東京・立川のPLAY! MUSEUMで、イラストレーター・安西水丸(1942〜2014)作品の魅力をその仕事から振り返る展覧会「イラストレーター 安西水丸展 ぼくのあそび I DRAW TO PLAY」が開幕した。会期は7月12日まで。本展のアートディレクションは土居裕彰(クレヴィス)が担当した。

安西は1970年代から、小説やマンガ、絵本、エッセイ、広告など、多方面で活躍し、没後もなお多くの人々を魅了し続けている。広告会社や出版社でデザインの仕事に携わりながら、雑誌『ガロ』に掲載したマンガ『青の時代』が高い評価を受けるなど、徐々に頭角を現した。独立後は、村上春樹をはじめとする作家の装丁や、『がたん ごとん がたん ごとん』(福音館書店、1987)などの絵本の創作・執筆など、いっそう活動の幅を広げていった。

本展は、2016年から各地を巡回した回顧展「イラストレーター 安西水丸展」にPLAY! MUSEUMならではの視点を新たに追加し、再始動させたものだ。「仕事」と「あそび」を行き来しながら続けた安西の創作スタイルに着目。会場では、描くことの原点であった「あそび」の感覚をたどりながら、その「全仕事」を印刷物、原画、版画、関連資料など500点以上の膨大な資料とともに紹介している。
































