ボルタンスキー作品を常設。命の尊さ、震災の記憶を次世代に伝える「南三陸 311 メモリアル」が開館
東日本大震災で被災した地元の人々の体験を伝えるとともに、防災・減災について自ら考えるきっかけを提供することを目的とした「南三陸 311 メモリアル」。その内部が開館に先駆けて公開された。
東日本大震災で被災した地元の人々の体験を伝えるとともに、防災・減災について自ら考えるきっかけを提供することを目的とした「南三陸 311 メモリアル」。その内部が開館に先駆けて公開された。
ポーラ美術館で開館20周年記念展「ピカソ 青の時代を超えて」が始まった。美術史に大きな足跡を残したパブロ・ピカソの「青の時代」を原点とし、その画業をとらえ直す大規模展だ。
ポーラ美術館がポーラ美術振興財団の助成を受けた作家を紹介する展覧会シリーズ「HIRAKU Project」。その第13回として、パリを拠点とするアーティスト・村上華子の個展「du désir de voir 写真の誕生」が開催されている。会期は2023年1月15日まで。
建築やインテリア、日用品からサイン計画まで幅広くデザインに携わり、2011年に60歳という若さでこの世を去ったデザイナー・宮城壮太郎。その回顧展「宮城壮太郎展──使えるもの、美しいもの」が世田谷美術館で行われている。
現在は弘前れんが倉庫美術館となった、青森県弘前市の吉井酒造煉瓦倉庫。ここで2000年代に3度にわたって開かれた奈良美智の展覧会を振り返り、未来へと継承する「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」が開幕した。
ポップ・アートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いたアンディ・ウォーホル(1928〜1987)。いまなお世界的な人気を誇るこのアーティストの大回顧展「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」展が、京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」で開幕を迎えた。
フィンランドを代表するライフスタイルブランド「イッタラ」。その日本初の大規模展覧会「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」が東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開幕した。会期は9月17日から11月10日。
杉本博司が展開する「本歌取り論」をテーマにした個展「杉本博司 本歌取り―日本文化の伝承と飛翔」が姫路市立美術館で開催。杉本作品の真髄を堪能できる展示だ。
3年ぶりの「六本木アートナイト」が9月17日〜19日の3日間にわたり開催される。数あるプログラムのなかから、とくに注目したいものをピックアップして紹介する。
次年度の作品募集を行わないことを発表した「文化庁メディア芸術祭」。その受賞作品展である「第25回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が、日本科学未来館をメイン会場として開幕した。
今春より4年ぶりに開催されている「道後オンセナート2022」。重要文化財である道後温泉本館が大竹伸朗による絵で覆われ、別館 飛鳥乃湯泉中庭には蜷川実花作品が敷き詰められるなど、道後温泉地区の街歩きがアートで彩られている。その様子をお届けする。
大正初年から昭和のはじめにかけて興盛した「新版画」。伊東深水、川瀬巴水、吉田博、橋口五葉をはじめとした代表的作家の作品とともに、その歴史を通覧する展覧会「新版画 進化系UKIYO-Eの美」が千葉市美術館で開幕した。
根津美術館の礎となった初代 根津嘉一郎(1860~1940)。コレクターとして一躍脚光を浴びるきっかけとなったのは蒔絵作品の購入だった。根津美術館で開催中の「蔵出し蒔絵コレクション」は、そんな嘉一郎が蒐集した蒔絵作品の粋をまとめて紹介する初めての機会だ。この展示から、蒔絵の魅惑的な世界を紐解く(会場および作品の撮影は報道用に許可を得たもの)。
神奈川県横浜市に、9月1日、神奈川県立図書館の新たな本館が誕生した。1954年に開館した神奈川県立図書館旧本館(前川國男設計・現 前川國男館)に敬意を払いながら、「未来の図書館の王道」を体現した公共図書館プロジェクトだ。
北海道・白老町で道内外15組のアーティストが参加する「ROOTS & ARTS SHIRAOI 2022-白老文化芸術共創-」が10月10日まで開催されている。白老の文化や伝承、人の営みといった「ルーツ」をリサーチし、多様な人々が関わり再発見、再編集、表現する新しい旅や地域のかたちを模索するプロジェクト。今年2回目の開催となる本芸術祭をレポートする。
90年代に社会現象を巻き起こした少女マンガの金字塔『美少女戦士セーラームーン』。その連載30周年を記念した大展覧会「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」の第2会期が9月10日に東京・六本木にある六本木ミュージアムで始まった。会期は11月6日まで。
今年3月にリニューアル・オープンした泉屋博古館東京。ここでリニューアル・オープン記念展のパート3「古美術逍遙 ― 東洋へのまなざし」が始まった。会期は10月23日まで。
日本におけるグラフィックデザインの黎明期を牽引したデザイナー・原弘(はら・ひろむ)。その制作姿勢の礎となった時代をたどる企画展「原弘と造型:1920年代の新興美術運動から」の後期展示が9月5日より武蔵野美術大学 美術館・図書館で始まった。会期は10月2日まで。
約250点もの近代の名作椅子が一堂に介し、貴重なコレクションに座ることもできる企画展「みんなの椅子 ムサビのデザインⅦ」。その後期展示が9月5日に武蔵野美術大学 美術館・図書館で始まった。会期は10月2日まで。
19世紀フランスを代表する画家として知られるエドゥアール・マネ(1832〜83)。その日本における受容の歴史について考察する意欲的な展覧会「日本の中のマネ―出会い、120年のイメージ」が、練馬区立美術館で始まった。会期は11月3日まで。