大切なのは「目を開くこと」。「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」で教育者としてのアルバースを知る
ジョセフ・アルバースの作品や授業風景、学生らの制作物を紹介し、アルバースの制作者、そして教師という両側面に迫る展覧会「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」が千葉・佐倉のDIC川村記念美術館でスタートした。
ジョセフ・アルバースの作品や授業風景、学生らの制作物を紹介し、アルバースの制作者、そして教師という両側面に迫る展覧会「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」が千葉・佐倉のDIC川村記念美術館でスタートした。
東京・銀座を象徴する歌舞伎座。そのタワー22階に、マイナビが「マイナビアートスクエア」をオープンさせた。こけら落としの展覧会「Happy Birthday」の様子とともにお届けする。
アーティストであり建築家としても活動する奈良祐希。淡路島にある空中禅道場「禅坊靖寧」で始まった個展「samādhi」は、作品と空間が見事に共鳴するものとなっている。
移り変わる今日の社会のなかでアートセンターに求められる役割を探求する企画「アートセンターをひらく」の第2弾が、水戸芸術館現代美術センターで始まった。本展の見どころをレポートする。
世界に誇る最古の物語『源氏物語』をはじめ、日本には物語を様々かたちで視覚化した美術がある。たんなる文章の挿絵にとどまらず、独立して屏風や掛軸、工芸品に展開され、日々の生活空間を彩ってきた「物語」に注目する企画展「物語る絵画」が根津美術館で開催中だ。「物語」の定義を広くとって紹介される作品は、ときにテーマを呼応させつつ、いにしえの人びとが物語の何に、どこに惹かれたのかを伝えてくれる。
ニューヨークを拠点に幅広い表現活動を続けている作家・荒木珠奈による初の回顧展「うえののそこから『はじまり、はじまり』荒木珠奈 展」が東京・上野の東京都美術館でスタートした。会期は10月9日まで。
抱き合う恋人やさまざまな動物を色彩あふれる幻想的な情景に描き、「愛の画家」といわれるシャガールの版画作品を紹介する展覧会「マルク・シャガール 版にしるした光の詩(うた) 神奈川県立近代美術館コレクションから」が世田谷美術館で開催中だ。年代も技法も異なる6つの版画集で追う空間は、シャガールのもうひとつの魅力とともに、版画芸術の多彩な愉しみを提示する。
東京都現代美術館で、日常のコミュニケーションにあふれている「共感」に着目しつつ、これを相対化する展示「あ、共感とかじゃなくて。」が始まった。会期は11月5日まで。
東京・表参道のエスパス ルイ·ヴィトン東京で、ウェールズ出身のアーティスト、ケリス・ウィン・エヴァンスによる個展が開幕。パリから来日した5作品が展覧されている。会期は2024年1月8日まで。
北京オリンピックのメインスタジアムとして建設されて「鳥の巣」のニックネームで知られる北京国家体育場から、ミッドセンチュリーに建てられた元火力発電所を大胆に改造したロンドンのテート・モダン、一度見たら忘れられないガラス張りに斜め格子模様の東京のプラダ青山店まで。世界中にその街のランドマークとなるような建物を創り続けるスイスの建築家ユニット、ヘルクォーツ&ド・ムーロン。彼らのエキシビションがロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで開催されている。
箱根のポーラ美術館で、同館13年ぶりとなる日本画の企画展「シン・ジャパニーズ・ペインティング 革新の日本画―横山大観、杉山寧から現代の作家まで」が幕を開けた。近代の「日本画」を牽引した画家たちからいまを生きる作家たちまでが揃う展覧会で、「日本画」を再考する。
現代を代表する画家のひとりイギリスの美術家、デイヴィッド・ホックニーの大規模個展「デイヴィッド・ホックニー展」が東京都現代美術館で開幕。会期は11月5日まで。会場の様子をレポートする。
パナソニック汐留美術館で重要無形文化財「彫金」保持者(人間国宝)・中川衛の仕事を紹介する「中川 衛 美しき金工とデザイン」展がスタートした。本展の見どころをレポートする。
ルース・S・ガネットが文を、義母のルース・C・ガネットが挿絵を手がけた、世界的に有名な物語シリーズ「エルマーのぼうけん」。その原画や資料を、物語の世界観を表現した空間とともに紹介する「エルマーのぼうけん」展が東京・立川のPLAY! MUSEUMでスタートした。
人間と「マテリアル」の関係性を「地球」という広大な文脈から読み解くことで、そのつながりを再発見することを試みる企画展「Material, or 」が東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTでスタートした。会期は11月5日まで。
フランスが誇る印象派など19世紀美術を収集・展示するオルセー美術館が、姉妹館のオランジュリー美術館と合同で、新たな方向性と事業に関する3ヶ年計画を発表。世界からの来場者を魅了し続けるために進める3つの大改装とは?
「人間を超越した『何か』」と表現者との関係性を軸に展開する、グループ展「顕神の夢—霊性の表現者 超越的なもののおとずれ」が足利市立美術館で開催中だ。放浪の仏師である円空から萬鉄五郎や村山槐多、宮沢賢治、草間彌生に横尾忠則に中園孔二まで、圧巻の見応えの展示は8月17日まで。
テートのコレクションから「光」をテーマに厳選された約120点の作品を紹介する展覧会「テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ」が国立新美術館で始まった。その見どころをテートの担当キュレーターの言葉とともに紹介する。
メディア・アーティストであり絵本作家の岩井俊雄が総合ディレクションを務めるプログラム「メディアアート・スタディーズ2023:眼と遊ぶ」が、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]でスタートした。会期は8月20日まで。
3年の月日と1300万ポンド(約23億8000万円)をかけての改装を終え、V&Aミュージアム・オブ・チャイルドフッドがヤングV&Aとして生まれ変わり、7月1日に再オープンした。紀元前2300年のシリアで使われていたとされるガラガラから現代のスポンジ・ボブやポケモンまで、収蔵品およそ2000点を展示しつつ、子供はもちろん大人も思い切り羽を伸ばして楽しめるユニークな場所となっている。