
国立西洋美術館初の現代美術展示。「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」の概要とトークをレポート
東京・上野の国立西洋美術館で21組の現代美術作家を招き、同館や同館コレクションについて考える初の試み「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開催される。会期は3月12日〜5月12日。
東京・上野の国立西洋美術館で21組の現代美術作家を招き、同館や同館コレクションについて考える初の試み「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開催される。会期は3月12日〜5月12日。
「札幌国際芸術祭2024」が札幌市内各所で開催。「LAST SNOW」をテーマに、「雪」を通じて「100年前」「現在」「100年後」について考える、真冬の雪国の芸術祭だ。
様々な場面で使用されてきた住友コレクションの漆芸品からその魅力を再発見する企画展「うるしとともに― くらしのなかの漆芸美」が東京・六本木の泉屋博古館東京で開幕した。会期は2月25日まで。
東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで、ガラス作家・山野アンダーソン陽子の作品を18人の画家の作品や、写真家による作品を交歓させ、ガラス作品の可能性を探る展覧会「ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家」が開幕した。会期は3月24日まで。
誰しも一度は名前を聞いたことがあるであろう芸術家・本阿弥光悦(ほんあみ・こうえつ、1558~1637)。その内面世界にせまる特別展「本阿弥光悦の大宇宙」が東京・上野の東京国立博物館で始まった。会期は3月10日まで。
災害時など、避難所で生活する人々のプライバシーを守るために建築家・坂茂が考案した「紙の間仕切りシステム(PPS)」。これをキャンバスに、ウクライナ難民の現状を伝える「『ペーパー・サンクチュアリ』- ウクライナ難民の現実と詩 - 坂 茂」が大分県立美術館1階のアトリウムで2月4日まで開催している。
アイウェアブランド「JINS」を展開するジンズホールディングスが東京・千代田区神田に新社屋を完成させ、その内部が公開された。
寺田倉庫が主催する現代美術のアワード「TERRADA ART AWARD 2023」。ファイナリストとして選出された金光男、冨安由真、原田裕規、村上慧、やんツーに授与する審査員賞が発表され、「ファイナリスト展」も始まった。
20世紀を代表する建築家のひとり、フランク・ロイド・ライト(1867〜1959)。その回顧展「帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」が、東京・汐留のパナソニック汐留美術館で開幕した。会期は3月10日まで。
言語・文化間で起こる齟齬や、オリジナルと複製の関係性、そこから生まれる権力構造をユーモラスを交えて表現してきた映像作家・荒木悠。その美術館での初個展「荒木悠 LONELY PLANETS」が十和田市現代美術館で3月31日まで開催されている。
昨年11月にリニュアルオープンした皇居三の丸尚蔵館。その開館記念展の第2期として「近代皇室を彩る技と美」が始まっている。会期は3月3日まで。
旗本出身という異色の出自を持ち、上流階級の優美な世界観を錦絵や肉筆画に表した浮世絵師・鳥文斎栄之。その世界初となる大規模展が千葉市美術館で開幕した。会場の様子をレポートする。
日本におけるファイバーアートのパイオニアである小林正和(1944〜2004)。その生誕80年・没後20年となる2024年に、初となる回顧展「開館60周年記念 小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ」が京都国立近代美術館で始まった。会期は3月10日まで。
ギャラリーエークワッドで、日本とアメリカを行き来し、日本の建築文化をアメリカに伝えた建築家・吉村順三に焦点を当てた展覧会「建築家・吉村順三の眼 ーアメリカと日本ー」が開催中だ。会期は2024年3月28日まで。
2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)と同時開催を計画している「大阪関西国際芸術祭」。そのスタディとして開催されてきた「Study:大阪関西国際芸術祭」の第3弾が開幕した。会期は12月28日まで(船場エクセルビルでの展覧会『STREET3.0:ストリートはどこにあるのか』は1月末まで会期延長)
東京・原宿の明治神宮ミュージアムで、正倉院の宝物の模造品を研究成果とともに紹介する展覧会「正倉院宝物を受け継ぐ―明治天皇に始まる宝物模造の歴史」が開幕。会期は2024年2月25日まで。
写真家のドナータ・ヴェンダースが「木漏れ日」をテーマに映像作品を手がけ、夫で映画監督のヴィム・ヴェンダースが手がけた本日公開の映画『PERFECT DAYS』でも一部使用されている。会期を同じくして、映像作品12点を公開する個展が104GALERIEで開催中だ。
アントニー・ゴームリーのエキシビション「ボディ・ポリティック」が、ロンドン東部に位置する、コンテンポラリーアートのギャラリーとして名高いホワイトキューブ・バーモンジーで開かれている。長年のキャリアを通して、人体を探求し続ける彼の新たな作品5点をそれぞれ個別の空間で見せる興味深いものとなっている。会期は2024年1月28日まで。
20世紀を代表するアーティストのひとり、サルバドール・ダリの創作世界を360度に映し出される映像で楽しめる体験型展覧会「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」が、角川武蔵野ミュージアムで始まる。会期は12月20日〜2024年5月31日。
国立工芸館で、「東京国際版画ビエンナーレ展」の出品作品から、印刷領域における版画とグラフィックデザインの関係性に焦点を当てる企画展「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979」がスタートした。会期は2024年3月3日まで。