建築のあいだで過ごす「ガーデンカフェ」
レストランの前に広がるのが、同日オープンする「ガーデンカフェ」だ。こちらはテラス席とテイクアウトを中心とした、よりカジュアルな位置づけ。公式には「光や風、人々の気配が緩やかに交差するカフェ」とされており、トリュフ風味のフライドポテトやソフトクリームなどの軽食に加え、スパークリングワインなども提供される。

東京国立博物館の魅力のひとつは、ひとつの巨大な建物のなかですべてが完結するのではなく、展示館から展示館へと屋外を歩きながら巡ることにある。本館から東洋館へ、あるいは法隆寺宝物館へ。建物の外に出るたびに視界が開け、上野公園の緑や建築の外観が目に入る。
そう考えると、この屋外のカフェはたんなる休憩所というより、異なる展示館をつなぐ「間」のような役割を担うことになるのかもしれない。




















