フェルメールにゴッホにピカソ。 桑久保徹が6人の画家に捧げる究極のオマージュとは?

伝統的な油彩画の技法で心象風景を描く桑久保徹が、小山登美夫ギャラリーで個展「A Calendar for Painters Without Time Sense 1. 3. 4. 5. 7. 8」を開催。尊敬する画家の生涯をひとつのキャンバスに込めて描いた「カレンダーシリーズ」を発表する。会期は2018年1月20日〜2月17日。

NEWS / EXHIBITION

「検閲」に揺れた2017年。ニューヨークのアートシーンを振り返る

2017年1月のトランプ政権発足後、アメリカでは人種・文化・宗教・ジェンダーを巡る衝突がより顕在化し、異なる意見を受け入れる寛容さが急速に失われつつある。アートの世界では「検閲」というかたちで、この状況を目にすることが多くなった。本記事では、「検閲」という観点から、2017年ニューヨークで論議を呼んだ展示を振り返る。

INSIGHT

第28回

【今月の1冊】平成の「現代美術」を証言する『最後の場所 現代美術、真に歓喜に値するもの』

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年1月号の「今月の1冊」は、南嶌宏の著書『最後の場所 現代美術、真に歓喜に値するもの』を取り上げた。

SERIES / 今月の1冊

【ギャラリストに聞く】 スペース23℃ 榎倉充代

「もの派」の作家として知られる榎倉康二。その妻である榎倉充代が2000年に開廊した「スペース23℃」では、榎倉をはじめ、作家と生前交流のあったベテラン作家や、若手作家のグループまで、幅広い作品を紹介してきた。これまでの活動や現在について、榎倉充代に話を聞いた。

INTERVIEW

孤高のデザイナーの素顔に迫る。 映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』

2018年1月より公開される、ファッション・デザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンに密着した初のドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』。ドリスも参加した07年の展覧会「スキン+ボーンズ――1980年代以降の建築とファッション」(国立新美術館、東京)を担当した国立新美術館主任研究員・本橋弥生が、本作の魅力を語る。

INSIGHT