
バンクシーを理解するための1冊。評伝『バンクシー 壁に隠れた男の正体』
作品を発表するたびに世間の話題をさらうバンクシー。その半生を描いた評伝の和訳『バンクシー 壁に隠れた男の正体』が刊行された。
作品を発表するたびに世間の話題をさらうバンクシー。その半生を描いた評伝の和訳『バンクシー 壁に隠れた男の正体』が刊行された。
2019年、「写真界のノーベル賞」とも言われるハッセルブラッド国際写真賞を受賞した写真家・森山大道。その新刊『沖縄 s49』は、森山が46年前の沖縄をモノクロームで写したものだ。
様々なファッション誌や広告の撮影に加えて、ときには映像監督としてアーティストのミュージックビデオを手がけるなど、多彩な活躍を見せる写真家の中野道。その中野が、自身初となる写真集『あかつき』を刊行した。日常のなかで光る、儚くも美しい命のつながりを表現した一冊だ。
東京・銀座の中央通りに面する「SHISEIDO THE STORE」。アーティストの作品を展示する1階ウィンドウギャラリーで、崔在銀による土のインスタレーションが展示されている(〜7月14日)。
愛知県の大村秀章知事は、次回の「あいちトリエンナーレ」について、その名称を仮称「新・国際芸術祭」とする方針を明らかにした。
三菱一号館美術館は、今年7月から開催予定だった「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」の会期を延期。新たな会期を2021年6月30日~9月12日と発表した。
6月も中盤となり、新型コロナウイルスの影響による臨時休館から再開する館も増えてきた。今週開幕、または再開した展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。
フランス政府が、ルーヴル美術館の西側にあるチュイルリー公園に奴隷制度の犠牲者を追悼する記念碑を設置することを発表した。9月1日までアーティストの公募を実施し、2021年秋には作品を完成させる予定だ。
チームラボは今年7月、福岡PayPayドーム隣に開業する新施設「BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)」内に、新たなミュージアム「teamLab Forest」をオープンさせることを発表した。
神奈川・箱根のポーラ美術館は、新たに収蔵したキュビスムの巨匠、フェルナン・レジェの《鏡を持つ女性》を「LÉGER&ART DÉCO 100年前の未来」展にて初公開した。
2018年に東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペースによって創設された「Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023」の公募がスタートした。受賞者には300万円の賞金や、海外での活動、東京都現代美術館での展覧会実施などを支援する。
2020年4月に東京都杉並区に開館した美術家トモトシの個人美術館。本美術館は名称を「トモ都市美術館」とし、現代都市における実験的な試みを実践・紹介するためにつくられた。現在は、プレオープニング展として「ヘルニア都市5」を開催中だ(〜6月15日)。
国立新美術館で開幕が延期されてきた「古典×現代 2020―時空を超える日本のアート」 が、事前予約制を導入したうえで、6月24日に開幕する。会期は8月24日まで。
アート・ディレクター、デザイナーとして多岐に渡る分野で新しい時代を切り開きつつ世界を舞台に活躍した石岡瑛子(1938〜2012)の、世界初となる大規模回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」が東京都現代美術館で開催される。会期は11月14日〜2021年2月14日。
文化政策、アートビジネスに関するコンサルティングを専門に行う一般社団法人芸術と創造が、日本人1万人を対象とした新型コロナに関する公的支援、あいちトリエンナーレ問題等に関する世論調査を実施。その結果を公表した。
新型コロナウイルスの影響で多くの文化施設が閉鎖されたことをきっかけに、芸術表現との出会いを生む方法を考え、実践する「プロジェクト・ル・ボスケ」がスタート。初めはコンビニのネットプリントを利用して、自宅で展覧会をつくる仕組みを提案する。
京都御苑の北に江戸時代初期から公家屋敷を構える和歌の家・冷泉家。鎌倉初期から伝わる古典籍や古文書、年中行事にまつわる道具類を約800年にわたって受け継いできた同家が、文化財保存のための土蔵を制作するクラウドファンディングを「THE KYOTO Crowdfunding」で開始した。
村上隆が「BLACK LIVES MATTER」を支援する作品をオンラインで販売。収益は非営利組織「Black Lives Matter」や「Color of Change」に寄付される。
ファッションレーベルPUGMENTの2020年秋冬コレクション「Never Lonely」が、東京・六本木complex665内のタカ・イシイギャラリーで展示されている(〜6月20日)。出身地を遠く離れて日本へやってきた古着を「移民」に見立てて制作されたコレクションピースに注目だ。
画家・鈴木星亜の個展「Surface 2014 - 2020」が、東京・神楽坂のMaki Fine Artsで開催されている。キャンバスの皺を利用しながら波紋を描いた絵画作品などに注目だ。会期は6月28日まで。