いま見直したい、アジアのアヴァンギャルド。東京国立近代美術館で「アジアにめざめたら」が開催へ
アジア各地の現代美術の黎明期にあたる1960〜90年代にフォーカスした展覧会「アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960 -1990年代」が東京国立近代美術館にて開催される。10を超える国と地域から絵画から映像、パフォーマンスまで多様なアヴァンギャルド・アートが集まる本展は、東京を経て韓国とシンガポールへも巡回予定。会期は10月10日〜12月24日。
アジア各地の現代美術の黎明期にあたる1960〜90年代にフォーカスした展覧会「アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960 -1990年代」が東京国立近代美術館にて開催される。10を超える国と地域から絵画から映像、パフォーマンスまで多様なアヴァンギャルド・アートが集まる本展は、東京を経て韓国とシンガポールへも巡回予定。会期は10月10日〜12月24日。
世界各地を旅し、人類学や民俗学などの観点を取り入れたスタイルで写真を撮り続けている石川直樹の個展が北九州市立美術館分館で開催される。本展では、石川が2008年に撮影した北九州市内の写真も特別展示。会期は9月8日~ 11月4日。
日本の現代美術を牽引する作家、鴻池朋子の「狩猟採集」をテーマにした大規模個展「ハンターギャザラー」が秋田県立近代美術館で開催される。会期は2018年9月15日~11月25日。
都市の「死」をテーマにした展示「lab.3DeathLAB:死を民主化せよ」が、金沢21世紀美術館 デザインギャラリーにて開催されている。会期は7月7日~2019年3月24日。
ブリューゲル一族の画家たちが生み出した作品約100点を紹介する展覧会「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」が札幌芸術の森美術館で開催中。その多くが、通常見ることのできない貴重な個人コレクションのため、出展される作品のほとんどが北海道では初公開となる。会期は9月24日まで。
美術家・秋吉風人の個展「We meet only to part」が、東京・東神田のTARO NASUで開催される。本展は、秋吉の7年にわたるベルリンでの個人的体験を暗示しながら、「個人と個人」「個人と社会」の関係性を見出した新シリーズで構成されるもの。会期は8月31日〜9月29日。
日本を代表する現代美術家・森村泰昌の個展「YASUMASA MORIMURA: EGO OBSCURA」が、ニューヨークのジャパン・ソサエティーで開催される。本展では、森村が西洋美術史の絵画や歴史上の人物に扮するセルフポートレートシリーズに加え、初の長編映像作品《Ego Symposion》もアメリカで初公開。会期中には、最新の劇場型パフォーマンス作品も行われるという。会期は2018年10月12日〜2019年1月13日。
アーティストの榎忠(えのき・ちゅう)と柳幸典、建築業を行う職人集団「百島工房」がコラボレーション。昨年度より改修を進めてきた広島・百島(ももしま)内の空き家「乙 1731-GOEMON HOUSE」で展示を行う。特大の五右衛門風呂が公開される本展の会期は10月6日〜11月4日。
パリ・ルーヴル美術館ピラミッド内での特別展示(〜2019年1月14日)をはじめ、国内外で注目を集める名和晃平。シリーズ「LIQUID」(2003-)の最新作を中心とした新作展「Biomatrix」が東京・谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開催される。会期は10月10日〜12月8日。
2014年からスタートし、いまや夏の風物詩となっているポケモンのイベント「ピカチュウ大量発生チュウ!」が今年もスタートした。5年目となる今回は、メディア・アートとのコラボレーションが見どころのひとつとなっている。会期は8月16日まで。
村上隆やKAWSなど、アーティストとのコラボレーションを次々に展開しているユニクロ。その次のコラボ先がアメリカを代表する美術館のひとつ、ボストン美術館が所蔵する型紙コレクションとなることが明らかになった。このコラボレーションはどのように実現し、何を意味するのか? ユニクロの担当者と、来日したボストン美術館副館長のキャサリン・ゲッチェルに話を聞いた。
ミュージシャン、小説家、映画評論家など多彩な顔を持つアーティストの中原昌也。東京・新宿のSprout Curationでは初となる個展が8月9日から31日にわたって開催中だ。
伊勢型紙に焦点を当てた展覧会「亜空間として形成する 伊勢型紙・江戸小紋の世界 長坂常(建築家)×廣瀬雄一(江戸小紋職人)」が、東京・表参道のEYE OF GYREで開催されている。会期は8月26日まで。
日本現代詩をリードし続ける詩人・吉増剛造の個展「涯(ハ)テノ詩聲(ウタゴエ) 詩人 吉増剛造展」が、東京の渋谷区立松濤美術館でスタートした。その見どころをお届けする。
和歌山県立近代美術館と熊野古道なかへち美術館が協働し、サウンド・アーティストの鈴木昭男を2005年以来、13年ぶりに招聘。和歌山県立近代美術館では特集展示「鈴木昭男 音と場の探究」が開催されている。秋には、熊野古道なかへち美術館にて新作展「鈴木昭男 ― 内 在 ―」が開催される。会期は8月4日~10月21日(和歌山県立近代美術館)、10月6日~11月25日(熊野古道なかへち美術館)。
東京・新宿のユミコチバアソシエイツで毎年開催されている高松次郎展。今年は展覧会タイトルを「Between the Lines」と題し、高松の「線」にまつわる作品シリーズを、ソル・ルウィット、アグネス・マーティンの作品とともに展示するという。会期は8月25日〜9月21日。
鬱屈した青春を描いた寺山修司の問題作『書を捨てよ町へ出よう』が、ふたたび藤田貴大(マームとジプシー主宰)の演出によって上演される。本作が再演されるにあたって、主人公の「私」という難役に挑むのは、本作が初舞台となる注目の若手俳優・佐藤緋美。「私」と同じくして、現在18歳である佐藤がどのように「私」を演じるのか期待されている。上演期間は10月7日~21日。
著作『オリジナリティと反復』や、美術批評誌『オクトーバー』の編集などで知られるアメリカの批評家ロザリンド・クラウスの著作『独身者たち』(原題 "Bachelors", 1999)の日本語訳が刊行される。
KAAT 神奈川芸術劇場で毎年開催されているダンス・フェスティバル「KAAT DANCE SERIES」。数々のプログラムの中から、伊藤郁女と森山未來のクリエーション『Is it worth to save us?』の世界初演と、バレエ・ロレーヌによるトリプルビル(=3つの演目を一晩に上演する公演)をピックアップ。その見どころをお届けする。
新しい時代の中国美術を担う世代として、民主化が急速に進んだ中国においてシニカルでポリティカルな視点を持つアーティスト、チウ・ジージエの特別展が、「東アジア文化都市2018金沢」の一環として開催される。会期は9月8日~2019年3月3日。