ロエベ ファンデーションと、ロエベのクリエイティブ・ディレクターであるジョナサン・アンダーソンが2009年に立ち上げた「ロエベ クラフト プライズ」。
このアワードは工芸を認識する場をつくるとともに、未来の工芸の新しい道を切り拓く卓越した才能、芸術的ビジョン、革新的な技術を持つクリエイターを支援することを目指し、昨年度は86ヶ国から約1900人もの応募が集まった。また、日本からは桑田卓郎が特別賞を受賞したことも記憶に新しい。
今年も「ロエベ クラフト プライズ 2019」に向け、作品募集がスタート。伝統を進化させ、革新的であること、芸術的な指針を示していることなどの要項が提示され、大賞受賞作品には5万ユーロ(約657万円)の賞金が授与される。また、大賞受賞者およびファイナリストの作品は、2019年春に日本で開催する「ロエベ クラフト プライズ 2019」展で展示を行うとともに、カタログにも作品が掲載されるという。
応募締め切りは2018年10月31日。我こそはというアーティストは、応募の詳細を特設サイトでチェックしてほしい。