
鮮烈な亜熱帯の世界を描いた 日本画家・田中一村。 岡田美術館が収蔵作品を初公開
岡田美術館(神奈川県・箱根町)が、収蔵する田中一村の作品を初公開する特別展「初公開 田中一村の絵画 ―奄美を愛した孤高の画家―」を来年4月から開催。鹿児島県・奄美大島の自然が描かれた貴重な作品のほか、一村と関係の深い東山魁夷や伊藤若冲らの作品もあわせて展示される。

岡田美術館(神奈川県・箱根町)が、収蔵する田中一村の作品を初公開する特別展「初公開 田中一村の絵画 ―奄美を愛した孤高の画家―」を来年4月から開催。鹿児島県・奄美大島の自然が描かれた貴重な作品のほか、一村と関係の深い東山魁夷や伊藤若冲らの作品もあわせて展示される。

「具体美術協会」の会員として活動した画家、正延正俊の作品集出版記念展が大阪・アートコートギャラリーで開催される。会期は2018年1月9日〜2月3日。

第10回
2017年11月にコーポ北加賀屋と千鳥文化B棟で、京都市立芸術大学大学院彫刻専攻の学生11名による展覧会「集団_展示」が開催された。「集団」としての展示や作家性を問う本展を、イタリア人哲学者マリオ・ペルニオーラの思想とともに振り返る。

公募コンクール「FACE展」入選者の作品を紹介する「FACE展2018 損保ジャパン日本興亜美術賞展」が開催される。会期は2018年2月24日〜3月30日。

2018年2月に開催される「TPAM-国際舞台芸術ミーティング in 横浜」のプログラムの詳細が、公式サイトにて発表された。世界的に影響力のある舞台芸術プラットフォームとして、プロフェッショナルから一般客まで楽しめる多彩なパフォーマンスを予定している。

「ヴェネチア・ビエンナーレ2017」にジョージア館代表作家として参加した、ヴァジコ・チャッキアーニの日本初個展がSCAI THE BATHHOUSEで開催される。会期は2018年1月26日〜2月24日。

銀座 蔦屋書店がアーティストとのコラボレーション企画の第一弾として、山口晃のアーティストグッズの販売を開始。12月26日〜2018年1月25日まで、店内にて「YAMAGUCHI Akira(山口晃)×銀座 蔦屋書店」フェアも開催される。

栃木県立美術館で、栃木市ゆかりの版画家・彫刻家、鈴木賢二の没後30年を記念した回顧展が開催される。会期は2018年1月13日〜3月21日。

宗教団体Alephの元信者という異色の経歴を持つ画家・太久磨による個展「自画像としての植物」がクシノテラスで開催される。会期は2018年1月20日〜4月2日。

ニューヨークをはじめとする世界の都市を撮影した写真で知られるウィリアム・クラインの作品とともに、現在日本やアジアで活躍する写真家たちの作品を展示する「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−」が21_21 DESIGN SIGHTで開催される。会期は2018年2月23日〜6月10日。

「破壊から再生へ」をテーマに、1968年と現在のあいだ「1/2 Century later.」(あれから半世紀あるいはこれから半世紀)をひとつのモチーフにした個展を開催しているTHE EUGENE Studio。大規模なインスタレーションを中心に、新作を展示した本展をキュレーター・大坂紘一郎がレビューする。

銀座のメゾンエルメス フォーラムで12月22日からアーティスト・中谷芙二子と、その父で科学者の宇吉郎の展覧会の個展「グリーンランド」が開催される。本展で中谷が見せる父との対話とは?

第113回
毎年秋に別府で行われる芸術祭「in BEPPU」に西野達が招聘された。作家独自の方法で、市内の公共物を用いた作品を展開した本展を、椹木野衣がレビューする。

50〜70年代に日本やヨーロッパの前衛芸術運動で活躍した現代美術家、中島由夫の個展がKanzan Galleryで開催される。未発表のアッサンブラージュ作品を公開し、会期中にはパフォーマンスも行う。会期は2018年1月6日〜1月28日。

20世紀フランスの画家、オディロン・ルドンが描いた植物にスポットを当てた、世界で初めての展覧会「ルドン―秘密の花園」が開催される。会場は三菱一号館美術館で、会期は2018年2月8日~5月20日。

東京都およびアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)が、2020年に向けて展開している「東京文化プログラム」。2020年からの「Tokyo Tokyo FESTIVAL」に向けて、かつてない「企画公募」が行われる。この内容と狙いとは? アーツカウンシル東京機構長・三好勝則に話を聞いた。

アメリカのドナルド・トランプ大統領が就任から1年を迎える2018年1月20日、アーティストや文化機関が連帯するイベント「ART ACTION DAY」が開催されることになった。

数多くの展覧会が開催された2017年を数字で回顧。美術館・博物館で行われた展覧会の入場者数TOP10を紹介する。※対象展覧会は2017年1月1日〜11月30日の期間に開催されたもので、2016年から会期がまたいでいるものも含む。12月18日現在で回答がなかったもの、ウェブサイト公開不可のもの、入場者数を公表していないものは含まない。またジャンルは美術、あるいはそれに準ずるものに限る。

池田学が3年間をかけて制作した3×4メートルの大作絵画《誕生》を、超高精細画像で隅々まで鑑賞することのできるアプリ「Hi-Res ART: 池田学『誕生』のすべて」がリリースされる。

タイポグラフィによる作品制作で知られるローレンス・ウィナーが、TARO NASUで個展を開催。英語と日本語を用いた新作を発表する。会期は2018年1月13日〜2月10日。