
中東初、現代美術のアートセンター「ジャミール・アートセンター」が11月に開館。オープニング展には塩田千春も参加
ドバイを拠点とする非営利組織「アート・ジャミール」が11月11日に「ジャミール・アートセンター」をオープン。その概要とオープニング展の内容が明らかになった。

ドバイを拠点とする非営利組織「アート・ジャミール」が11月11日に「ジャミール・アートセンター」をオープン。その概要とオープニング展の内容が明らかになった。

生涯にわたって画業を貫き、身近なものから人の顔、動物、都市、宇宙まで、様々なモチーフを描いた猪熊弦一郎。そんな猪熊がとりわけ好んでいたモチーフである馬と女性にフォーカスした展覧会「猪熊弦一郎展 馬と女性たち」が横浜・馬の博物館で開催される。会期は10月6日〜12月2日。

1970年に開催された第10回東京ビエンナーレ「人間と物質」。この美術史に名を残す国際展から半世紀となる2020年、まったく異なるかたちで東京ビエンナーレが構想されている。その内容とは?

東北芸術工科大学が主宰する「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018」が開催されている。「山のような」をテーマに展開される今年の見どころを紹介する。会期は9月24日まで。

純粋な水霧を用いた環境彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなどを手がけ、「霧のアーティスト」として世界的に知られる中谷芙二子。その日本初となる大規模個展が水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。会期は10月27日〜2019年1月20日。

フランスの代表的な現代美術ギャラリー・ペロタンが、パリ、香港、ニューヨーク、ソウル、東京に次ぐ支店を、9月20日に上海の外灘にオープン。総面積1200平米の支店は、ペロタンのアジアでの最大スペースとなっている。こけら落としの展覧会では、ベルギーのアーティスト、ウィム・デルボアによる上海での初個展が開催中だ。

2019年で開廊から100周年を迎える東京・銀座の資生堂ギャラリーが100周年記念プロジェクト「それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio」として2つの特別展を開催する。会期は第1弾が10月19日~12月26日、第2弾が2019年1月16日~3月17日。

2020年冬、3回目の開催を予定している札幌国際芸術祭。そのディレクターチームが明らかにされた。

9月24日までに終了する展覧会のなかから、とくに注目すべき展覧会3つをピックアップ。この機会をお見逃しなく。

美術家・佃弘樹の個展「199X」が、東京・渋谷のNANZUKAで開催されている。本展は、佃自身が青春期に影響を受けた映画、漫画、小説を通して触れた世紀末思想をもとに展開される。会期は9月29日まで。

ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校の第4期生によるグループ展シリーズがスタート。12月まで毎月、ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエでグループごとに企画展を開催する。その第1弾、グループAによる「オソレの品種改良」の会期は9月23日まで。

森美術館が3年に1度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会シリーズとして開催している「六本木クロッシング」。今回はサブタイトルを「つないでみる」として、対極・異質なものどうしを融合することや、本来備わっているつながりを可視化することを試みている約25組のアーティストが紹介される。会期は2019年2月9日~5月26日。

日仏双方の美術運動に多大な影響を与えた印象派。その風景を巡る「パリ地方とノルマンディー 小川康博 印象派を巡る旅2018夏」展が9月22日と23日に、「ツーリズムEXPOジャパン」フランスブースにて開催される。本展では、モネの《サン・ラザール駅》など、印象派の代表的作品の舞台となった風景を、小川康博が現代的な視点から撮影した写真作品を展示する。

カルチャーウェブメディア「CINRA.NET」が、多摩ニュータウンの旧小学校(現・デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ)を会場に開催する2日間限りのイベント「NEWTOWN」が今年も開催。アーティストの中島晴矢がキュレーションする展覧会「SURVIBIA!!」の内容が明らかになった。会期は11月10日、11日。

アーティスト活動で注目を集める香取慎吾の初個展「NAKAMA des ARTS」が、フランス・パリのカルーセル・デュ・ルーヴルで開幕した。会場では100点を超える絵画や立体作品が並ぶ。

日本を代表する写真家として知られる森山大道の個展「宇和島」が、東京・青山のAKIO NAGASAWA GALLERY AOYAMAで開催中。本展では、写真集『宇和島』の収録作品全点のオリジナルプリントおよび12年に撮影された未発表作品20点がインスタレーションとして公開されている。会期は11月17日まで。

ASAKUSAが、現代美術による知と権力への批判について考察する上映会「(それほどまでには)統治されないための芸術」を9月22日から24日まで開催。また、上映会と並行し、ジェイコルビ・サッターホワイトの個展「イロモノボンデージ」も24日まで開催している。

村上隆が、ガゴシアン香港にて11月10日まで開催中の個展「Change the Rule !」にて新作を発表。また、上海で開催される「ウエストバンド・アート&デザイン」(11月8日〜11日)のギャラリーブースでも作品を展示する。

アジアのアートシーンを牽引するリー・キットの個展「僕らはもっと繊細だった。」が、東京・品川の原美術館でスタートした。本展を開催するにあたって、同館で約2週間の滞在制作を行ったというリー。独特の建築空間と歴史を持つ同館で、どのような作品を展開するか注目が集まっている。その見どころをお届けする。

香川・丸亀の猪熊弦一郎現代美術館前の野外作品が12日に破損された問題に次いで、神戸・六甲山で開催中の「六甲ミーツ・アート芸術散歩2018」で、屋外に展示されている立体作品が破壊されたことがわかった。いずれも人為的な破壊と見られる。