• HOME
  • MAGAZINE
  • INSIGHT
  • 2026年下半期に開館する、世界の注目美術館・アート施設8選

2026年下半期に開館する、世界の注目美術館・アート施設8選

2026年下半期、世界各地に新たなアートの拠点が続々と誕生する。注目の美術館・アート施設をピックアップして紹介する。※8月16日24時まで、すべての方に全文お読みいただけます。

グッゲンハイム・アブダビ © Courtesy of Guggenheim Abu Dhabi

ルーカス・ナラティブ・アート博物館(ロサンゼルス/9月22日)

 米ロサンゼルスのエクスポジション・パークに、ルーカス・ナラティブ・アート博物館(Lucas Museum of Narrative Art)が9月22日に開館する。

ルーカス・ナラティブ・アート博物館建設中の様子(2025年9月) © 2025 Lucas Museum of Narrative Art. Photo courtesy of Hathaway Dinwiddie. Photo by Pedro Ramirez. All rights reserved.

 映画監督ジョージ・ルーカスとメロディ・ホブソンが共同設立した同館は、イメージを通じて物語を伝える「ナラティブ・アート」に焦点を当てる新たな文化施設だ。建築はMADアーキテクツの馬岩松(マー・ヤンソン)、庭園はスタジオMLAのミア・レーラーが設計。35のギャラリー、約9300平米の展示空間を備え、ルーカスが50年以上にわたり収集してきた4万点以上のコレクションを収蔵する。

 開館時には30以上のギャラリーに1200点以上を展示。古代の神々を表した彫刻やルネサンス絵画から、写真、イラストレーション、マンガ、映画まで、時代やジャンルを横断して「物語る美術」の歴史をたどる。ノーマン・ロックウェル、ディエゴ・リベラ、フリーダ・カーロらの作品に加え、映画の衣装や小道具なども紹介される。

住所:One Lucas Plaza, Los Angeles, CA 90037, USA

Fotografiska Shenzhen(深圳/10月1日)

 写真と現代のイメージ文化に特化したスウェーデン発の美術館「Fotografiska(フォトグラフィスカ)」が10月1日、中国で2館目となる「Fotografiska Shenzhen」を深圳湾に開館する。

「Fotografiska Shenzhen」の外観 Courtesy of Fotografiska Shenzhen

 ストックホルム、タリン、ベルリン、上海に続く世界5拠点目で、深圳湾MIXCとのパートナーシップにより設立。約5300平米の館内には4つの展示スペースに加え、高さ12メートルの大型作品展示空間、イベントスペース、レストラン、ショップなどを備え、写真、ビジュアルアート、現代のイメージ文化をめぐる展覧会を年間を通して展開する。建築はザ・オーバル・パートナーシップによる建物をベースに、上海館に続きAIMアーキテクチャーが空間設計を手がけた。

 開館時には4つの展覧会を開催。マウリツィオ・カテランとピエルパオロ・フェラーリによる「TOILETPAPER」の世界を紹介する「ToiletFotoPaperGrafiska」をはじめ、ミヒャエル・ナジャーの360度映像による没入型作品、北京を拠点とする史国威(シ・グオウェイ)の個展、写真とサステナビリティをテーマとする国際賞「Prix Pictet」の最終候補12名による「Storm」が並び、現代写真表現の多様な展開を提示する。

住所:Shenzhen Bay MIXC, Nanshan District, Shenzhen, China