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国立西洋美術館初の現代美術展示。「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」の概要とトークをレポート

東京・上野の国立西洋美術館で21組の現代美術作家を招き、同館や同館コレクションについて考える初の試み「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開催される。会期は3月12日〜5月12日。

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絵画と写真でガラスを再考する。東京オペラシティで見る「ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家」

東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで、ガラス作家・山野アンダーソン陽子の作品を18人の画家の作品や、写真家による作品を交歓させ、ガラス作品の可能性を探る展覧会「ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家」が開幕した。会期は3月24日まで。

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建築家・坂茂の紙管パーテーションが伝えるウクライナ難民の現状。「プライバシーは人権を守るために大切なもの」

災害時など、避難所で生活する人々のプライバシーを守るために建築家・坂茂が考案した「紙の間仕切りシステム(PPS)」。これをキャンバスに、ウクライナ難民の現状を伝える「『ペーパー・サンクチュアリ』- ウクライナ難民の現実と詩 - 坂 茂」が大分県立美術館1階のアトリウムで2月4日まで開催している。

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ファイバーアートとは何か? パイオニア・小林正和の初回顧展で見るその歴史と多様な展開

日本におけるファイバーアートのパイオニアである小林正和(1944〜2004)。その生誕80年・没後20年となる2024年に、初となる回顧展「開館60周年記念 小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ」が京都国立近代美術館で始まった。会期は3月10日まで。

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「Study:大阪関西国際芸術祭 Vol.3」が開幕。ストリートとアートの関係を再考する企画展も

2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)と同時開催を計画している「大阪関西国際芸術祭」。そのスタディとして開催されてきた「Study:大阪関西国際芸術祭」の第3弾が開幕した。会期は12月28日まで(船場エクセルビルでの展覧会『STREET3.0:ストリートはどこにあるのか』は1月末まで会期延長)

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映画『PERFECT DAYS』の主人公・平山(役所広司)が見る夢の世界をドナータ・ヴェンダースが映像化

写真家のドナータ・ヴェンダースが「木漏れ日」をテーマに映像作品を手がけ、夫で映画監督のヴィム・ヴェンダースが手がけた本日公開の映画『PERFECT DAYS』でも一部使用されている。会期を同じくして、映像作品12点を公開する個展が104GALERIEで開催中だ。

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ゴームリーが最新作を通して語りかけるもの。「アートの責任は考察と自己認識のチャンスを人々に与えること」

アントニー・ゴームリーのエキシビション「ボディ・ポリティック」が、ロンドン東部に位置する、コンテンポラリーアートのギャラリーとして名高いホワイトキューブ・バーモンジーで開かれている。長年のキャリアを通して、人体を探求し続ける彼の新たな作品5点をそれぞれ個別の空間で見せる興味深いものとなっている。会期は2024年1月28日まで。

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360度の巨大映像空間でダリ芸術の本質に迫る。角川武蔵野ミュージアムで没入型展覧会がスタート

20世紀を代表するアーティストのひとり、サルバドール・ダリの創作世界を360度に映し出される映像で楽しめる体験型展覧会「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」が、角川武蔵野ミュージアムで始まる。会期は12月20日〜2024年5月31日。

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国立工芸館で振り返る「東京国際版画ビエンナーレ展」。版画とグラフィックデザインの断層(ズレ)とは?

国立工芸館で、「東京国際版画ビエンナーレ展」の出品作品から、印刷領域における版画とグラフィックデザインの関係性に焦点を当てる企画展「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979」がスタートした。会期は2024年3月3日まで。

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