異性装の歴史から問う、ジェンダーの未来。「装いの力ー異性装の日本史」が東京・渋谷の松濤美術館で開幕
衣服の力によって性を越境する試みである「異性装」。その系譜と表現をたどり、日本における異性装のこれまでとこれからを考える「装いの力ー異性装の日本史」が東京・渋谷区立松濤美術館で開幕した。会期は9月3日〜10月30日。
衣服の力によって性を越境する試みである「異性装」。その系譜と表現をたどり、日本における異性装のこれまでとこれからを考える「装いの力ー異性装の日本史」が東京・渋谷区立松濤美術館で開幕した。会期は9月3日〜10月30日。
東京藝術大学大学美術館で開催中の特別展「日本美術をひも解くー皇室、美の玉手箱」。その後期展示で伊藤若冲の傑作、国宝《動植綵絵》10幅の公開が始まった。会期は8月30日〜9月25日。
ペロタン東京では4年ぶりとなるダニエル・アーシャムの個展「31世紀の静物」が始まった。アイコニックな彫刻の新作に加え、その制作の原点ともいえる絵画やドローイングの新作も展示されている。会期は10月15日まで。
国立科学博物館で動物標本コレクションの企画展「WHO ARE WE 観察と発見の生物学」が開催中。会期は10月10日まで。
表現に携わる有志によって設立された「表現の現場調査団」が、団体の活動報告および現在進行中のジェンダーバランスについて調査を行った「ジェンダーバランス白書2022」を発表。8月24日に記者会見が行われ、美術、映画、音楽などの各表現の現場におけるジェンダーバランスの不均衡が明らかになった。
2017年にスタートした、宮城県石巻市を中心とする「アート」「音楽」「食」の総合芸術祭「Reborn-Art Festival」。その3回目となる「Reborn-Art Festival 2021-22」の後期が開幕を迎えた。多くの新作が揃う今回の見どころをまとめてお届けする。
巨大都市型ロックフェス「サマソニ」のライブ会場にて、文化庁による音楽とアートを融合させた分野横断的な取り組み「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」が8月20日・21日の2日間にわたり開催。その展示風景を一足先にレポートする。
ロラン・バルトと三島由紀夫がとらえた日本の「空虚」を前提にし、戦後の美術家たちと新たな世代の作家たちを対話させる展覧会「ヴォイド オブ ニッポン 77 展 -戦後美術史のある風景と反復進行-」が、GYRE GALLERYで開催されている。会期は9月25日まで。
目黒区美術館では開館35周年を記念し、その特色ある教材や資料のコレクションを紹介する展覧会「美術館はおもちゃ箱・道具箱」を開催している。会期は8月28日まで。
国内では17年ぶり、東京では初となる「もの派」の代表作家・李禹煥(リ・ウファン)の大規模回顧展が、国立新美術館で始まった。李が自ら展示構成を考案し、1960年代の最初期の作品から最新作までが紹介される本展の見どころをレポートする。
コレクターの桶⽥俊⼆・聖⼦夫妻が長年収集してきた現代美術コレクションを紹介する「OKETA COLLECTION」展の後期「YES YOU CAN −アートからみる生きる力−」が、東京・天王洲のWHAT MUSEUMで開幕した。その様子をレポートする。
宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵する皇室の珠玉の名品と、東京藝術大学のコレクションをともに展示する特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」が開幕。会期は9月25日まで。
3年1度に開催される日本最大規模の国際芸術祭「瀬戸内国際芸術祭」。8月5日から、同芸術祭の夏会期がスタートする。夏の新作のなかから作品をピックアップし、レポートで紹介する。
今年開館10周年の横尾忠則現代美術館で、「開館10周年記念展 横尾さんのパレット」が始まった。横尾忠則作品の特徴である鮮やかな色彩に着目し、約40年の画家活動を振り返る展覧会だ。
日本屈指の温泉地であり、個展形式の芸術祭「in BEPPU」開催地としても知られる別府。この市街地を会場に、塩田千春の個展「巡る記憶」が開幕した。会期は10月16日まで。
建築におけるデジタルプロセス、人とロボットとの協働、技術的・文化的相互作用を追求する展覧会「Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions」が、愛知・常滑市内の会場で開催中。その様子を関係者の言葉とともにレポートする。
「あいちトリエンナーレ」を前身とする新たな国際芸術祭「あいち2022」がいよいよ開幕を迎えた。現代美術展やパフォーミング・アーツなど5つのプログラムで総勢100組のアーティストが参加するこの大規模芸術祭。そのなかでも現代美術展にフォーカスし、とくに注目したい作品をピックアップしてご紹介する。
神奈川県の真鶴町立中川一政美術館が、特定非営利活動法人(以下、NPO法人)美術保存修復センター横浜の「画家の思い 継承を目指して−時を超えて伝える−絵画修復プロジェクト」を活用し、修復を終えた絵画を公開している。その修復過程を解き明かすトークの様子を、美術館の現況とともにレポートする。
日本の洋画史に重要な足跡を残した青木繁と坂本繁二郎。このふたりの画家の66年ぶりの二人展「生誕140年 ふたつの旅 青木繁×坂本繁二郎」が、東京・京橋のアーティゾン美術館で開幕した。会期は10月16日まで。
「表現の不自由展・その後」をめぐり大きく揺れた「あいちトリエンナーレ2019」から3年。新たな芸術祭として「あいち2022」がいよいよ開幕を迎えた。