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都市の廃材を通して音を奏でる。サウンドアーティスト・田中堅大の個展がSta.で開催中

都市空間で起こる様々な現象を、音楽やサウンドアートに応用する田中堅大。現在、その個展「Urban Reminiscence──Sound, Object, and Rhythm」が、東京・渋谷のギャラリーSta.で行われている(〜7月12日)。本展は、都市に流れるリズムを浮き彫りにし、オブジェクトが持つ記憶を回想する試みだ。

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化粧文化に関する浮世絵と古典籍300点をオンライン公開へ。ポーラ文化研究所が2021年にローンチ

1976年、化粧を学術的に探求することを目的に設立されたポーラ文化研究所。同研究所に所蔵される化粧や髪型、装いなどに関する資料をオンラインで公開するプログラムが、2021年春にローンチされる。国文学研究資料館と協力して実現する同プログラムでは、江戸時代を中心とした約300点の古典籍と浮世絵が同資料館によって運営される古典籍ポータルサイト「新日本古典籍総合データベース」で公開される。

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ペロタン東京にブックストア&イベントスペース「PERROTIN 106」がオープン。カテランのバナナTシャツなど限定商品を販売

フランス・パリを本拠地に、世界中にギャラリーを展開するペロタン。2017年より東京・六本木にもペロタン東京を構え、多くの展覧会を実施してきた同ギャラリーが、ブックストア&イベントスペース「PERROTIN 106」をピラミデビル内にオープンさせた。

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郵送された展示から作品を想像。原泉アートプロジェクトが「想像する展覧会〜原泉アートデイズ!2020 不完全性〜」を開催

静岡・掛川市の原泉地区で、2018年より現代アートを通して地域の魅力を再発掘する活動を続けてきた原泉アートプロジェクト。同プロジェクトが、郵送によって展示作品を想像させる新たな展覧会「想像する展覧会〜原泉アートデイズ!2020 不完全性〜」を開催する。

NEWS / EXHIBITION

青山悟、大小島真木、冨井大裕、流麻二果がコレクションを再構築。練馬区立美術館の開館35周年記念展に注目

練馬区立美術館が、開館35周年記念展「Re construction 再構築」を開催。青山悟、大小島真木、冨井大裕、流麻二果の4名が同館の所蔵作品を再解釈し、新たな視点を提案することを試みる。会期は7月8日〜8月2日(プレ展示、2階展示室のみ)、8月9日〜9月27日(本展示)。

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開化堂の茶筒100本が並ぶ。「SHOKUNIN」展が京都伝統産業ミュージアムで開催中

今年3月にリニューアルオープンした京都伝統産業ミュージアムで、開化堂・八木隆裕、中川木工芸・中川周士、朝日焼・松林豊斎による企画展「SHOKUNIN」が開催されている。本展は、ミラノサローネで4年前に開催された展覧会を再構成したもの。会期は8月2日まで。

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向井山朋子とゴッホの絵画が共演。オンライン・コンサート「Night at the Museum」がゴッホ美術館から配信

オランダ・アムステルダム在住のピアニストで美術家の向井山朋子とヴィンセント・ファン・ゴッホの絵画が共演するオンライン・コンサート「Night at the Museum」が7月12日、閉館後の夜のゴッホ美術館から配信。2005年にゴッホ美術館で初演された『ソニック・タペストリー』などの曲をファン・ゴッホの《ひまわり》の前で演奏する予定だ。

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リチャード・セラ、日本では約20年ぶりの個展。日本の美学から受けた影響を語る

アメリカを代表するアーティストのひとり、リチャード・セラ。その個展が青山のファーガス・マカフリー 東京で展示されている。本展では、新しいドローイングシリーズ「オリエント」を発表。作家の動作と素材の相互作用を視覚化し、素材の物理的性質を明らかにするものだ。会期は9月26日まで。

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