文化庁、あいちトリエンナーレ2019の補助金を交付へ。7800万円から6600万円に減額
文化庁が不交付とした「あいちトリエンナーレ2019」への補助金に関し、減額して交付する方針となった。NHKが伝えた。
文化庁が不交付とした「あいちトリエンナーレ2019」への補助金に関し、減額して交付する方針となった。NHKが伝えた。
東京と京都の2拠点で、往復書簡によるリレーショナルな制作を行ってきたアーティストグループ「ぼくら」。ユーチューバーを参照(自称)し、友人同士の気兼ねない会話や雰囲気、そして制作プロセスを映像に収めるというユニークな作風に注目だ。現在、その個展「ぼくらとみんなは生きている 10 ~豚の旅ともいいきれない~」が、東京の四谷未確認スタジオで開催されている。残りの会期は3月27〜29日。
近年アジアやヨーロッパ、アメリカ各地で個展を開催し、注目を集めてきたチェン・ウェイ。現在、東京・六本木のオオタファインアーツでは、日本では3年ぶりとなるチェンの個展「Night Falls」を開催している。会期は3月28日まで。
多様なメディアを用いながら、ユーモアと皮肉を交えたインスタレーション作品を手がける泉太郎。現在、その個展「コンパクトストラクチャーの夜明け」が、東京・麻布十番のTake Ninagawaで開催されている。本展では、泉がこれまで撮り貯めてきた映像を用いた新作インスタレーションを見ることができる。会期は4月25日まで。
原美術館は、2020年の展覧会スケジュールの変更を発表。これに伴い、年内に予定されていた閉館もわずかに延長される。
金沢21世紀美術館は、2020年度の事業を発表。20年度は、「内藤礼 うつしあう創造」など3つの企画展を開催する(4月9日追記:金沢21世紀美術館は4月14日〜5月6日まで休館を発表)。
日本現代美術のなかで重要な位置を占める3人の作家、高松次郎、若林奮、李禹煥。彼らの版画作品に注目し、考察する展覧会が世田谷美術館で開催される。会期は2020年4月18日~6月7日(4月11日追記:本展は開催中止となった)。
綿密なリサーチをもとに映像や写真、インスタレーションなど多岐にわたるメディアを用いて制作を行う竹内公太。その個展「盲目の爆弾+」が、水戸のARTS ISOZAKIで開催される。会期は4月17日〜6月27日。
2019年10月、京都・嵐山に開館した福田美術館。ここで3月28日より「若冲誕生~葛藤の向こうがわ~」展が開催。本展では、新たに発見された若冲最初期の彩色画《蕪に双鶏図》など初公開作品が多数展示される。(5月20日追記:5月23日より再開)
4月4日に開館予定の京都市京セラ美術館。核となる本館・新館の展覧会だけではない注目ポイントをまとめて紹介する。
創建100年を迎える明治神宮が、2020年に明治神宮(内苑・外苑)で様々な展覧会やイベントを開催する「神宮の杜芸術祝祭」が開幕した。そのメインイベントのひとつとなる屋外彫刻展「天空海闊(てんくうかいかつ)」では、明治神宮の広大な人工林「神宮の社」を舞台に、名和晃平、船井美佐、松山智一、三沢厚彦が彫刻を展示する。彫刻展の会期は2020年3月20日〜12月13日。
美術館や博物館の休館や、アートフェア・アートオークションの開催中止や延期など、経済面においても世界のアート業界に大きな影響を与えている新型コロナウイルス。各国ではどのような公共支援が実施されているのかを参照しながら、今後日本ではどのように公的機関が支援をしていくべきなのか。Arts and Lawファウンダーで文化政策実務家・研究者の作田知樹に話を聞いた。
3月13日の開幕を予定しながら、新型コロナウイルスの影響により開催が中止となった東京国立博物館の「法隆寺金堂壁画と百済観音」。およそ1300年前に法隆寺の金堂に描かれた仏教壁画。1949年の火災により焼損したこの壁画の威容を、模本を中心に現代に伝える展覧会だ。また国宝《観音菩薩立像(百済観音)》をはじめ、飛鳥時代の仏像も同時に紹介する。
終末的な風景をロマンチックに描くことで知られているアーティスト・猪瀬直哉。その最新の個展「Romantic Depression」が、5月9日まで東京銀座のTHE CLUBで開催されている。ロマン派や抽象絵画に影響を受けた猪瀬は本展で見せるものとは?
2017年から大規模改修を行ってきた京都市美術館が、京都市京セラ美術館としてついに開館を迎える。こけら落とし展の様子とともに、その内部をレポートする。
昨年一年で優れた作品を発表した新人写真家に贈られる「木村伊兵衛写真賞」の第45回受賞者が片山真理、横田大輔に決定した。受賞作品展は2020年4月21日〜5月2日に東京、5月14日〜5月20日に大阪で開催予定。
京都市京セラ美術館として開館を控える「京都市美術館本館」が、国の登録有形文化財に登録される見通しとなった。
新型コロナウイルスの影響により、国内外でアートフェアが相次いで中止や延期を発表。この状況を受けてアートECサイト「OIL by 美術手帖」が、3月20日よりウェブ上で作品の閲覧と購入ができる「オンライン・ビューイング」を開催する。
これまで2回にわたり、杉本博司の企画・構成で日本美術を紹介する展覧会を行ってきた京都の細見美術館。ここで、「表具」をテーマとした3回目の展覧会「飄々表具―杉本博司の表具表現世界―」が開催される。会期は2020年4月4日〜9月6日
新型コロナウイルスの影響を受けて開催中止となった香港のアートフェア「アートセントラル2020」が3月18日より、「Artsy」と連携してオンラインカタログを公開した。フェアに出展を予定していた約65のギャラリーは、オンラインで作品を展示・販売する。