ギャラリーが直面する新型コロナウイルスによる損失。その実状となすべきアクションとは?
世界的な新型コロナウイルスの流行は、アート・マーケットにも大きな経済的損失をもたらしている。マーケットに作品を供給するギャラリーはこの状況をどのようにとらえ、対応をしていくのか。NUKAGA GALLERY、KOTARO NUKAGA等の代表を務める額賀古太郎と、MAHO KUBOTA GALLERY代表の久保田真帆に話を聞いた。
世界的な新型コロナウイルスの流行は、アート・マーケットにも大きな経済的損失をもたらしている。マーケットに作品を供給するギャラリーはこの状況をどのようにとらえ、対応をしていくのか。NUKAGA GALLERY、KOTARO NUKAGA等の代表を務める額賀古太郎と、MAHO KUBOTA GALLERY代表の久保田真帆に話を聞いた。
世界でもっとも過酷な新型コロナウイルスの感染地となっているニューヨーク。ここで、96人の写真家たちが病院を支援するためのチャリティ「Pictures For Elmhurst」をスタートさせた。
デザイナーの吉岡徳仁が新型コロナによる医療物資の世界的不足を受けてフェイスシールドを考案した。誰もが無料でテンプレートをダウンロードして制作することができる。
新型コロナウイルス感染症危機の影響で、銀座蔦屋書店のギャラリー・THE CLUBが救済基金「COVID 19 Relief Fund」を立ち上げた。猪瀬直哉やコア・ポア、ジャッキー・サコッチオなど7人のアーティストが今回のプロジェクトのために制作した作品の販売による収益は、新型コロナウイルス感染症への医療援助活動などを行う「国境なき医師団」(MSF)に寄付されるという。
新型コロナウイルスの影響で全国のミニシアターが深刻な打撃を受けるなか、それを救済しようと「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」がスタートした。1億円の調達を目標としている。
今年7月に第7回の開催を迎える予定の「ヨコハマトリエンナーレ2020」が参加アーティストを追加発表。また、アーティスティック・ディレクターのラクス・メディア・コレクティヴや、企画統括の木村絵理子によるコメントも発表された。
独自の手法で創作を続ける岡田美佳、澤田隆司、清水政直、似里力、蛇目の5人のアーティスト。各作家の作品を、写真家・齋藤陽道が撮影した生活や制作現場の写真とともに展示する展覧会「フィールド⇔ワーク展」が、渋谷公園通りギャラリーで開催される。開幕は5月6日以降を予定しており、会期は7月5日まで。
ニューヨーク市観光局は、市内の文化関連施設やアトラクションをオンラインで仮想体験するためのウェブサイト「バーチャル NYC」を開設。同サイトでは、美術館やギャラリーのコンテンツも紹介されている。
オランダのファン・ゴッホ美術館がゴッホ作品の塗り絵を無料で公開中。ダウンロードして楽しもう。
「あいちトリエンナーレ2019」の一企画だった「表現の不自由展・その後」に出品され、大きな物議を醸した大浦信行の《遠近を 抱えて partⅡ》。その引用元となった映画《遠近を抱えた女》の、有料配信がスタートした。
キュレーションや執筆も手がけるアーティストの布施琳太郎と詩人・水沢なおの2人展「隔離式濃厚接触室」が、ウェブ上で4月30日から24時間のあいだ開催。ひとりずつしかアクセスできないウェブページを会場とする試みだ。
新型コロナウイルスの影響で臨時休館中のパリのポンピドゥー・センターが、毎週水曜日に所蔵する映像作品を週替りで公開。また、子供向けのビデオ鑑賞やポップ・アートを学ぶなどオンラインプログラムも行っている。
日本文化政策学会と文化経済学会<日本>の会員有志による「文化領域における新型コロナウイルス感染拡大対応提言 WG(ワーキング・グループ)」は、文化庁に対して「文化領域における新型コロナウイルス感染症拡大に対する政策メニュー(緊急提言)」を提出した。
総合ディレクターが辞任し、緊急声明を発表した「ひろしまトリエンナーレ2020」が、中止となることが発表された。
新型コロナウイルスの拡散防止のため、アメリカ人アーティスト、ダニエル・アーシャムとポケモンによるコラボレーションプロジェクト「Daniel Arsham × Pokémon」の始動を中止・延期することが発表された。
北京の798芸術区にある私設美術館「木木美術館」(M WOODS)が、任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」でバーチャル美術館をオープン。デイヴィッド・ホックニーやアンディ・ウォーホルなど、同館で開催された過去の展覧会を再現している。
世界中に複数のスペースを持っているメガギャラリー「ペース」の社長兼CEOであるマーク・グリムシャーが、新型コロナウイルスに感染していたことがわかった。
今年5月に開催予定だった「六本木アートナイト2020」の開催中止が発表された。
今年初の開催を予定している「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」で、総合ディレクターの中尾浩治が辞任。緊急声明を発表した。
新型コロナウイルスの影響が深刻化するアメリカで、国内にある7つの助成団体が団結。「Artist Relief」を結成し、アーティスト支援に乗り出した。