
円空の仏、約160体があべのハルカス美術館に集結。両面宿儺坐像や生涯伝える資料も
生涯に12万体の仏像を彫ると誓ったといわれている江戸時代の僧・円空。その初期から晩年までをたどる展覧会「 円空―旅して、彫って、祈って―」が、大阪のあべのハルカス美術館で始まった。会期は4月7日。

生涯に12万体の仏像を彫ると誓ったといわれている江戸時代の僧・円空。その初期から晩年までをたどる展覧会「 円空―旅して、彫って、祈って―」が、大阪のあべのハルカス美術館で始まった。会期は4月7日。

東京・町田市の「スヌーピーミュージアム」が、展示内容を拡充する大規模工事を完了し、2月1日にリニューアルオープンした。新たなミュージアムの内部をレポートでお伝えする。

織田信長の弟で、秀吉や家康にも仕えた大茶人・織田有楽斎。その人物像に迫る展覧会「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」が東京・六本木のサントリー美術館で始まった。会期は3月24日まで。

1月30日、文化庁が主催するシンポジウム「発見される日本から売り込む日本へ」が開催。都倉文化庁長官も登壇した。

東京・六本木のペロタン東京で、映像や絵画によって歴史の複雑性を照射するフランス出身のアーティスト、ローラン・グラッソの個展「ORCHID ISLAND」が開幕した。会期は2月24日まで。

アメリカ・ボストン近郊にあるウスター美術館の印象派コレクションを中心に、フランスで生まれた印象派がアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」が東京都美術館で始まった。会期は4月7日まで。

神戸市の横尾忠則現代美術館で「横尾忠則 ワーイ!★Y字路」がスタートした。数ある横尾作品のなかでも人気が高いシリーズのひとつである「Y字路」に特化した展覧会だ。会期は5月6日まで。

漢~清時代まで永青文庫に所蔵される100点を超える中国陶磁のコレクションは、およそ2000年にわたる中国のやきものの歴史をたどれるのが特徴とされる。その幅広い蒐集品を、「色」をテーマに紹介する展覧会が開催中だ。重要文化財3点を含む選りすぐりの優品たちは、初心者にも楽しく中国陶磁の魅力を伝えてくれる。

美術家・中﨑透の企画展「Ding-dong, ding-dong 〜Bells ringing at the bottom of the valley〜」が、東京・渋谷のSHIBUYA SKYでスタートした。会期は3月31日まで。

岩手・平泉の国宝・中尊寺金色堂。その建立900年を記念した展覧会、建立900年 特別展「中尊寺金色堂」が東京国立博物館で開幕した。会期は4月14日まで。

東京・上野の国立西洋美術館で21組の現代美術作家を招き、同館や同館コレクションについて考える初の試み「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開催される。会期は3月12日〜5月12日。

「札幌国際芸術祭2024」が札幌市内各所で開催。「LAST SNOW」をテーマに、「雪」を通じて「100年前」「現在」「100年後」について考える、真冬の雪国の芸術祭だ。

様々な場面で使用されてきた住友コレクションの漆芸品からその魅力を再発見する企画展「うるしとともに― くらしのなかの漆芸美」が東京・六本木の泉屋博古館東京で開幕した。会期は2月25日まで。

東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで、ガラス作家・山野アンダーソン陽子の作品を18人の画家の作品や、写真家による作品を交歓させ、ガラス作品の可能性を探る展覧会「ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家」が開幕した。会期は3月24日まで。

誰しも一度は名前を聞いたことがあるであろう芸術家・本阿弥光悦(ほんあみ・こうえつ、1558~1637)。その内面世界にせまる特別展「本阿弥光悦の大宇宙」が東京・上野の東京国立博物館で始まった。会期は3月10日まで。

災害時など、避難所で生活する人々のプライバシーを守るために建築家・坂茂が考案した「紙の間仕切りシステム(PPS)」。これをキャンバスに、ウクライナ難民の現状を伝える「『ペーパー・サンクチュアリ』- ウクライナ難民の現実と詩 - 坂 茂」が大分県立美術館1階のアトリウムで2月4日まで開催している。

アイウェアブランド「JINS」を展開するジンズホールディングスが東京・千代田区神田に新社屋を完成させ、その内部が公開された。

寺田倉庫が主催する現代美術のアワード「TERRADA ART AWARD 2023」。ファイナリストとして選出された金光男、冨安由真、原田裕規、村上慧、やんツーに授与する審査員賞が発表され、「ファイナリスト展」も始まった。

20世紀を代表する建築家のひとり、フランク・ロイド・ライト(1867〜1959)。その回顧展「帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」が、東京・汐留のパナソニック汐留美術館で開幕した。会期は3月10日まで。

言語・文化間で起こる齟齬や、オリジナルと複製の関係性、そこから生まれる権力構造をユーモラスを交えて表現してきた映像作家・荒木悠。その美術館での初個展「荒木悠 LONELY PLANETS」が十和田市現代美術館で3月31日まで開催されている。