
映画『HOKUSAI』主演の柳楽優弥と田中泯が語る。ふたりで迫った葛飾北斎の素顔とは?
葛飾北斎(1760〜1849)の生涯を、若き北斎を柳楽優弥、晩年の北斎を田中泯というダブル主演で映画化した『HOKUSAI』が5月28日より全国公開される。役づくりのなかで北斎という人間がどのように浮かび上がったかについて、ショートインビューにて答えてもらった。

葛飾北斎(1760〜1849)の生涯を、若き北斎を柳楽優弥、晩年の北斎を田中泯というダブル主演で映画化した『HOKUSAI』が5月28日より全国公開される。役づくりのなかで北斎という人間がどのように浮かび上がったかについて、ショートインビューにて答えてもらった。

東日本大震災の翌年、水戸芸術館で「3.11とアーティスト:進行形の記録」展が開催された。そして今年、再び同テーマで企画された本展では、震災と、当時/現在の我々をつなぎ直すような作品群がみられた。この10年、震災に向き合う作家や作品表現にどんな変化が起きたのだろう。せんだいメディアテークで学芸員を務める清水建人が前展と比較しつつ、レビューする。

第3回
新型コロナウイルスのパンデミックによって大きな影響を受けるミュージアム。経済的な危機だけでなく、制度的な限界など、ミュージアムを取り巻く現状と課題について、国立美術館理事の経験を持つ文化政策研究者/同志社大学教授の太下義之が考察する。

オランジュリー美術館の館長を務めていたローランス・デ・カールがルーヴル美術館の新館長に任命された。1793年の開館以来、同館初の女性館長となる。

「あいちトリエンナーレ2019」のいち企画だった「表現の不自由展・その後」の再開運動を行っていた、「『表現の不自由展・その後』をつなげる愛知の会」が、名古屋市内で同展出品作の一部を再展示する。その意図とは?

世界的に知られる絵本『はらぺこあおむし』の作家であるエリック・カールが23日死去した。91歳だった。

新進気鋭の日本画家を表彰し展示する「第8回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展」が上野の森美術館で開催される. 会期は6月1日~6月6日。

6月5日、北京のオークションハウス・華藝國際(ホリーズ・オークション)が近代・現代美術イブニングセールを開催する。同オークションでハイライトとして出品されるのが、中華系フランス人の画家・常玉(サンユー)の絵画《Chevaus(群馬)》(1932)だ。サンユーが馬を描いた背景や同作の魅力を紹介する。

再延長論も浮上する緊急事態宣言で休業を余儀なくされている映画館。そんななか、映画製作配給大手4社からなる団体・一般社団法人日本映画製作者連盟が映画館の再開を要望する声明文を発表した。

第2回
新型コロナウイルスのパンデミックによって大きな影響を受けるミュージアム。経済的な危機だけでなく、制度的な限界など、ミュージアムを取り巻く現状と課題について、国立美術館理事の経験を持つ文化政策研究者/同志社大学教授の太下義之が考察する。

クラフトマンシップを顕彰するため、2016年にロエベ ファンデーションによって設立された「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」。その第4回の大賞と特別賞受賞者が発表された。

ドイツ・ベルリンの美術工芸博物館「マルティン・グロピウス・バウ」が、現在開催中の草間彌生の大規模個展をデジタルコンテンツとして公開した。美術館の歴史的なアトリウムに出現した巨大な没入型のインスタレーション新作《A Bouquet of Love I Saw in the Universe》(2021)をはじめ、本展の全作品約300点を3Dバーチャル・ウォークスルーで体験できる。

「あいちトリエンナーレ」の後継国際芸術祭として来年初開催される「あいち2022」。その主要会場が発表された。

第1回
新型コロナウイルスのパンデミックによって大きな影響を受けるミュージアム。経済的な危機だけでなく、制度的な限界など、ミュージアムを取り巻く現状と課題について、国立美術館理事の経験を持つ文化政策研究者/同志社大学教授の太下義之が考察する。

3度目の緊急事態宣言が10都道府県に発令されるなか、宣言の期限となる5月30日が迫っている。再延長論も取り沙汰されるなか、ミュージアムはどうなるのか?

フランス国内で約82万5000人の18歳の若者を対象に、様々な文化活動に使うための300ユーロ(約4万円)を提供するプログラム「Culture Pass」がスタートした。

映画美学校に言語表現コース「ことばの学校」が7月28日から開講。佐々木敦が主任講師を務め、さまざまなジャンルで活躍する講師を招く。

品川にある旧原美術館の解体は大きな衝撃を与えるものとなった。しかしこれに限らず。昨今では原宿駅や世田谷区庁舎、東京海上日動ビルなど、様々な名建築が解体またはその危機に瀕している。なぜこのような状況が起こっているのか、またどうすれば解体ではない道をたどれるのか。京都工芸繊維大学教授で近代建築史が専門の松隈洋に話を聞いた。

パリの新しい現代美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」が、今月22日にようやく開館した。安藤忠雄が手がけた文化遺産と現代美術が融合する空間で、現代アートコレクターのフランソワ・ピノーが世界から蒐集した1960年以降に制作された多様な作品に出会える。現在の所蔵約1万点からこけら落とし展のために厳選された作品をピックアップして現地からレポートする。

2021年4月1日に千葉市美術館の新館長に就任した山梨絵美子。東京文化財研究所で30年以上にわたり近現代美術の研究に従事し副所長も務めた山梨は、千葉市美術館にどのようなビジョンを見出すのだろうか。