普遍的な美を一筋の線に込める。 サントミューゼ 上田市立美術館にて 篠田桃紅の展覧会が開催

105歳のいまもなお新たな表現に挑み続ける美術家・篠田桃紅は随筆家としても知られ、近年発行したエッセイなどを通して、作品のみならず思想やライフスタイルも注目を集めている。サントミューゼ 上田市立美術館で4月21日から7月22日まで開催される個展では、約90点の作品と資料を通して表現の変遷をたどる。

NEWS / PROMOTION

映画『ザ・スクエア』をキュレーター、精神科医、ドラァグクイーンが語り尽くす。代官山 蔦屋書店でイベント開催

第70回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した『ザ・スクエア』。同作の公開を前に、代官山 蔦屋書店で保坂健二朗、名越康文、ヴィヴィアン佐藤という異なるジャンルの第一人者を招いてのトークショーが、4月15日に開催される。

NEWS / HEADLINE

加山又造を現代の技で再解釈し、体験する。「Re 又造 MATAZO KAYAMA」展が恵比寿で開催

戦後日本美術界を代表する画家のひとり、加山又造。文化勲章を受章したほか、海外でも個展を多数開催するなど、国内外で高い評価を得てきた加山の作品と、その作品を現代のクリエイターたちが再解釈して様々な表現手法により提示する展覧会「Re 又造 MATAZO KAYAMA」が東京・恵比寿のEBiS303イベントホールで2018年4月11日から5月5日まで開催されている。

NEWS / EXHIBITION

第2回

桑久保徹連載2:A Calendar for Painters Without Time Sense

アーティスト・桑久保徹による連載の第2回。2018年1月、小山登美夫ギャラリー(東京)での個展で発表された「カレンダーシリーズ」は、桑久保が尊敬する画家の生涯をひとつのキャンバスに込めて描いたシリーズ。美術史の中にいる多くの作家から、桑久保の選んだピカソ、フェルメール、アンソール、セザンヌ、スーラ、ゴッホの6人を表現した。この連載では、その制作にいたった経緯や葛藤、各作家との対話で見えてきた感情、制作中のエピソードが織り込まれた個展のためのステートメントを、全8回にわたってお届けする。今回は、5月のセザンヌとの対面、そしていつの間にか去ってしまった夏の話。

美術館に約300匹のこいのぼり。 須藤玲子、アドリアン・ガルデール、齋藤精一による「こいのぼりなう!」が開催

国立新美術館の中でもっとも大きな展示室に、須藤玲子と、須藤が主宰するテキスタイルメーカー「布」のメンバーがデザインしたこいのぼり約300点が集結。コラボレーターとして展示デザイナーのアドリアン・ガルデール、そしてライゾマティクスの齋藤精一が参加し、5月28日まで開催される。

NEWS / EXHIBITION

新たな「ねじり方」のためのモニュメント。 小倉拓也が見た、「HYPER-CONCRETENESS ――フィクションと生活」展

心と身体、発達のリハビリテーション、病理をテーマに作品を手がけるアーティスト・大崎晴地が立ち上げた「《障害の家》プロジェクト」。その第2弾となる展示「HYPER-CONCRETENESS――フィクションと生活」が2018年3月に開催された。障害を持つ人の視点をくみ取り、「家」そのものが舞台となった本展に哲学者・小倉拓也が迫る。

REVIEW