モンドリアンの史上最高額。40年ぶりに出品、71億円を記録
11月14日、サザビーズ・ニューヨークでふたつのイブニングセールが開催。ピート・モンドリアンの《Composition No. II》(1930)が近代美術イブニングセールで5100万ドル(約71億円)で落札され、アーティストのオークション記録を更新した。
11月14日、サザビーズ・ニューヨークでふたつのイブニングセールが開催。ピート・モンドリアンの《Composition No. II》(1930)が近代美術イブニングセールで5100万ドル(約71億円)で落札され、アーティストのオークション記録を更新した。
スイスの高級時計ブランド「ヴァシュロン・コンスタンタン」が、俵屋宗達の《風神雷神図》および日本の神話に着想を得て制作したユニークピース、「レ・キャビノティエ」の特別展示を銀座本店で開催する。会期は11月22日〜12月1日。
写実絵画のトップランナーとして注目される画家・諏訪敦。その制作における認識を問い直し、拡張することをテーマとした展覧会 諏訪敦「眼窩裏の火事」が東京の府中市美術館で開催される。会期は12月17日~ 2023年2月26日。
11月10日に第10回目の開催を迎えた、中国を代表するアートフェアのひとつ「ART021」が、開催2日目にして中止となった。「ゼロコロナ」政策を堅持する中国で、アートフェアや美術展を開催するリスクが高まりつつある。
2022 FIFAワールドカップの開催地として注目を集めているカタール。そのカルチャーシーンを紹介する記事の後編では、同国に点在している様々なパブリック・アートや、今後計画中の新たな美術館プロジェクトを取り上げつつ、同国をめぐる議論にも迫る。
この秋、世界を騒がせている環境活動団体による相次ぐ名画への攻撃。この事態に対し、世界唯一のグローバルな博物館組織である「ICOM(国際博物館会議)」が声明を発表した。
相次ぐ環境活動団体による名画への攻撃が、北欧ノルウェーでも発生した。舞台となったのはオスロにあるノルウェー国立美術館だ。
世界有数の石油や天然ガス資源に恵まれ、ここ数十年急成長を遂げたアラビア半島の国・カタール。年間莫大な予算を投じて開花させているそのカルチャーシーンを前後編にわけてレポート。前編では、過去十数年の成果を振り返る。
映像の技法を用いて、文化や政治に根付く課題に問いや批評を提示するオランダの現代アーティスト、ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ。その代表的な映像作品から新作までの6点を展示する個展「柔らかな舞台」が東京都現代美術館でスタートした。会期は2023年2月19日まで。
言葉や共通認識から生じる「ズレ」をテーマに、多様な作品を制作する美術家の中﨑透。美術館で初となる大規模な個展が、出身地で現在の制作拠点でもある水戸市の水戸芸術館現代美術ギャラリーで始まった。
イヴ・サンローランのファッション・アイコンであったベティ・カトルーに焦点をあてる展覧会「BETTY CATROUX - YVES SAINT LAURENT 唯一無二の女性展」が寺田倉庫で開催される。会期は11月19日〜12月11日。
日本を代表する建築家のひとりである藤森照信が長野で国内初の宿泊施設の建築を手がける。開業は2023年夏予定。
北部イタリアの都市ピアチェンツァ出身の貴族であり、1973年に自身のブランド「MANFREDI」を創設したジュリオ・マンフレディ。その最新作を日本で初公開する個展「ジュリオ・マンフレディ─見えない黄金」が、長崎県美術館で開催されている。
今週開幕/閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
禅宗美術を語るうえでは外せない名品が数多く現存している京都の東福寺。その東福寺の絵仏師・明兆による《五百羅漢図》の修復完成を記念した特別展「東福寺」が東京国立博物館と京都国立博物館で開催される。
今年6月以降、ヨーロッパ各国の有名美術館・博物館で、アート作品を標的とした環境活動家の抗議行動が相次いでいる。オーストラリア国立美術館でも11月8日、アンディ・ウォーホルの「キャンベル・スープ缶」シリーズが被害にあった。
11月9日にクリスティーズ・ニューヨークで行われた慈善家ポール・G・アレンのコレクションセールの第1部が、合計15億638万6000ドル(約2200億円)の売上高を記録。オークションに出品された個人コレクションとしては史上最高額となった。
東京大学山中俊治研究室が、山中俊治教授の退職に伴い、最終講義に代わる「最終展示」を行う。最終展示「未来の原画」展は、駒場リサーチキャンパスS棟にて、11月17日〜12月4日の会期で開催される。
サウジアラビアの首都・リヤドでアートフェスティバル「NOOR RIYADH 2022(ヌール・リヤド 2022)」が開幕した。発展著しいリヤド各所を舞台とするこの芸術祭。後編では砂漠や公園といった立地の、よりランドスケープを活かした作品を紹介するとともに、生まれたてのアートフェスティバルであるがゆえの課題や未来への展望について考察したい。
世界遺産として知られる京都の下鴨神社。ここを舞台に、ヴァン クリーフ&アーペルと華道家・片桐功敦がコラボレーションした展覧会「LIGHT OF FLOWERS 花と光」が開催中だ。会期は12月12日まで。