一般社団法人日本現代美術振興協会(APCA)が、第19回目となる現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2021」を大阪・中之島の大阪市中央公会堂で開催する。会期は7月18日〜20日。
ART OSAKAの前身である「Art in CASO」は2002年に大阪の海岸通ギャラリー・CASOで初開催され、08年には「ART OSAKA」と改称。以降、現代美術に特化したホテル型アートフェアとして毎年開催されてきた。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったものの、12月には特別企画「ART OSAKA WALL by APCA」として曽根崎の山川ビルで開催された。
今回は会場を国指定重要文化財の大阪市中央公会堂とし、ART OSAKAとしては15年ぶりに、ホテルではない平場での開催となる。出展は大阪、京都、奈良といった関西圏を中心に、東京や愛知、石川のギャラリーも含めた46軒が参加。
なお、同様に中之島エリアにある堂島リバーフォーラムを舞台としたアートフェア「art stage OSAKA 2021」は、緊急事態宣言の影響で会期が5月から6月11日〜13日に開催を延期しており、予定通り開催されれば「ART OSAKA 2021」と続けてアートフェアが中之島で開催されることとなる。