
「花鳥風月―水の情景・月の風景」(皇居三の丸尚蔵館)開幕レポート。水と月を技巧で見せる名品群
皇居東御苑内にある皇居三の丸尚蔵館で、水や月を表現した皇室伝来の収蔵品を紹介する「花鳥風月―水の情景・月の風景」が開幕した。会期は10月20日まで。

皇居東御苑内にある皇居三の丸尚蔵館で、水や月を表現した皇室伝来の収蔵品を紹介する「花鳥風月―水の情景・月の風景」が開幕した。会期は10月20日まで。

東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)で、静嘉堂として8年ぶりの茶道具展となる特別展「眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」が開幕した。会期は11月4日まで。

大英博物館で開催された「春画 日本美術の性とたのしみ (Shunga sex and pleasure in Japanese art)」展(2013~14年)を機に、日本でも初の本格的な春画展が永青文庫(東京)と細見美術館(京都)で開催されたのが2015~16年。以後、それまでタブーとされてきた春画は絵師たちの活動のひとつとして、少しずつではあるが他の浮世絵のジャンルと並んで展示されるようになってきた。国内展の嚆矢となった細見美術館では8年ぶりとなる「美しい春画」が開催中だ。 ※本稿では展示されている春画をそのまま掲載しています。閲覧にはご注意ください。

銀座メゾンエルメス フォーラムで「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」がスタートした。会期は2025年1月13日まで。本展は、東京国立博物館で開催中の展覧会(〜9月23日)との連携企画となっている。

千葉市美術館で、田中義久と飯田竜太によるアーティストデュオ・Nerholの美術館初となる個展「Nerhol 水平線を捲(めく)る」展がスタートした。会期は11月4日まで。

蔵王温泉と東北芸術工科大学を舞台に、第6回目の開催となる「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ 2024」が開幕した。会期は9月1日〜16日。会場の様子をレポートする。

アートセンターBUGで、たかくらかずきとBUGの共同企画展「キャラクター・マトリクス」がスタートした。会期は9月16日まで。参加作家はたかくらに加え、青山夢、影山紗和子、九鬼知也、谷村メイチンロマーナ、平山匠。

神戸・六甲山上を舞台にした現代アートの芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond」が8月24日に開幕した。その見どころをお届けする。

デイヴィッド・ホックニーの代表作である《マイ・ペアレンツ》と《衝立の上の絵を観ている》(原題:Looking at Pictures on a Screen)。その背景に描き込まれているピエロ・デラ・フランシェスカによる15世紀の作品《キリストの洗礼》を並べてみせる興味深いエキシビション「ホックニーとピエロ:ロンガー・ルック」がロンドンのナショナル・ギャラリーで開催中だ。

菅原道真を祀る太宰府天満宮の重要文化財「御本殿」。その124年ぶりの大改修のため、建築家・藤本壮介が手がけたのが3年間限定の「仮殿」だ。大きな存在感を放つ仮殿に込められた思いとは?

文化庁が千葉と大阪で行う、音楽とアートの融合を図るプロジェクト「MUSIC LOVES ART 2024 - MICUSRAT (マイクスラット) -」。ここでは大阪会場のハイライトをお届けする。会期は8月25日まで。

文化庁が千葉と大阪で行う、音楽とアートの融合を図るプロジェクト「MUSIC LOVES ART 2024 - MICUSRAT (マイクスラット) -」。ここでは千葉・海浜幕張周辺で開催中の千葉会場をレポートする。会期は8月25日まで。

8月7日、ロンドンのリバプール・ストリート駅に草間彌生の巨大な彫刻がお目見えした。力強い作品によって、周辺の風景ががらりと変わった。また緑あふれるケンジントン・ガーデンズでは《南瓜》の展示もスタート。この夏、草間作品がロンドンのパブリックアートを牽引している。

「霧のアーティスト」として知られる中谷芙二子が姫路市立美術館の庭園で12月1日まで展開している「《白い風景―原初の地球》霧の彫刻 #47769 SeriesII」。本作と 「ダムタイプ」のメンバー・高谷史郎とのコラボレーションが9月6日の夜間よりスタートする。一般公開に先立って行われた作品発表をレポートする。

グラフィティアーティストのバンクシーが、8月5日からロンドン市内で毎日1作品ずつを披露し続けて大きな話題となっている。それらが描かれる場所は市内全域に渡っており、高級住宅街からインダストリアルなエリアまで様々だ。果たして今回はどのような意図が秘められているのか。この間登場した作品を時系列で追う。

アートチーム・SIDE COREの大規模個展「SIDE CORE 展|コンクリート・プラネット」が、東京・外苑前のワタリウム美術館で開幕した。会期は12月8日まで。

ヘラルボニーが主催する国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」のグランプリを浅野春香《ヒョウカ》が受賞。受賞作品展が始まった。

彫刻の森美術館が開館55周年を記念して、今年3月に逝去した彫刻家・舟越桂の展覧会「舟越桂 森へ行く日」を開催している。舟越の遺志を継ぎ、日常の美しさや人間の存在を考察する本展をレポートする。

国立新美術館で、国際的にも高い評価を得る日本人アーティスト・田名網敬一の世界初となる大規模回顧展が始まった。会期は11月11日まで。

夏季オリンピックに沸くパリで、アスリートからアーティストになったマシュー・バーニーの久しぶりの個展を見ることができる。会場は1994年に初の長編映画『Cremaster 4』を共同制作し、翌年同名の展覧会を開催したカルティエ現代美術財団。フランス初公開のビデオインスタレーション《SECONDARY》と現地制作した「拘束のドローイング」シリーズ最新作に迫る。