にアメリカ・ダラスのオークションハウス「ヘリテージ・オークションズ」で開催される。

 同セールには、アカデミー賞にノミネートされたアメリカの映画プロデューサー、マイク・グラッドが設立した「グラッド・アニメ・ミュージアム・コレクション」から928点の作品や資料が出品。アニメセル画やマンガ、関連資料、そしてアメリカのアニメ・マンガの関連作品などが含まれている。

『鉄腕アトム』のセル画

 すべての作品の入札は1ドルからスタート。オンラインでの入札はすでに始まっており、上述の期間中にはライブオークションが行われる。

 6月11日の時点で同セールのトップロットはチャールズ・シュルツ『ピーナッツ』の4コマ漫画で、入札価格は1万6500ドル。それに次ぎ、『となりのトトロ』と『魔女の宅急便』のセル画が、それぞれ1万3500ドルと1万2500ドルの入札価格となっている。

『となりのトトロ』のセル画
『魔女の宅急便』のセル画

 そのほか、『AKIRA』の金田がバイクに乗っているシーンのセル画や、『鉄腕アトム』のセル画やキャラクターシート、『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『もののけ姫』など宮崎駿の作品や、『セーラームーン』『攻殻機動隊』『ポケットモンスター』『ジェノサイバー』など大ヒットの作品のセル画も同セールのハイライトとなっている。

『AKIRA』のセル画

 今回のオークションについて同社のアニメーション・アート部門のディレクターであるジム・レンツは、「長編映画からテレビシリーズまで、象徴的なシーンやキャラクターが満載です」とコメントしている。

『もののけ姫』のセル画
『ジェノサイバー』のセル画